篠原郁哉 | ヴァイオリニスト

群馬県高崎市にて活動。ヴァイオリン教室を主宰。小規模音楽サロン「モーツァルトサロン」代…

篠原郁哉 | ヴァイオリニスト

群馬県高崎市にて活動。ヴァイオリン教室を主宰。小規模音楽サロン「モーツァルトサロン」代表。 ウィーンに留学し教育学(ヴァイオリン専攻)を最優秀で卒業。 https://applausmusic.com

記事一覧

音の情景

音には情景があります。 いや、間違えました。 音楽家は音に情景を染み込ませています。 場所、風景、人物、自然、動物、不自然、不条理、怒り、悲しみ、喜び、、、 音楽…

音を通して心を豊かに。

レッスンは楽器上達のためでもありますが、私のレッスンで最も大切なのは心を育てること。 楽器に対する取り組み方でその子の性格、行動、習慣がわかります。それらをまと…

持続可能な開発?
良いものは自然と持続される。
だからより良いものをみんなで生み出す。
それだけでいいはず。

音楽は安心を届ける?

先日のコンサートの終演後にお客様から頂いた言葉… なんだか今日はとても安心しました このお言葉は今まで10年以上演奏活動をしているが初めてかけて頂いた言葉です。 …

いつかは留学を…今行け

生徒との会話で高校生くらいになると必ず出てくる一言は… いつかは留学したいんです。 いつか行きたいと思うならすぐ行け。 といつも言っています。 私は高卒で留学を…

なぜヴァイオリンだ ep.1

よく聞かれる質問で、なぜヴァイオリンを選んだんですか?きっかけは?自分から習いたいって言ったんですか? と、聞かれますが残念ながらカッコいい答えではありません。 …

レッスンは間違えに来る場所

今日はレッスンのこと。 「間違えてはいけない」 「間違えは恥ずかしい」 と思っている子供たちが多いです。 これは大変残念なこと。 間違えることは学ぶ事 間違える事…

はじめまして。ウィーン留学やレッスンエピソードなど〜

ヴァイオリニストの篠原郁哉です。 日々音楽家、教育者、サロンオーナーとして感じる事や考えていることなど発信していこうと思います。 まずは簡単な自己紹介を… ヴァイ…

音の情景

音の情景

音には情景があります。
いや、間違えました。
音楽家は音に情景を染み込ませています。

場所、風景、人物、自然、動物、不自然、不条理、怒り、悲しみ、喜び、、、

音楽家はこういった情景を演奏する時に音に染み込ませます。
しかし、染み込ませる情景の元となる情報が少ないといつも情景が同じになってしまいます。

私は小学生の頃に映画音楽にハマりました。
初めて買ったCDは「バックドラフト」です笑
映画音

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音を通して心を豊かに。

音を通して心を豊かに。

レッスンは楽器上達のためでもありますが、私のレッスンで最も大切なのは心を育てること。

楽器に対する取り組み方でその子の性格、行動、習慣がわかります。それらをまとめて「心」と表現しています。
一人一人個性ある子供たちは考え方もそれぞれで、大人の想像や経験ではわからない部分があります。

学校での教育は集団行動の中での個性であり、家庭の中での個性もまた素直ではない部分があります。

そんな個性が個人

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持続可能な開発?
良いものは自然と持続される。
だからより良いものをみんなで生み出す。
それだけでいいはず。

音楽は安心を届ける?

音楽は安心を届ける?

先日のコンサートの終演後にお客様から頂いた言葉…

なんだか今日はとても安心しました

このお言葉は今まで10年以上演奏活動をしているが初めてかけて頂いた言葉です。

生演奏の場が新型コロナウィルスの影響で軒並み無くなりました。久しぶりのコンサートでのお客様の反応はコロナ前とは明らかに違いました。

音を心で聴いている

耳で聴いてるという反応とは違うんです。

そして終演後にいただいた言葉でその

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いつかは留学を…今行け

いつかは留学を…今行け

生徒との会話で高校生くらいになると必ず出てくる一言は…

いつかは留学したいんです。

いつか行きたいと思うならすぐ行け。
といつも言っています。

私は高卒で留学をしました。
正直キツイです。上手くいかずに帰国すれば自分の最終学歴は高卒です。

でも吸収力はその4年間で大きく変化すると思います。1番吸収する期間です。
留学したいと思うなら…すぐに行け!

不安があるのもわかる。
親はとりあえず大

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なぜヴァイオリンだ ep.1

なぜヴァイオリンだ ep.1

よく聞かれる質問で、なぜヴァイオリンを選んだんですか?きっかけは?自分から習いたいって言ったんですか?
と、聞かれますが残念ながらカッコいい答えではありません。

母が習いたかったから。
です。

母母はヴァイオリンにずっと憧れていたそうです。憧れすぎて短大ではマンドリンクラブに所属した!と熱く語っていましたが…要するにヴァイオリンが無かったのでせめて弦楽器がやりたかった。ということだそう。

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レッスンは間違えに来る場所

レッスンは間違えに来る場所

今日はレッスンのこと。

「間違えてはいけない」
「間違えは恥ずかしい」

と思っている子供たちが多いです。
これは大変残念なこと。

間違えることは学ぶ事

間違える事で学んでいくのが人間です
なぜこのような考え方になってしまっているのか……

家庭?ある生徒さんのご家庭はとっても熱心親御さんでレッスンに関する質問も度々あり、練習方法の相談もありました。
しかし、、実は子供自身が考えて練習してい

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はじめまして。ウィーン留学やレッスンエピソードなど〜

はじめまして。ウィーン留学やレッスンエピソードなど〜

ヴァイオリニストの篠原郁哉です。
日々音楽家、教育者、サロンオーナーとして感じる事や考えていることなど発信していこうと思います。
まずは簡単な自己紹介を…

ヴァイオリニスト6歳(年長)からヴァイオリンを習い始めました。ヴァイオリニストとしては遅いスタートですね。
9歳からジュニアオーケストラに入り、11歳で先輩が続々と退団したためコンマスになります。これがキッカケでヴァイオリンを辞められなくなり

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