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よしなしごと

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長めエッセイ。 日々思うことを、ちょっと立ち止まってつらつらと書きます。
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#子育て

小学生が2人いるということ

小学生が2人いるということ

この春、次女が小学生になった。

新天地ではあるが小学生ママ1年生ではないし、と油断していたら、これが結構、予想以上に負担だ。

我が家の現状我が家は、現在以下のような状況。

①次女が小学生になった
②長女が学童に入れていない
③母自身がフルリモートワーク@自宅である
④期間限定の滞在である

地味に効いてくるのが④で、知り合いがほぼ居ないために「友達と遊ぶ」「ママ友とちょっとお茶」みたいなイベ

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令和に娘を育てるということ

令和に娘を育てるということ

娘を2人産んだ。

女性の地位が低いことが改めて問題視され、改善の流れをはっきりと感じる昨今。

「令和にもなって」

けだし、便利な言葉である。
じゃんじゃん利用していきたい。

あまりものピンク私がはっきりとジェンダー問題を認識したのは、ピンク論争からだと思う。

ピンクは嫌いではない。マゼンタやフューシャピンクはむしろ大好き。ただ、ベビーピンクについては、嫌悪感というより反発心がある。

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あつ森が我が家にもたらした教育的効果についての考察

あつ森こと「あつまれどうぶつの森」が我が家にやってきたのは発売間もない3月中ば。Nintendo Switch本体と同時であった。新型コロナウイルスに対する危機感が高まり、フライングで春休みが始まっていた。

従来の人気に加えて、中国工場の閉鎖などでSwitchは入手困難が続いていた。いまもか。ゲームショップを覗いては空振りを繰り返す中、偶然夫の目の前で入荷するという僥倖が訪れる。

欲しいけど高

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フィーリング母の味

フィーリング母の味

いつか私も子どもたちから「おかーさん料理教えて」と言われる日が来るだろう。

Eテレの「キッチン戦隊クックルン」や、お料理の出てくる絵本が大好きな人たちは、いまでも隙あらば「お手伝いしたーい❤︎」と言ってくる。その日はそう遠くなさそうだ。

やりたい子とやらせたくない母

ただ、今のところ平日のお手伝いは丁重にお断りしている。料理中のキッチン侵入も原則禁止。夜のオペレーションは時間との勝負なので。

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かーさんのなんてことない1日

かーさんのなんてことない1日

目が覚めると2時だった。

珍しく、夫がもう寝ている。
長女は右に、二段ベッドの下段におさまっている。
次女は左に、いつも通り文字通り縦横無尽な自由すぎる寝相。足は夫の方を向いているので、私の危険度は低いと判断してそのまま放っておく。

前夜から今日も子どもたちと一緒に21時に寝落ちた。
もしかしたら私の方が先に寝ていたかもしれない。
最近こんなのばっか。

そして5〜6時間寝たくらいで一度目覚め

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「ずるい」という言葉

「ずるい」という言葉

子どもが言いやすい言葉、というものがある。

語感が良かったり、便利だったり、ちょっと大人っぽく感じたり。
一度覚えるととにかく多用する、そんな言葉。

その最たるものが「ずるい」だと思う。

「ねぇ、それズル!」
「○○ちゃんずるい!!」

長女も次女も、すぐ言う。
全然ずるいことをしていない相手にも、すぐ言う。

親としては、あまり濫用してほしくない言葉だ。
しかし、これの説明がものすごく難し

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