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三つ編みーラリタの旅ーから考えること
三つ編みーラリタの旅ーをReadin’ Writin’ BOOK STOREの落合様の選書として、読売KODOMO新聞の書評コーナーで取り上げていただきました。
『職業選択の自由』が当たり前でない国に住む人もいる。
当たり前に感謝し、当たり前を疑う。自分が何をしたくて何をしたくないのかを、誰かのせいにせず自分の責任で歩んでいきたい。コンフォートゾーンに甘んじることなく、広い視野を持ち、挑戦をし
アンスティチュフランセ関西・京都『真実シナリオ対訳』イベント終了しました
7月のアンスティチュフランセ横浜さまのイベントに続き、アンスティチュフランセ関西・京都さまにもご依頼を頂き、『真実シナリオ対訳』イベントとして、映画『真実』上映会、字幕翻訳者・丸山垂穂氏トークショーを12/11 開催させていただきました。
映画の上映は、本上映からちょうど2年経過した同時期となりました。アンスティチュフランセ関西・京都の歴史ある洋館・中庭が、映画の舞台のままのような雰囲気でした。
読書記録19 新聞記者、本屋になる
また久しぶりの読書記録となりました。
時の流れが早すぎます。
この本を購入してからすでに2ヶ月以上が経過。読んでしまうと読み終わってしまう、という考えのもと、大切に温めていましたが遂に読ませていただきました。
以前の”本屋さん巡り1Readin'Writin' BOOKSTORE”にも書きましたが、落合さんに多くのアドバイスをいただき、今のアンドエトはあります。この本を読みながら、引っかかる
アンスティチュフランセ横浜『真実シナリオ対訳』イベント終了しました
昨日2021年7月10日、アンスティチュフランセ横浜様にて、映画『真実』上映会&字幕翻訳者・丸山垂穂氏トークショーを行わせていただきました。 6月12日からの展示「映画『真実』の世界 ~書籍『真実 La Vérité シナリオ対訳』を通して~」の締めくくりとなります。
話し下手の五十嵐が司会をさせていただき、お聞き苦しいことが多かったと思いますが、会場の皆様の温かい雰囲気、字幕翻訳者・丸山
読書記録18 生き物の死にざま
久しぶりの読書記録となってしまいました。
時の流れが早すぎます。
生き物の死にざま、、、この一瞬で興味を引く本との出会いは奈良のふーせんかずらさんでした。購入しようとしたところ、なんと一緒にいた友人が”持ってるから貸すよ”、と。でも後で”読んだら返して”、と。その友人は貸してくれる本を”もう返してくれなくていい”ということが多いので、よほどの本なのか?と期待。でも、こうやってタイトル、
読書記録17 デフ・ヴォイス
久しぶりの小説です。
この本はアンドエトが昨年12月に出版した、是枝裕和監督映画 ”真実La Vérité シナリオ対訳” にてお世話になりました字幕翻訳者・手話通訳者の丸山垂穂様にご紹介頂きました。
法廷の手話通訳士とサブタイトルがついており、固いお話なのか?と思いましたが、とても読みやすく、読みやすいどころか読み止めることができない、どんどん先が知りたくなる内容でした。
私は常々、自分の
読書記録16 ルリユールおじさん
古くなった本を修理するお仕事、パリの製本職人のおじさんのお話。
他の手仕事をと同様、消えつつある職業だ。
本は紙ではなく電子書籍で、と言われる方の理由の1つが紙の無駄。 ごもっともである。書店、特に大型書店では大量の本が並び消えしているのだから。流行りものの本は電子書籍がいいかもしれない。でも、この主人公の女の子のように、一生を決めるほどの価値のある本もある。そんな本を修理をし
読書記録15 あつかったら ぬげばいい
行ったことのない本屋さんに行ってみよう!と出かけ、そこで見つけた絵本。
