一般社団法人アナザーステージ

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風待ちキャンプ参加者募集中!

本当の自分に出会える 本来もっている情熱を再燃させる 奇跡のキャンプ「泳ぎたくない」といっていた子が、1時間後には服のまま海の中 「来たくなかった」といっていた子…

「島流しキャンプ」改め「風待ちキャンプ」

 一般社団法人アナザーステージは、イベントづくりを通して学校に行かない子供たちを応援する団体です。学校に行かない子供たちに豊かな時間と確かな自信を提供し、彼らが…

「居場所」はありますか?

「居場所が必要」と言うけれど  文部科学省は「存在感を実感することができ、精神的に安心していることのできる場所」を「居場所」と定義している。  「居場所づくり」…

学校教育について思うこと

一般社団法人アナザーステージの代表理事渡部は、島根県隠岐郡隠岐の島町で小さな学校の校長をしていました。 島の小さな中学校。 自分で言うのも何ですが、とっても素敵…

社会を居場所にするプロジェクト

分断のない混ざり合う社会を実現したい。不登校の子供たちが昼間の時間帯に、  街の図書館で本を読んでいても、  水族館で魚を眺めていても、  公園の一角で絵を描いて…

不登校を引き起こすもの

 文部科学省の調査によれば、小中学校における令和4年度の不登校児童生徒数は前年度比22%増の29万9,000人となり、過去最多を記録、5年前の2倍、増加率も加速している。…

不登校30万人

不登校30万人時代。  旧態依然とした学校教育システムそのものに手を付けず、子供や学校、フリースクールや居場所づくりへの支援を手厚くしたって、不登校の数が減るわけ…

風待ちキャンプ参加者募集中!

風待ちキャンプ参加者募集中!

本当の自分に出会える
本来もっている情熱を再燃させる 奇跡のキャンプ「泳ぎたくない」といっていた子が、1時間後には服のまま海の中

「来たくなかった」といっていた子が、別れのフェリーから「ありがとう、また来ます!」と絶叫

「この子がこんなに楽しそうに過ごす姿は、保育所以来初めて見るかもしれない」と語る母親

キャンプ後、2学期から学校へ行き始めた子に、心配した母が「無理してないか?」と尋ねると、

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「島流しキャンプ」改め「風待ちキャンプ」

「島流しキャンプ」改め「風待ちキャンプ」

 一般社団法人アナザーステージは、イベントづくりを通して学校に行かない子供たちを応援する団体です。学校に行かない子供たちに豊かな時間と確かな自信を提供し、彼らが本来もっている生きる情熱を再燃させることをミッションとしています。
 私たちのメインイベントは、離島隠岐の島で行う学校に行かない子供たちのためのキャンプ。
 2023年8月末に第1回目のキャンプ「島流しキャンプ in 隠岐の島 2023」を

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「居場所」はありますか?

「居場所」はありますか?

「居場所が必要」と言うけれど

 文部科学省は「存在感を実感することができ、精神的に安心していることのできる場所」を「居場所」と定義している。
 「居場所づくり」という言い方から想像するに、「家庭」は「居場所」としてはカウントしないようだ。「学校に居場所をつくる」という言い方も見られることから、「学校」自体はあまり「居場所」として認めてもらえないのかもしれない。
 社会一般的な「居場所」の定義は、

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学校教育について思うこと

学校教育について思うこと

一般社団法人アナザーステージの代表理事渡部は、島根県隠岐郡隠岐の島町で小さな学校の校長をしていました。

島の小さな中学校。
自分で言うのも何ですが、とっても素敵な学校で、生徒も教員も優秀でした。(勉強や仕事が抜群にできるという意味ではありません。とても愛おしくラブリーな存在であるといったニュアンスです。)

それでも色々なところに現代の学校教育の「?」が表出するんですよね。
「変えたい」と思って

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社会を居場所にするプロジェクト

社会を居場所にするプロジェクト

分断のない混ざり合う社会を実現したい。不登校の子供たちが昼間の時間帯に、
 街の図書館で本を読んでいても、
 水族館で魚を眺めていても、
 公園の一角で絵を描いていても、
 スポーツジムで運動していても、
 音楽教室でギターを弾いていても、
まわりの大人から「こんな時間に、どこの学校の子?」と不審な目で見られたりしない、昼間の時間も、不登校の子供たちが安心して出て行ける社会。

社会が不登校の子供

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不登校を引き起こすもの

不登校を引き起こすもの

 文部科学省の調査によれば、小中学校における令和4年度の不登校児童生徒数は前年度比22%増の29万9,000人となり、過去最多を記録、5年前の2倍、増加率も加速している。

 なぜこのような状況になったのか?

 某市長は「不登校の大半は親の責任」と発言。非常に腹立たしく不愉快な発言だが、同じような考えをもつ人はこの方だけではないかもしれない。「コロナが不登校急増の原因だ」と言う人もいる。果たして

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不登校30万人

不登校30万人

不登校30万人時代。

 旧態依然とした学校教育システムそのものに手を付けず、子供や学校、フリースクールや居場所づくりへの支援を手厚くしたって、不登校の数が減るわけはない。不登校の子供たちに学習の機会を保障する施策を打つことも大切だが、もっと根源的な部分にメスを入れなければ、50万人を超えるのも時間の問題だ。

 150年間変わらぬ日本の学校教育を根本から見直し、社会の教育観を啓発し、教育に対する

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