だからなんだ。なんでもないのだ。/モナリザの背中
大学生の時に出会った吉田篤弘さんの本。
タイトルから惹かれていたこの本。
読み応えのある一冊でした。
今回も、あらすじのない感想を書きました。ぜひ。
美術館で、絵を見て何を思うだろう。
ただ絵をぼーっと見たり。
そして時に、
考えたりするだろうか。
画家はどんな気持ちで、この絵を描いたのか。
絵の中の人物はどんな人生を送っているのか。
絵の、さらに奥に続く物語は。
✿
目には見えない世界。
その世界を見ようと人は前へ進むけれど、
知らない世界があってもいいのではないか。
見えない空間は見えない空間として存在していて、
そこがあるからこそ、見える世界があるのかもしれない。
✿
空白にも理由がある。
「何も無い」にも何かはある。
意味なんてなくていいのだ。
「ない」と向き合うことで、「ある」になる。
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最後まで読んで下さりありがとうございました。
明日からまた月曜日。
青空がみられるといいなあ。
ゆっくりゆっくり、一日を過ごしていきましょう。
愛をこめて。
belle.
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