ANDART(アンドアート)

ANDART、noteはじめました。 【ANDART : あの世界的名画のオーナーに!…

ANDART(アンドアート)

ANDART、noteはじめました。 【ANDART : あの世界的名画のオーナーに!? 日本初、アートの共同保有サービス 】【YOUANDART : 現代アートのECサイト】 https://linktr.ee/andart.jp

記事一覧

【開発秘話】待望の新機能実装の裏話を聞いてみた

ANDARTは先日、ある機能をリリースしました。 それは"売却オファー"と呼ばれる機能です。 "売却オファー"って何のこと? ANDARTでは、オーナー権が完売したのち、会員間…

【入社エントリ】やっぱり“好き"を仕事にしたい! 行き着いた先はスタートアップ

2021年8月にANDARTにジョインしたイナバです。コンテンツマーケティングチームでオウンドメディア(https://media.and-art.jp/)の編集などを担当しています。 普通より遅…

Taking a deeper dive into the art world with ANDART

Studying in Australia and EuropeMy name is Mimi. I graduated from the University of Melbourne with a Bachelor's Degree in Art History in 2020. For the final ye…

【入社エントリ】業界の非常識を常識へ スタートアップを舞台に挑む

こんにちは。ミミと申します。今回は、今の会社に入った経緯をお話ししたいと思います。 メルボルン大学で美術史を学ぶ2020年に、メルボルン大学を卒業して美術史の学士号…

【入社エントリ】40代、人生初の転職で異業種スタートアップへ!

これまでファッション業界で20年ほど働いた後に、40代で人生で初めての転職を経験し、今年の9月にANDARTへ入社したエザキです。 同世代の人や異業種への転職を考えている…

あなたにとってアートとは?〜イベント裏側から見るANDARTの答え〜

2021年10月30日、WEANDARTが開幕した。 WEANDARTとは、ANDARTの共同保有作品を所有しているユーザーに向けた史上最大規模のイベント。 半年前から構想を練り、社内全員で…

5分で学ぶ杉本博司 -後編-

前編では杉本博司の代表的な3つのシリーズ「ジオラマ」「劇場」「海景」の解説をしました。前編冒頭で、杉本博司をあえて一言で表すと「真実・本質を探究し続ける現代美術…

今注目したい気鋭のアーティスト:水戸部七絵

今注目のアーティスト・水戸部七絵(みとべ ななえ)さんの作品を3月29日(月)から、YOUANDARTでお取扱いさせていただくことになりました! 作品のお取扱いにあたり、水…

5分で学ぶ杉本博司 -前編-

2020年に森美術館で開催されたSTARS展に参加し、国際的に高い評価を得ている日本を代表するアーティスト・杉本博司。小田原の複合アート施設である「江の浦測候所」でも有…

日本を代表するアーティスト:名和晃平 ーその魅力と制作の裏側に迫る

今回、日本を代表するアーティスト・名和晃平さんの版画作品「Element - Black シリーズ」を3月22日(月)から、YOUANDARTでお取扱いさせていただくことになりました! 自…

今注目したい気鋭のアーティスト:張騰遠(チャン・テン・ユアン)

世界中で個展やグループ展を開催し、作品を多数発表している、張騰遠。 終末の考古学をコンセプトとして、空想上のキャラクターや場面を描く気鋭のアーティストです! 本…

3分で作品解説 -バンクシー《Jack&Jill (Police Kids)》-

Banksy Week第4弾では、ANDART取り扱った2つめのバンクシー作品である《Jack and Jill (Police Kids)》のオーナー間売買を開放します。ANDARTでの販売開始後7分で売り切れ…

5分で学ぶバンクシー -後編-

今や日本でも圧倒的な知名度を誇るようになったとはいえ、いまだに謎に包まれたバンクシー。バンクシーを徹底的に解説する本シリーズ後編では、データとエピソードから、バ…

3分で作品解説 -バンクシー《Sale Ends》-

《Sale Ends》制作の背景 再掲:Banksy《Sale Ends (v.2)》 本作品は、2006年にLAで開催された個展「Barely Legal」(意味:かろうじて合法)のために制作されました。 …

5分で学ぶバンクシー -前編-

今や日本でも圧倒的な知名度を誇るようになったとはいえ、いまだに謎に包まれたバンクシー。このシリーズでは2回にわたってバンクシーを徹底的に解説いたします! バンク…

ピカソ取扱記念特集part3: 晩年にかけて常に新たな表現を追求し続けた巨匠ピカソの歴史

ピカソは芸術家としての長い生涯を通じて新たな表現を模索し続け、作風を頻繁に変えてきたことで知られていて、それぞれの時期が「○○の時代」と称されています。 3回に…

