Ep18.古町 超美味い寿司と危険な夜 新潟編2
2001.03.28
この日は昼間は奥様と長岡に出かけて参拝をしてきた。詳しくは割愛するがハタご夫妻は熱心に信仰されていて、実は俺も誘われてかつて入信していた時期があった。俺は全然真面目に信仰していなかったが。。。
夕方は奥様と雑談しながらハタさんの帰りを待ち3人で食事をしに行く事に。「せっかく新潟に来たので美味しい物を食べて欲しい」というハタ夫妻のご厚意に甘えて、車で古町(新潟の繁華街)の寿司居酒屋へと出かけた。
ビールで始まり地酒を飲みながらトロ、穴子、サーモン、カニミソの甲羅焼き等々、どれもとびきり美味い。東京じゃなかなか食べれないレベル。ハタさん、ありがとう!!
気分良くなったところでご夫妻にも演奏を聞いてもらいたくアーケードで演奏。ビートルズやオリジナルを歌ったら喜んで聞いてくれた。
と、ここまでは良かったのだが、演奏中こちらに向かって空き瓶がガラガラと飛んできた。悪意があって狙ったのか、たまたま足に当たって転がって来たのか分からなかいが、演奏に没頭していたので気にせず歌い続ける。でもご夫妻はちょっと「身の危険を感じた」との事で(曰く故意にこちらを狙って瓶を蹴飛ばした後、ニヤニヤ笑っていたとの事)車で待つことにした。
夫妻を待たせて申し訳ないが、折角来たので古町の路上を感じておきたく40分ほど演奏することにした。しばらく演奏していたら2人の少年が聞いてくれた。ヒロとタイキ。音楽学校でジャズを勉強しているらしく、少しギターを貸してやったらなかなか渋いプレーをしていた。
彼らもパッと見は決してガラは良くないが話してみると音楽好きでちょっと粋がってるだけのただの少年だった。先ほど瓶を蹴飛ばした若者も悪党ではなかったと思いたいが、ご夫妻を恐い目に合わせてしまったのは申し訳なかった。
早めに演奏を切り上げて車でハタさん宅に帰還。3月も終わりに近かったが新潟はまだ寒い。暖かい布団でぐっすりと休ませて貰えて本当にありがたかった。
※ 写真は翌年の夏、神戸 六甲山にて。
ガラ良い、悪い等の話を書いたが、俺もガラ良くはなかったよな。。。
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