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不幸な経験も,幸せのための要素

手持ちの名言集の、
幸福に関する項目を見ていたら、
興味深いことがわかったのでご紹介する。

1.自分の内に安らぎを見出せない時は、
      外にそれを求めても無駄である。
    (ラ・ロシュフコー)

2.現在、持っている物に満足しない者は、
      持てたらと思う物を持ったところで、
      満足しないだろう。(アウエルバッハ)

この2点に共通するのは、
自分が今持っているものに感謝できないと、
ないものねだりでいつも満足できない
ということだろう。

3.幸福は身体にとってはためになる。
      しかし精神の力を発達させるものは悲しみだ。
    (プルースト)

4.人は幸福の時には
  偉大に見えるかもしれないが、
      真に向上するのは不運の時である。(シラー)

この2点に共通するのは、
人間が成長するのは、悲しい時や、
不幸な時ということ。

以前の記事”降りてくる”という現象にも
書いたが、私も幸せな時は
あまり何か書きたい気持ちにならず、
つらい時や悲しい時に、
特に創作意欲に燃える(?)傾向がある。
私の場合は書くことによって何かを吐き出し、
その時に少しは成長しているのだろう…か。

5.人間には、幸福のほかにそれと全く同じ分量の
      不幸が、常に必要なものである。
   (ドストエフスキー)

6.幸せでありたいというのか。
      まず苦悩することを覚えよ。(ツルゲーネフ)

この2点に共通するのは、
3・4と少し似ているが、幸福を感じるためには、
不幸であった経験も必要ということだろう。
確かに不幸な目に一度もあったことがない人は、
何が幸福なのかもわからないだろう。

こう考えると、不幸な経験も
幸せのための要素だと思える。
どんな経験も無駄ではないのだから,
迷わず自分の目指す幸せに向かって行こう。

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