【開発秘話】待望の新機能実装の裏話を聞いてみた

【開発秘話】待望の新機能実装の裏話を聞いてみた

ANDARTは先日、ある機能をリリースしました。

それは"売却オファー"と呼ばれる機能です。

"売却オファー"って何のこと?
ANDARTでは、オーナー権が完売したのち、会員間売買が開始されます。

会員間売買とは、オーナー権を持っているユーザーから、別のユーザーがオーナー権を購入する機能のこと。

以前まではこの会員間売買において、"購入オファー"(オーナー権を買いたいユーザーが希望する価格

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【入社エントリ】やっぱり“好き"を仕事にしたい! 行き着いた先はスタートアップ

【入社エントリ】やっぱり“好き"を仕事にしたい! 行き着いた先はスタートアップ

2021年8月にANDARTにジョインしたイナバです。コンテンツマーケティングチームでオウンドメディア(https://media.and-art.jp/)の編集などを担当しています。

普通より遅く社会人になったあと何度か転職を経験し、ANDARTに辿り着きました。入社するまでの紆余曲折の一部を紹介させていただくので、ANDARTに興味を持っている方、転職を考えている方の参考に少しでもなれば嬉し

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Taking a deeper dive into the art world with ANDART

Taking a deeper dive into the art world with ANDART

Studying in Australia and EuropeMy name is Mimi.
I graduated from the University of Melbourne with a Bachelor's Degree in Art History in 2020. For the final year of my degree, I studied abroad at Ams

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【入社エントリ】業界の非常識を常識へ スタートアップを舞台に挑む

【入社エントリ】業界の非常識を常識へ スタートアップを舞台に挑む

こんにちは。ミミと申します。今回は、今の会社に入った経緯をお話ししたいと思います。

メルボルン大学で美術史を学ぶ2020年に、メルボルン大学を卒業して美術史の学士号を取得しました。
最後の年には、オランダのアムステルダムとドイツのハイデルベルクに留学し、オランダの美術史、戦後の日本の写真、多文化主義について学びました。

小さい頃から、ずっとアートとその制作方法について興味を持ってきました。しか

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【入社エントリ】40代、人生初の転職で異業種スタートアップへ!

【入社エントリ】40代、人生初の転職で異業種スタートアップへ!

これまでファッション業界で20年ほど働いた後に、40代で人生で初めての転職を経験し、今年の9月にANDARTへ入社したエザキです。

同世代の人や異業種への転職を考えている人の参考、とまではいかないかもですが、今素直に思っていることを書いてみようと思います。

ファッション業界での仕入れに奔走する日々前職はナノ・ユニバースというセレクトショップで海外仕入れの仕事をしていました。
アルバイトの販売員

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あなたにとってアートとは?〜イベント裏側から見るANDARTの答え〜

あなたにとってアートとは?〜イベント裏側から見るANDARTの答え〜

2021年10月30日、WEANDARTが開幕した。

WEANDARTとは、ANDARTの共同保有作品を所有しているユーザーに向けた史上最大規模のイベント。

半年前から構想を練り、社内全員であーでもないこーでもないと嘆きながら、アートとANDARTユーザーの、新たな出会いを提供したいという一心で進めてきた企画である。

まず目玉となるのは、共同保有作品の展示。

通常、ANDARTの共同保有作

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5分で学ぶ杉本博司 -後編-

5分で学ぶ杉本博司 -後編-

前編では杉本博司の代表的な3つのシリーズ「ジオラマ」「劇場」「海景」の解説をしました。前編冒頭で、杉本博司をあえて一言で表すと「真実・本質を探究し続ける現代美術家・写真家」であると書きました。本編でご紹介する杉本博司の作風や表現方法を知ると、「現代美術家・写真家」という枠組みにはまらずに多様な表現技法をもって本質を探究している彼の姿勢がうかがい知れると思います。

前編をお読みになっていない方はこ

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今注目したい気鋭のアーティスト:水戸部七絵

今注目したい気鋭のアーティスト:水戸部七絵

今注目のアーティスト・水戸部七絵(みとべ ななえ)さんの作品を3月29日(月)から、YOUANDARTでお取扱いさせていただくことになりました!

作品のお取扱いにあたり、水戸部七絵さんご本人からお話しをお伺いできましたのでご紹介いたします。

プロフィール

水戸部七絵(みとべ ななえ)
神奈川県生まれ。
2011年に名古屋造形大学卒業後、千葉を拠点に活動しています。
2021年から東京藝術大学

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5分で学ぶ杉本博司 -前編-

5分で学ぶ杉本博司 -前編-

2020年に森美術館で開催されたSTARS展に参加し、国際的に高い評価を得ている日本を代表するアーティスト・杉本博司。小田原の複合アート施設である「江の浦測候所」でも有名です。

今回の前編では杉本の代表的な3シリーズを紹介し、解説していきます。

杉本博司ってどんな人?

