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ギターと寝袋と夢を抱えて旅に出た

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2001年3月、派遣切りをきっかけに日本一周弾き語りの旅に出た。この旅で人生が大きく変わり、今はプロの作曲家として毎日音楽を作って生きている。20年の節目に、当時の旅のことを語っ…
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記事一覧

Ep29.【あとがき】100%やりたい事をやっていますか?

2021.4.9  まずは皆様ご愛読いただき、またコメントやメッセージなどもいただきありがとうご…

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Ep28.【最終回】ナオキチの涙 夢の跡 宇都宮編

2001.4.7  夜通し歌って不眠で仙台を出発したので当然電車内は爆睡。何線でどう乗り換えたか…

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Ep27.ブラジル人と大盛り上がり 熱唱のアーケード 仙台編2

2001.4.6  かなりゆっくり眠っただろうか。朝10時過ぎに目を覚ますとおばちゃんが清掃をして…

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Ep26.次の街へ 13時間半の列車旅 仙台編1

2001.4.5  いつもの函館駅のベンチ。目が覚めた瞬間サワナカ君と目が合い「おはようございま…

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Ep25.チケット届き函館最終日・・・ 函館編5

2001.4.4  朝目が覚めるとトイレで冷たい水で顔を洗う。もう毎日このパターンだ。トイレから…

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Ep24.チケット買えず延泊 ほとんどホームレス 函館編4

2001.4.3  8時過ぎ函館駅で目を覚ます。今日は天気も悪くない。電話ボックスにくくりつけて…

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Ep23.凍てつく雨に雨宿り・・・ 函館編3

2001.4.2  目を覚ましたのは何時頃だったろう?既に函館駅は観光客で溢れ帰っていた。寝袋を畳んでトイレで顔を洗う。肌が切れそうな冷たさだ。とりあえず今日も五稜郭公園の方に出てみようか。  駅を出ると外は冷たい雨が降っていた。路面電車に乗って十字街に移動、交差点近くの喫茶店で カレーを食べる。メニューにはただ「カレーライス 750円」と書いてあるだけだったが、出てきた カレーにはイカ、ホタテと贅沢にシーフードが煮込まれていた。これは美味い!さすが函館!  その後雨

Ep22.ラジオ出演〜絶好調の路上ライブ 函館編2

2001.4.1  函館駅が夜間も開いていることがわかったので早速ホテルをチェックアウトすること…

Ep21.函館山 俺はここまで来たんだ 函館編1

2001.3.31  今日は初北海道。東北本線を北上する。途中青森駅で若干の待ち時間がありカモメ…

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Ep20.金色のライオン あいつの気持ち何となく分かる 盛岡編

2001.3.30(仕事が立て込み1日遅れになってしまいました)  初めてのホテル宿泊は心ゆくまで…

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Ep19.大雪で演奏断念〜FM出演依頼 郡山編

2001.3.29  仕事に行くハタさんと一緒に出て最寄りの小針駅まで送ってもらった。奥様が寒さ…

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Ep18.古町 超美味い寿司と危険な夜 新潟編2

2001.03.28  この日は昼間は奥様と長岡に出かけて参拝をしてきた。詳しくは割愛するがハタご…

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Ep17.自分が楽しまないと人は楽しませられない 新潟編1

2001.3.27  午前6時半起床。KIOSKの店員さんが朝刊を整理していた。これ以上寝ていては営業…

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Ep16.この曲歌うと泣きそうになる 少年から教わった事 富山編

2001.3.26  出勤するフクダ君と一緒に家を出て、大阪から岐阜経由で高山線で北に向かった。高山線に入ると所々山の頂に雪が見えた。この旅で雪を見たのは初めてだった。 
 飛騨高山で1時間程待ち時間があったので昼食をとるため下車した。ちょうど1年前付き合ってた彼女とこの場所を旅行したことがある。さすがにもう吹っ切れてはいたが街を歩くとその時のことを少し思い出した。 
 猪谷で2両編成のワンマンカーに乗り換え山間の渓流沿いをひた走る。美しい景色だ。雪景色の中だんだんと日