読書記録6 差別の近現代史
「差別」のようなテーマを、現代的でオープンな雰囲気の中で語る本よりも、これくらい薄暗い雰囲気を残し地味に語る本が好み。差別に対する主観的な思い出に基づく主観的な考えを語られるよりも、これくらい客観的な事実で固めた情報を読むのが好き。
この本は、近現代の被差別部落、宗教、障がい者、人種といった「ちょっと気軽に触れると火傷しそうなテーマ」を取り上げて、日本の近現代史の中での差別をQアンドA形式で紐解いてくれる。
当たり前だけど、昔は今よりずっと差別が横行していた。そして、間違いな