この問いに一言で答えるのは非常に難しいですが、あえて一言で表すと「真実・本質を探究し続ける現代美術家・写真家」といえるでしょ

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日本を代表するアーティスト:名和晃平 ーその魅力と制作の裏側に迫る

日本を代表するアーティスト:名和晃平 ーその魅力と制作の裏側に迫る

今回、日本を代表するアーティスト・名和晃平さんの版画作品「Element - Black シリーズ」を3月22日(月)から、YOUANDARTでお取扱いさせていただくことになりました!

自前の版画工房を持ち、アーティストと二人三脚で作品制作を行うギャラリー、「ギャラリーノマル」さんからご出品いただきました。

作品のお取扱いにあたり、ギャラリーノマルのディレクター・林さんと刷り師・吉田さんに今回

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今注目したい気鋭のアーティスト:張騰遠(チャン・テン・ユアン)

今注目したい気鋭のアーティスト:張騰遠(チャン・テン・ユアン)

世界中で個展やグループ展を開催し、作品を多数発表している、張騰遠。

終末の考古学をコンセプトとして、空想上のキャラクターや場面を描く気鋭のアーティストです!

本日は、張騰遠とは?というところから、最新の作品の情報までさくっと読めるボリュームでまとめていきたいと思います。

張騰遠ってどんなアーティスト?

1983年台湾・高雄生まれ。

国立台湾美術館での個展開催 (2013年) や台北ビエン

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3分で作品解説 -バンクシー《Jack&Jill (Police Kids)》-

3分で作品解説 -バンクシー《Jack&Jill (Police Kids)》-

Banksy Week第4弾では、ANDART取り扱った2つめのバンクシー作品である《Jack and Jill (Police Kids)》のオーナー間売買を開放します。ANDARTでの販売開始後7分で売り切れた大人気作品です。鮮やかなスカイブルーから感じられる爽やかさの対局にあるブラックユーモアが効いており、解釈を受け手に委ねるバンクシーらしい風刺作品です。

《Jack and Jill(P

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5分で学ぶバンクシー -後編-

5分で学ぶバンクシー -後編-

今や日本でも圧倒的な知名度を誇るようになったとはいえ、いまだに謎に包まれたバンクシー。バンクシーを徹底的に解説する本シリーズ後編では、データとエピソードから、バンクシー人気の秘密を読み解いていきます!

バンクシーが世界的に有名になった経緯
ANDARTでも取り扱っている作品《Bomb Love》(爆弾を抱きしめる少女)などの作品で2003年のイラク戦争の際に抗議したことが世界的から注目されるきっ

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3分で作品解説 -バンクシー《Sale Ends》-

3分で作品解説 -バンクシー《Sale Ends》-

《Sale Ends》制作の背景

再掲:Banksy《Sale Ends (v.2)》

本作品は、2006年にLAで開催された個展「Barely Legal」(意味:かろうじて合法)のために制作されました。
この個展はハリウッドスターやセレブが集まり、バンクシーのアメリカでの人気に火がついたとされている重要な個展です。

バンクシーのアメリカでの人気に火をつけた個展として重要なものでした。

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5分で学ぶバンクシー -前編-

5分で学ぶバンクシー -前編-

今や日本でも圧倒的な知名度を誇るようになったとはいえ、いまだに謎に包まれたバンクシー。このシリーズでは2回にわたってバンクシーを徹底的に解説いたします!

バンクシーとはざっくりいうと、、?バンクシーはイギリス出身で匿名で活動するアーティスト。2018年にオークションでの落札直後に作品がシュレッダー裁断されるという事件で話題をさらいました。

画像引用元:https://www.forbes.co

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ピカソ取扱記念特集part3: 晩年にかけて常に新たな表現を追求し続けた巨匠ピカソの歴史

ピカソ取扱記念特集part3: 晩年にかけて常に新たな表現を追求し続けた巨匠ピカソの歴史

ピカソは芸術家としての長い生涯を通じて新たな表現を模索し続け、作風を頻繁に変えてきたことで知られていて、それぞれの時期が「○○の時代」と称されています。

3回にわたってピカソの歴史を読み解く本シリーズ最終回の今回は、戦後~晩年について解説します。

ピカソ最大の功績とされるキュビズムまでを振り返りたい方はこちらからお読みください!

平和を希求する抗議の作品《朝鮮虐殺》

画像:《朝鮮虐殺》(1

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