見出し画像

だからなんだ。なんでもないのだ。/モナリザの背中

大学生の時に出会った吉田篤弘さんの本。
タイトルから惹かれていたこの本。
読み応えのある一冊でした。

今回も、あらすじのない感想を書きました。ぜひ。


美術館で、絵を見て何を思うだろう。

ただ絵をぼーっと見たり。


そして時に、
考えたりするだろうか。




画家はどんな気持ちで、この絵を描いたのか。


絵の中の人物はどんな人生を送っているのか。


絵の、さらにに続く物語は。



目には見えない世界。

その世界を見ようと人は前へ進むけれど、

知らない世界があってもいいのではないか。



見えない空間は見えない空間として存在していて、

そこがあるからこそ、見える世界があるのかもしれない。



空白にも理由がある。

「何も無い」にも何かはある。

意味なんてなくていいのだ。


ない」と向き合うことで、「ある」になる。



最後まで読んで下さりありがとうございました。

明日からまた月曜日。

青空がみられるといいなあ。

ゆっくりゆっくり、一日を過ごしていきましょう。


愛をこめて。
belle.

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,460件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?