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Ep29.【あとがき】100%やりたい事をやっていますか?
2021.4.9
まずは皆様ご愛読いただき、またコメントやメッセージなどもいただきありがとうございました!20年前の自分と邂逅しながら綴った一ヶ月弱、当時にタイムスリップした気分で書いていました。
さて、3月半ばに財布に7万円を入れて出かけたこの旅、一ヶ月弱後に帰ってきた時財布には7万円が入っていました(笑)ご飯も食べるし、大雪でホテルに泊まった日もありました。最初の頃は毎日収入ゼロです。
Ep28.【最終回】ナオキチの涙 夢の跡 宇都宮編
2001.4.7
夜通し歌って不眠で仙台を出発したので当然電車内は爆睡。何線でどう乗り換えたかは思い出せないが昼過ぎには宇都宮に着いた。昼は街を散策したり餃子を食べたりして過ごす。すっかり春の暖かさだった。
夜を待って駅のコンコースで演奏開始。毎日さんざん歌っているので喉がガラガラなんだけどこれが案外ハスキーで良い感じだ。試しに昔作った「夏の終わりに降る雨は」を歌ってみるとやや枯れた声が曲
Ep27.ブラジル人と大盛り上がり 熱唱のアーケード 仙台編2
2001.4.6
かなりゆっくり眠っただろうか。朝10時過ぎに目を覚ますとおばちゃんが清掃をしていて他の客はほとんど誰もいなかった。
チェックアウトしてからミスドで昼食を摂り街を散策。漫喫に入りネットをしながら夕方まで時間を潰した。
夜は早めに19時過ぎにアーケード内で演奏を始めた。若いカップルが数曲聴いていってくれた。自分的にはいまいち声の出が悪くテンションが上がらないが1時間程歌っ
Ep26.次の街へ 13時間半の列車旅 仙台編1
2001.4.5
いつもの函館駅のベンチ。目が覚めた瞬間サワナカ君と目が合い「おはようございます」と言われた。人懐っこい笑顔だ。随分早くに駅に来ていて俺が起きるのを待っていたらしい(笑)
「旅、頑張ってください。俺も今日はちゃんと仕事を探しに行こうと思います。」とサワナカ君は照れ臭そうに言ってくれた。函館での出来事、出会いを思い返すと少し名残惜しい。
今日は5日間滞在した函館から次の街
Ep25.チケット届き函館最終日・・・ 函館編5
2001.4.4
朝目が覚めるとトイレで冷たい水で顔を洗う。もう毎日このパターンだ。トイレから出ると早速ミユキちゃんの姿を発見。俺もそうだが彼女もまるで函館駅の住人だ。
ミユキちゃんは今日の昼のバスで北見に帰るそうだ。昼まで話しに付き合う事にした。「函館らしい物を何も食べてない!」と言う彼女を連れて魚市場へ。定食屋に入り俺はうにいくら丼、ミユキちゃんはいか刺し定食を食べた。いわゆる観光客向
Ep24.チケット買えず延泊 ほとんどホームレス 函館編4
2001.4.3
8時過ぎ函館駅で目を覚ます。今日は天気も悪くない。電話ボックスにくくりつけていたギターのチェーンを外していたら1人の男が声をかけてきた。
「ギターっすか?俺も昔バンドやってたんすよ。GLAYが好きなんです!」と人なつっこいサワナカ君21歳。世間話が始まった。
彼から函館名物「長谷川ストアーの焼き弁」を教えて貰う。まぁ地元のコンビニチェーンの手作り弁当なのだが、GLAYの
Ep23.凍てつく雨に雨宿り・・・ 函館編3
2001.4.2
目を覚ましたのは何時頃だったろう?既に函館駅は観光客で溢れ帰っていた。寝袋を畳んでトイレで顔を洗う。肌が切れそうな冷たさだ。とりあえず今日も五稜郭公園の方に出てみようか。
駅を出ると外は冷たい雨が降っていた。路面電車に乗って十字街に移動、交差点近くの喫茶店で カレーを食べる。メニューにはただ「カレーライス 750円」と書いてあるだけだったが、出てきた カレーにはイカ、ホ
Ep22.ラジオ出演〜絶好調の路上ライブ 函館編2
2001.4.1
