52.仕事ができる人、できない人
新R25の記事は勉強になる記事ばかりで、いつも読んでいる。
その中で、「仕事ができる人とできない人の話し方」の違いについて書かれていて、分かりやすかったので、共有したい。
記事の文章を使いながら、自分の考えも書いていこうと思う。
事実ベースで話せているか
仕事ができない人
『事実ではなく、解釈で話してしまう』
例:
上司「先週営業したA社は受注できそう?」
仕事ができない人「はい。8割方大丈夫だと思います」
自分の解釈で話している分、上司が本当に必要としている情報を話せていないかもしれない。
仕事ができる人
『事実ベースで語れる人』
例:
上司「先週営業したA社は受注できそう?」
仕事ができる人
「A社の一番の競合であるB社も、うちのサービスを導入しています。決済担当者に電話したところ、『御社が一番よかったです』と言ってもらいました。
A社の予算は、今回の見積もりの2倍で余裕があります。競合のサービスはどれも要件が合わずに見送る方針だと、メールで回答をもらっています。
あとは役員会議だけが来週に控えていて、根回しは終わっている状況です。以上から、受注できることは8割方堅いと考えています」
事実ベースで語ることによって、誰から見ても「大丈夫」な状態を知ることができる。
事実を伝えた上で、自分の解釈を伝えるのは問題ない。
事実を伝えた場合は、自分の解釈が間違っていても、上司がその時点で指摘してくれるはず。
相手に安心してもらうためには、揺るぎない事実が必要。
相手の理解を確認しているか
仕事ができない人
『自分の都合でひたすら説明する』
相手のことは考えずにただ話してしまう。
人は長い話を理解できない。
途中で何か1つでもわからないことがあれば、その後の話が全く頭に入ってこないことも多い。
会話が一方通行。
仕事ができる人
『相手の理解を確認する』
何かを伝えるときは、「ここまで大丈夫ですか?」と、相手の理解を細かく確認する。
これだけで劇的に、頭が良い人に思われる。
途中で「ここまで大丈夫ですか?」と聞くことには、話の構成がわかりやすくなるというメリットもある。
「途中で区切らなくてはいけない」という制約があることで、話は自然と構造的になるはず。
会議で何か提案をするときも、資料をいっぺんに読んでもらうのではなく、少しずつ区切って「ここまで大丈夫ですか?」と、相手の理解を確認してみよう。
相手の質問にシンプルに答えられているか
仕事ができない人
『相手の質問に答えられない』
例:
上司「昨日お願いした資料作成終わった?」
仕事ができない人
「すいません。全体の構成を考えたんですけど、画像探しで手間取ってしまっていて。
著作権は守らないといけないじゃないですか。でも、著作権フリーの画像ってなかなかないんですよね。
有料の素材を自由に買っていいんだったら、もっと早く終わるんですけど、そうはいかないんですよね」
これの問題点は、上司の「終わったのか?」という質問に、答えていないこと。
上司からしたら、構成はもう考えたとか、画像探しで困っているとか、そんなことはどうでもよくて、求められている答えは「イエス」か「ノー」かである。
何を言いたいのかが瞬時にわからないので、聞いていてストレスに感じる。
相手の質問にシンプルに答えられない一番の理由は「ビビっているから」
相手が何を知りたいかよりも、自分が「怒られたくない」という自分本位になってしまっている。
この場合は、シンプルにYesかNoかで答えればいい。
知りたいことがあれば、相手は追加で質問してくれる。
まとめ
仕事ができるか、できないかは「相手の立場に立って物事を考えられているかどうか」ということになる。
会話も仕事も本質は同じだと思う。
突然、考え方や習慣を変えることはできないから、日頃から意識するしかない。
毎日の積み重ねで、仕事が出来る人に変わっていく。
「相手の立場に立って考えられているか」を意識して生活してみよう。
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