荒田影

20年以上ネットを徘徊する年季の入った素人。 創作のためではなく、長文感想置き場として…

荒田影

20年以上ネットを徘徊する年季の入った素人。 創作のためではなく、長文感想置き場としてnoteを使用してみる予定。使わないかもよ。

最近の記事

ゲーム感想(巡るダンジョン)

作品名:巡るダンジョン 制作:handMadeGames ジャンル:RPG 総合評価:B シナリオなし、キャラクターはランダム自動生成(手動で個別生成可)の3DダンジョンRPG。10層あるダンジョンで、アイテムを集めたりボスを倒したりするゲーム。 がんがんアイテムを手に入れて、どんどんキャラクターを成長させていくのを楽しむ系統で、自分の好きな分類のゲームだった。 シナリオがないため、キャラクターが育っていくのを楽しむのが主になるが、レベルキャップ200は少々早すぎるように

    • ゲーム感想(ユトレピアの伝説)

      作品名:ユトレピアの伝説 ※Ver.1.22 制作:k.imayui ジャンル:RPG 総合評価:B~B+ ……なんだろう、とても――とても不思議な作品だった。 王の命で目的もあいまいなまま旅立つ冒険者、何をすればいいのか、どこにいけばいいのか。魔王の存在すらあやふやなまま、ただ、旅を続けていく―― このゲームをプレイしようと思った理由は、自由度が気に入ったから。どこに行け、とは言われない。行ける場所には限りはあるが、少なくとも、それをしろとは言われない。プレイヤーが思う

      • ゲーム感想(さいきょー☆えんじぇる ザラキエル!)※R-18

        作品名:さいきょー☆えんじぇる ザラキエル! サークル:くじらぼ。 ジャンル:RPG 総合評価:B  教会の調査に訪れた天使ザラキエルは敗北し、凌辱され、その力を失ってしまう。力を取り戻し、聖女に報復するため、ザラキエルは浮き出た淫紋を抱えながら、再び教会に挑むのだった―― というのが冒頭ストーリー。タイトルとキャラ絵から生意気な小娘がひどい目にあうコメディ系の話かと思いきや、主人公ザラキエルは生意気っぽい言動をとることもあるが、とても良い娘。そしてシナリオは大真面目。副題

        • ゲーム感想(ブルーメリアの海月亭)※R-18

          作品名:ブルーメリアの海月亭 サークル:Laboratory ジャンル:シミュレーション 総合評価:C+~B- リーズはレストラン海月亭のウェイトレス。 ある日、店の権利が買収されて、大慌て。 権利を買い戻すために海月亭を繁盛させよう! というのが話の流れ。 ゲームとしては料理をセッティングし、後はランダムで訪れる客にランダムで料理が提供され、結果、収入を得る、といった出目の見えないスロット方式。 料理には色んな効果が設定してあり、組み合わせで収入が何倍にもなる。という、

        ゲーム感想(巡るダンジョン)

          ゲーム感想(ゴブリンの冒険者ハンティング)※R-18

          作品名:ゴブリンの冒険者ハンティング サークル:ケチャップ味のマヨネーズ ジャンル:RPG? 総合評価:A ゴブリンは借金をしてしまった。お金を稼いで借金を返そう! ――いや、マジでシナリオはこれだけ。これ以上の何もない。目的はシンプル。 だけど、すっごい楽しかった! 楽しさの要素が掴めない。でも楽しい。 あれをやれ、これをやれ、なんて指示は全くない。 ただただ、好きなようにお金を稼げばいい。 いや、ジャンルなんだろうこれ。 RPGって書いてあるけどRPGか? シミュレー

          ゲーム感想(ゴブリンの冒険者ハンティング)※R-18

          ゲーム感想(戦火の山賊)※R-18

          作品名:戦火の山賊 サークル:宇宙戦 ジャンル:RPG 総合評価:B− 敗戦の気配濃厚な国で、死刑囚として囚われていたドンは、刑を免れる方法として、悪魔と契約を交わし、敵国で山賊を率いて工作員となることを交換条件として提示され、これを受け入れる。村や町を襲いながら力を蓄え、騎士団と戦え! ――内容が完全にあっち系なので、とてもプレイする人を選ぶゲーム。主人公は悪行・非道をなし、それを省みることは一切ないため、抵抗があるなら手を出すべきではない。 この手のゲームとしては珍し

          ゲーム感想(戦火の山賊)※R-18

          ゲーム感想(迷宮の花)※R-18

          作品名:迷宮の花 サークル:Dry Parsley ジャンル:RPG 総合評価:B 3Dダンジョン系のRPG。 戦闘能力も何もない主人公は、Hをすると女の子の能力を一時的にあげることができるという力を頼りに、女性冒険者を募ってダンジョンを探索する――というのがゲームの流れ。 それ以上でも以下でもなく、印象としてはシンプルでスマート。 ただ、少しスマートにしすぎたかな、感はある。 戦闘はアクティブウェイトバトル。 行動順は敏捷度で決まり、順番がきたら一人ひとりが行動できると

          ゲーム感想(迷宮の花)※R-18

          映画感想(ゴジラ-1.0)

          作品名:ゴジラ -1.0 監督:山崎貴 総合評価:A さて、落ち着いたところでゴジラ-1.0の感想。 ゴジラ映画の‐1.0時系列ってことだが、他のシリーズ作品を観ていなくても、この映画単体で楽しめる作品だと思う。 ネットで見かけた、説明のくどさなどは一切感じなかった。 また、これもネットで見かけたゴジラの出番が少ない、ってのも、全く。 むしろ、ゴジラの存在を中心に、敷島がなぜそう思うに至ったかを丁寧に描いているため、心情に共感しやすい。 また、取り巻く登場人物も存在が自