最近、読書記録というより、絵本記録になっているがよい。難しい問題は頭の良い人に考えてもらおう。私はそれより心の休息を提供したいのだ。(と、難解な本が読めない言い訳)
この本は笑える。
左側に、私にもほぼ毎日のように生じる悩み事・問題が書かれ、右にその(おもしろ)解決法が書かれている。
最近、友人がとあることで悩んでいた
読書記録14 ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集
私は斎藤倫さん(にわか)ファンだ。
『どろぼうのどろぼん』、『はるとあき』と読んで3冊目。
嘘だ。本当はこの本は『はるとあき』の前に読んでいた。でも、恥をさらすが、この本の良さが今の私には理解できないのだ。本に詳しい方数名に、素晴らしい本よ!と勧められ読んだのだが。
そもそも私は”文学”的なものが理解できない。短歌、俳句、詩のようなものも理解できない。自分の脳にこういったものを理解する部分がな
読書記録13 のほほんと暮らす
この本は私のバイブルに近い。
時折開いては、そうだ、そうだった、と思い出す。
日々労働。
人生の虚しさ、目を覆いたくなる現実、人が近寄らないものに接する日々。
そんな現実から離れ、さて、のほほんと過ごそうかと思っても、今度は、さあ、OO差別だ、偏見だ、戦争だ、貧困だ、といろんなところから、いろんな人が問題を投げつけてくる。
許してください、少しのほほんとさせて下さい、と心の中で。
この本
読書記録12 はるとあき
この絵本のタイトル『はる』と『あき』は、季節の春と秋のこと。
長年生きてきたけど、全く気づかなかった。
驚いてハッと数秒、時が止まってしまった。
『はる』は冬と夏には会ったことがあるのけど、『あき』には会ったことがない。もちろん『あき』も『はる』には絶対会えない。
その2人が夏さんと冬さんを介して手紙のやりとりをするお話。
かわいらしい絵、2人の心遣いにあふれた手紙。
仕事で世俗にまみれ疲弊
読書記録11 パリのおばあさんの物語
ユダヤ人おばあさんが、自分の人生を振り返りつつ、今に感謝し生きていく話。
おばあさんの声が聞こえてきそうだ。
この本はもともとフランス語で書かれていて、それを女優さんの岸恵子さんが訳したもの。フランス語学習者として、このくらいの日本語の内容・分量だと、原文が知りたい、と思ってしまう。
今後、アンドエトは可能な限り、日本語・フランス語併記のバイリンガル本を作りたい、と大志を抱いているのだ。
苦
読書記録10 本の逆襲
久しぶりにこの本を読み返してみた。
本がこれからどんな広がりを持っていくのか、が熱く語られていた。
2013年12月発行。
7年が経過し、本の世界はどう変わったのだろう?
2年前から、急に本の世界に入った私は知らないことばかり。もっと積極的に勉強した方がいいのだろうけど、内向的性格のため、隙間から広い世界をちょっとのぞいているくらいがちょうどいい。
最近、Netflixで1800年代初頭のイ
読書記録9 どろぼうのどろぼん
よぞら。
なんて素敵な名前だ。
私はこれから、夜空を見上げるたび、この本を思い出すのだろう。
どんな物語なのだろう?と思って読み始めた。
あっという間に、この物語の中に入り込んでしまった。どこかで読んだことのある気がする本というのがあるが、この物語は、私には初めての世界。また私の中に世界が一つ増えた。
この物語は、良い・悪いのどちらにも入らないモノ(価値観、思考法)を教えてくれる。そのどちらで
読書記録8 海賊 Le Corsaire
熊川哲也Kバレエカンパニーで上演された『海賊 Le Corsaire』の世界を粟津泰成さんの絵画を中心に配し小説化された本。
粟津泰成さんファン、熊川哲也さんファン、バレエファンには垂涎ものの書籍ではないか。
アンドエトは粟津泰成さんにはお世話になっている。
”真実”の表紙裏の絵画は粟津泰成さんの作品だ。
この映画、ファビエンヌの庭をイメージして描いていただいた。本のカバーを外し、裏返すと