函館駅が夜間も開いていることがわかったので早速ホテルをチェックアウトすることにした。フロントに降りようとしたらエレベーターが故障中。この大荷物で階段使えって!?最後まで安定の駄目ホテルぶりだ。仕方ない、階段で降りよう。
非常口の階段を大荷物抱えて下っていると信じられないものを発見して俺は目を疑った。階段途中に何やら黒い物体が。近づいてよく見てみるとそれはウンコだった。一体
Ep21.函館山 俺はここまで来たんだ 函館編1
2001.3.31
今日は初北海道。東北本線を北上する。途中青森駅で若干の待ち時間がありカモメの飛び交う駅前で演奏。目前の青森ベイブリッジが結構お洒落でイメージと違う。何人かのおじさん、おばさんが「美味しいもの食べてね」と1000円札を入れてくれた。
青森→函館は快速「海峡」に乗る。青函トンネル初体験でワクワクしてたのだが気が付いたら爆睡して函館までほとんど寝ていた。13時40分函館到着。
Ep20.金色のライオン あいつの気持ち何となく分かる 盛岡編
2001.3.30(仕事が立て込み1日遅れになってしまいました)
初めてのホテル宿泊は心ゆくまで爆睡してゆっくりと10時にチェックアウト。昨日の雪が嘘のように晴れ渡っている。まずは東北本線に乗って福島へ。
福島着11時50分。1時間程待ち時間があったので外に出てみると暑いくらいの陽気だった。駅前で軽く演奏したらおじさんが「これで美味い物でも食べなさい」と1000円入れてくれた。
再び電
Ep19.大雪で演奏断念〜FM出演依頼 郡山編
2001.3.29
仕事に行くハタさんと一緒に出て最寄りの小針駅まで送ってもらった。奥様が寒さを気遣って使ってない手袋やマフラー、ビタミン剤などを手渡してくれる。優しいな〜。指先だけ空いている黄色い手袋はこのあと実に重宝した。手の甲だけ防寒しつつギターは弾けるという優れ物だ。実にありがたい。
新潟に出て会津若松行きの列車に乗る。車内で向かいの席に座ったおばさんに「学生さん?」と声をかけられ
Ep18.古町 超美味い寿司と危険な夜 新潟編2
2001.03.28
この日は昼間は奥様と長岡に出かけて参拝をしてきた。詳しくは割愛するがハタご夫妻は熱心に信仰されていて、実は俺も誘われてかつて入信していた時期があった。俺は全然真面目に信仰していなかったが。。。
夕方は奥様と雑談しながらハタさんの帰りを待ち3人で食事をしに行く事に。「せっかく新潟に来たので美味しい物を食べて欲しい」というハタ夫妻のご厚意に甘えて、車で古町(新潟の繁華街)
Ep17.自分が楽しまないと人は楽しませられない 新潟編1
2001.3.27
午前6時半起床。KIOSKの店員さんが朝刊を整理していた。これ以上寝ていては営業妨害だ。小雨が降っていてかなり冷え込む。
7時5分発の北陸本線に乗り日本海沿いをひた走る。糸魚川で10分停車、煙草を吸いにホームへ出たら彼方に雪に覆われた山が見える。駅員さんに「あの山は何ですか?」と訊ねたら「黒姫だ」と教えてくれた。天気は良いが空気が冷たく瑞々しい。
トンネルが多
Ep16.この曲歌うと泣きそうになる 少年から教わった事 富山編
2001.3.26
出勤するフクダ君と一緒に家を出て、大阪から岐阜経由で高山線で北に向かった。高山線に入ると所々山の頂に雪が見えた。この旅で雪を見たのは初めてだった。
飛騨高山で1時間程待ち時間があったので昼食をとるため下車した。ちょうど1年前付き合ってた彼女とこの場所を旅行したことがある。さすがにもう吹っ切れてはいたが街を歩くとその時のことを少し思い出した。
猪谷で2両編成のワン
Ep15.折り返し地点 大阪・京都編3
2001.3.25
前回の終わり方に嫌な予感を覚えた方、、、正解。目が覚めたのは昼過ぎ。しかも酷い二日酔いだった。
時刻表をめくって富山に行く電車を調べたら・・・ その日のうちに富山に着くのは不可能だと分かった。(青春18切符は特急、急行使えませんからね。。。)
出発は明日にしてこの日は二人とも昼寝したりダラダラ過ごして、夜にカルロスの家に遊びに行きライブのビデオを見たりとのんびり過ご