          映画感想(ゴジラ-1.0)

          ゲーム感想(Sky And Earth)

          作品名:Sky And Earth 製作:まむ ジャンル:RPG 総合評価:B+~A- フリーゲームとして発表され、ランキングで高い評価を得た人気作。実際プレイしてみて、なるほどの評価だと思いました。 凄いと思ったのは、世界の構築。ゲームの時間軸である現在につながる、滅ぼされた過去の世界の歴史が綿密に組み上げてあり、おおよそ、そこに破綻が見られない。独自要素を含めた世界をこの量で組み上げた上でのシナリオ製作は、非常に感心しました。 システムとしてはオーソドックスなコマンド

          ゲーム感想(Sky And Earth)

          ゲーム感想(Fate/Samurai Remnant)

          作品名:Fate/Samurai Remnant メーカー:コーエーテクモゲームス ジャンル:アクションRPG 総合評価:B+~A- まず、最初にメーカーさんに感謝を。 Fateシリーズの世界に正面から向き合って、この作品を完成させてくれたこと、その事にタイプムーンの一ファンとして、謝辞を述べたい。 他のFateシリーズをプレイする中で、知ってはいたけれど見えていなかったことを体験できたような、よりFateの世界に深く触れることができたように思わせてくれる作品でした。 ここ

          ゲーム感想(Fate/Samurai Remnant)

          ゲーム感想(ASTLIBRA ~生きた証~ )

          作品名:ASTLIBRA ~生きた証~ 作者:KEIZO ジャンル:アクションRPG 総合評価:A+ 非常に楽しませてもらいました! アクションゲームとしての楽しさ、シナリオの楽しさ、どちらも非常に高いレベルでまとまっていて、プレイにのめり込みました! このゲームを開始して、まず驚いたのがシナリオの間の取り方。 容赦なく経過する時間、主人公自身の戸惑い、迷い。 オープニングでかなりの時間を取ってここを丁寧に描写しているので、後の物語にも重さが生まれているのだと感じます。

          ゲーム感想(ASTLIBRA ~生きた証~ )

          映画感想(シン・仮面ライダー)

          作品名:シン・仮面ライダー 監督:庵野秀明 総合評価:C- 書こうか書くまいか迷ったが、一応書く。 はっきり言って文句しかないが、ダメなものをダメと言っておかないと、誉め言葉の価値も薄くなるため、形にして残すことにする。 まず冒頭、本郷が廃屋で緑川に改造に至った説明を受けたあたりで「この作品は仮面ライダーの看板に甘えてる」と感じた。そしてその感覚は作品を最後までみて余計に強くなった。 あるべき感情の発露がないため会話に説得力はなく、初めて聞く単語の数々は理解不能であり、視

          映画感想(シン・仮面ライダー)

          ゲーム感想(MELTY BLOOD TYPE LUMINA)

          作品名:MELTY BLOOD TYPE LUMINA 製作:Project LUMINA ジャンル:格闘 総合評価:B- まず、自分は格闘ゲームに詳しいわけではなく、格闘部分の評価はできない。 この時点で格闘ゲームの評価をすることそのものが間違いではあろうが、格闘系ずぶの素人がこのゲームをやった時の感想ということでとらえてほしい。 また、このゲームは現在も追加がされているため、この評価は2022年12月17日時点でのもの、ということは念頭においてほしい。 MELTYBL

          ゲーム感想(MELTY BLOOD TYPE LUMINA)

          ゲーム感想(ロレーナと遺跡の国)※R-18

          作品名:ロレーナと遺跡の国 サークル:しめなわん ジャンル:アクション(R-18) 総合評価:S 過ぎ去った歴史を想いながら、遺跡を駆けるガンアクション。 アクション系を普段やらないため、自分はゲーム性などについては語れないが、音楽・グラフィック・世界観など、どれもレベルが高い。また、普段アクションをやらない自分でも、それなりにできるくらい操作がやりやすかった。カスタマイズも細かくでき、プレイ自体にストレスは少ない。 物語として、主人公周りのストーリーは単純なものである。

          ゲーム感想(ロレーナと遺跡の国)※R-18

          ゲーム感想(ざくざくアクターズ)

          作品名:ざくざくアクターズ ※Ver1.81 サークル:   (製作:はむすた氏) ジャンル:RPG 総合評価:S あああああああああああああ面白かったああああああああああああああああああ!! いや、プレイ終了したみたいな叫びをあげたがまだプレイ中ではある。 まだやりつくしていない部分があるためプレイは続行するが、シナリオ部分をクリアしたこと、これ以上のシナリオ更新はないであろうことから、この時点で感想を記す。 とはいえ、もはやフリゲではあまりにも有名な本作品、あれやこれ

          ゲーム感想(ざくざくアクターズ)

          ゲーム感想(月姫-A piece of blue glass moon-)※ツイッター再掲

          作品名:月姫-A piece of blue glass moon- サークル:TYPE-MOON ジャンル:ビジュアルノベル 総合評価:S 伝説の、と枕詞につけても遜色ない、タイプムーンのビジュアルノベルのリメイク。 過去にツイッターでプレイ後に色々ぶちまけた感想を拾いあげてきて再掲します。 呟きのつもりで書いた分のため、他と違って詳細への評価がちゃんとしてない上、いにしえに魂に刻まれた型月愛がおよそ20年の時を経て蘇り、ものすごく壊れ気味。 他の感想を過去から拾ってくる

          ゲーム感想(月姫-A piece of blue glass moon-)※ツイッター再掲