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なぜヴァイオリンだ ep.1
よく聞かれる質問で、なぜヴァイオリンを選んだんですか?きっかけは?自分から習いたいって言ったんですか?
と、聞かれますが残念ながらカッコいい答えではありません。
母が習いたかったから。
です。
母
母はヴァイオリンにずっと憧れていたそうです。憧れすぎて短大ではマンドリンクラブに所属した!と熱く語っていましたが…要するにヴァイオリンが無かったのでせめて弦楽器がやりたかった。ということだそう。
そんな母が引越しを機会に、ヴァイオリン教室を探しだし、まずは…どんな先生なのか……様子をみよう…
あ、そうだ!!
息子
息子にまず習わせてみよう!
という作戦に出ました。まずターゲットは長男。当時小学校高学年の彼は一瞬で…
嫌だ
と、粉砕。
そして次男の私が次なるターゲット。
幼稚園の帰りによくわからないまま、体験レッスンへ……
その場で事件は起こる。
試しに楽器を弾かせてもらっている時に先生が…
先生)どう?楽しいでしょー??
習ってみたいー??
私)えー…ちょっと嫌だなー…
と答えた瞬間に…母の声が被さります
母)えー?やりたいのー??
楽しそうだもんね〜♪
この一言で私は逃げられない事を悟りました。
この瞬間の出来事は今でも脳裏に焼きついてます。
母は私が習い始めた半年後に本人も習い始めます。
ハマる
でも意外と人と違う事をするのが好きだった性質もあり、そこそこハマって練習してました。
毎日必ず30分
これが幼稚園の時のルールです。
耳が良かったのか、母にピアノやヴァイオリンでメロディを弾いてもらえば何となく弾けるという感じで何となく続けます。
最初は半年後に始めた母の方が一歩リードしていたようですが、数年経つと私の方が上達してしまいます。
ジュニアオーケストラ…の前に
ジュニアオーケストラはこれまた母が地元新聞の記事で募集を見つけ入団することに。
小学4年生になる頃でした。
の、前に…
私は運動も大好きです。
小学3年生から地元のソフトボールチームに入ります。
入ってみたら同級生は1人もいない…先輩だらけの環境です。最初は小さくなってましたが、父直伝のフライキャッチ技術(父はフライをあげるのが得意だった)で先輩ともしっかり張り合うようになります。
チームスポーツの楽しさはこのソフトボールチームで身につけ、そして年齢を超えて同じ目標に向かって進む事の楽しさを知ります。
ジュニアオーケストラ…入団
ちょっと話が横道に逸れましたが…実はそこが重要なポイントでした。
チームの楽しさ。これはオーケストラも一緒です。
母から勧められた時も楽しそうだな〜と単純に思い入団します。
しかし
そんな楽しい場所では無かったのです、、
それはそれは恐ろしい……
次回へ続きます笑
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