■なぜ人は動物(肉)を食べて「ガン」を目指すのか。
10数年前から「赤身肉(牛肉、豚肉)と加工肉(ハム、ベーコン)」の発がん性が何度も公表されてきました。
加工肉は「発がん性がある」最も上位のグループ1
赤身肉は「恐らく発がん性がある」グループ2A
推奨摂取量は、赤身肉で70g/日 以下。
加工肉は出来る限り摂取を控える。
これに、世界中の食肉関係の団体が猛烈に抗議したため、メディアなども報道を控えていますね(汗)
その発がんの原因物質は
①ヘム (赤身肉の赤い色素)
②肉を加熱すると出来る環式アミン
③加工肉の防腐目的の「硝酸塩と亜硝酸塩」
が特定されていました。
それが今回、新たな発がん候補として確定したのが「糖分のNeu5Gc」。
「糖分のNeu5Gc」は、大半の動物に含まれているものの、人間には含まれていません。
そのため、赤身肉などを摂取すると、「糖分のNeu5Gc」に対する免疫反応が起こり、体に炎症が発生。
その結果、ガン化が進むものと、マウス実験から推定されています。
この特殊な糖分は赤身肉(豚肉、牛肉、その他の家畜)、牛乳や一部のチーズに含まれています。
WHOの勧告によると、ベーコンやハム、ソーセージ、ビーフジャーキーなどの「加工肉が最悪レベルの発ガン物質」と認定されました。
発がん性を5段階で評価しており、加工肉を最高レベルの「グループ1」に分類。
毎日50gの加工肉を食べると、大腸ガンのリスクが18%増加するとか。
「グループ1」の発ガン物質としては、タバコ、排ガス、アスベストなどがありますが、それらと同等との評価ですね。
食生活でがんになりやすい習慣
①塩分の過剰摂取 (加工肉や塩蔵食品など)
②野菜や果物をほとんど食べない
③ハムやソーセージなどの加工肉や赤身肉(牛肉、豚肉)を良く食べる
④熱い飲食物を良く摂取する
私の場合は、タンパク質源を「鶏の胸肉(ササミも)、タマゴ、青魚、納豆」に100%変更しています。
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