起業から２周年を迎えて
お客様とカウンセラー様をつなぐマッチングアプリ Bloste（ブロステ）
代表の橋本なずなです。
この挨拶をするようになってから、早２年の時が経ちました。
2023年２月１日 本日をもって Bloste（ブロステ）は、サービスの開始から２周年を迎えることができました。
会員の皆様、ご支援いただいた皆様、応援してくださる皆様のおかげです。
改めまして、心より感謝申し上げます。
記念すべき日なので今回は、ここぞとばかりに起業や Bloste（ブロステ）について思いをはせるnoteにしましょう。
私が起業に至るまで
｛ 背景 ｝
私が起業したのは2020年、20歳の頃です。
当時うつ病、パニック障害、解離性障害を患っていて、絶賛病み期でした。
“うつ”と総称して話すことが多いのですが、厳密に言うと私の症状は双極性障害で、鬱状態と躁状態を行ったり来たりの日々でした。
幸か不幸か、起業ができたのは躁状態があったから。
起業が容易い世の中になったとはいえど、もちろんそれに至るまでの工程は沢山あってですね。
それをクリアできたのは、良くも悪くも平常ではない“躁”になっている自分の行動力の賜物です。
銀行から融資を得る為に、頭が少々イカれた状態で賃借対照表とか返済計画書を夜な夜な作っていたわけです。
早く寝て朝日を浴びる生活のほうが心の回復には繋がっていたかもしれないけれど、2周年という今日を迎えられたのだから結果オーライ。
心も今では元気に動いているので、私があの時起業という選択をしたのは、間違いではなかったと思います。
｛ 理由 ｝
私は10代の頃から薄々感じていたことがありました。それは “私って、社会不適合者じゃね？” ということ。
社会不適合かはさて置き、学生時代のアルバイト先でも上司や先輩後輩関係なく、間違っていると思うことがあれば黙っておけない性格なのです。
それ故に会社側からは疎ましく思われることもあっただろうと思います。
会社は従順な従業員が欲しい、私は自分らしく働ける場所が欲しい。ほら、需要と供給が嚙み合っていないのですよ。
だからその当時から “ いつかは自分がリーダーとなって動ける場所を見つけられたらな ” なんて考えていました。
しかしある時、ふと思ったのです。その場所は、見つけるよりも作った方が早いのではないのかと。
多くの場所ではじかれる自分を既存の型にはめるよりも、自分に合った型を作ってしまうほうが、長い目で見た時にはより良い気がしました。
そういった流れで、起業する理由として気持ちだけが先にある状態でした。
そして2020年1月、精神疾患を発症し働けなくなりました。
発症した理由は色々あるけれど、会社に馴染めないことや社会における自分の役割を全うできない苦しさもありました。
発症後暫くは殆ど引きこもりのような生活でしたが、ある時 “今なら、失敗しても失うものがない” と腹を括りました。
それに、もう仕事のことで悩みたくない。居場所が無いと感じたくない。
そうして起業について調べ始めたのがはじまりでした。
メンタルヘルスへの思い
＞仕事のことで悩みたくない。居場所が無いと感じたくない。
そうは言ってもミーハー的に起業したわけではありませんよ。
ちゃんと、日本のメンタルヘルスにおいて目標を掲げて起業しました。
『カウンセリングカルチャーをつくる』それが今もなお一番の目標です。
私がメンタルヘルスに触れたのは中学生の頃。不登校だったこともあって、精神科を受診して定期的にカウンセリングを受けていました。
昔からそういった世界に偏見が無くて、ただただ心に優しいものだと思っていたから、社会に出てからの世間の目には驚かされました。
スピリチュアルや占いなどと同じ立場に捉えられていたり、カウンセラーというお仕事が軽視されがちだったり。
そのような偏った目で見る人は、メンタルヘルスの業界のことなど何も知らないのに。
それが社会通念のように曲がり通っていることが、解せませんでした。
カウンセリングをもっと受けやすい世の中にしたい。心のことをオープンにできる世の中にしたい。
カウンセラーというお仕事をもっと褒められるものにしたい。
そういった思いから、私はメンタルヘルスという業界で起業することを選びました。
カウンセラーマッチングアプリ Bloste（ブロステ）
そうした背景や理由、思いがあり、満を持して立ち上げたのが「 カウンセラーマッチングアプリ Bloste（ブロステ）」
これまで、価格は平均 ￥6,000 前後と高価で、予約も数週間～数ヶ月待ちが殆どだったカウンセリングサービスを「平均 ￥2,500 で安価に、最短1時間後～即日予約を可能」にしたのが Bloste（ブロステ）でした。
Bloste（ブロステ）とは、英語で “Blow off steam” というフレーズから由来した造語です。
Blow off steam とは、ストレス発散する / 息抜きをする 等の意味を持ち、Bloste（ブロステ）のカウンセリングがそういった価値を生むものであって欲しい。また、従来の過度に医療的なカウンセリングのイメージを脱却しオシャレな印象を与えたい、という理由からそう名付けています。
ロゴマークである「Ｂ」をつくるのは２つの吹き出しからなっていて、対話形式のカウンセリングを象徴しています。
明るいイメージのあるイエローと、セクシュアリティをはじめとした人々の多様性を肯定する意味を込めて、レインボーカラーを組み合わせています。
プレリリース（サイト公開のみ）は 2020年12月30日 、サービス開始は 2021年2月1日 。
起業から2年が経った今、600名を超える会員の皆様にご利用いただいていて大変嬉しいです。
もちろん “もっとこうしたら…こうすれば…” なんて思うことはたくさんで、努力の余地に私自身が追い付いていないことも現状です。
それは起業家としての私の至らなさで、自分を恥じることも日々あります。
言い訳をしても仕方がないので、ただ一心により良いサービスを提供できるよう努力をするだけ。
それが私の、代表としての私の仕事です。
最後に
改めまして、Bloste（ブロステ）２周年という今日この日を迎えられたことを誇りに思います。
そして心より深く感謝申し上げます。
１周年から今日までの間には、個人事業から法人化に移行という変化もありました。
「BLOSTE合同会社」という組織のなかで、現状としては代表である私個人のメディア露出や制作活動などが割合を大きく占めていますが、それに負けず劣らないで、 Bloste（ブロステ）という看板をより大きく掲げられることが今後暫くの目標です。
カウンセラーマッチングアプリ Bloste（ブロステ） そして 橋本なずな を、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます！
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（※2023年2月～3月の間、カウンセリング活動はお休みしております。）
30分（無料）のお試しカウンセリングや、カウンセリング初心者さま向け、学割など、豊富なカウンセリングメニューをご用意しております。
■ カウンセラーマッチングアプリ Bloste（ブロステ）
平均価格 ¥2,500 / 即日予約が可能なカウンセリングサービスです。
様々なカウンセラーが在籍しています。
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