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“降りてくる”という現象

モノを創る(書く?)人なら
恐らく一度は経験したことがあるであろう,
いわゆる“降りてくる”という現象について。

私の場合は最初にテーマを決めたり,
キャラクター設定をしたり,
そういうことはもちろん自分でするけれど,
書き始めてノッてくると,
自分で考えなくても物語がひとり歩きをして,
勝手に進んでいくような感覚になることがある。

そして書き終わると,
「うわ,予期せぬ結末になった!」
みたいに終了することもあって不思議。
これって誰が書いてくれてるのだろう? 
自分の中にAIが入っているみたいな感じ。

私の場合,モノを書きたいと思う時は,
何か満たされない思いがある時が多い。
苦しかったり,悲しかったりする時ほど、
何かを生み出したくなる。

逆に満たされている時,
心底幸せな時はいい作品が書けない。
そもそも書こうという気にあまりならない。
…ってことは,創作する人は皆,不幸なの?

いや,そんなことはないだろう。
総合的には幸せでも,
どこか満たされないものがあったり,
つらい思いをすることがあったりすると,
不思議と書こうという気になるし。

作家や画家だって,半狂乱になって創作して,
自殺してしまったり,
狂ってしまったりする人もいるし,
やっぱりどこか不安定なところが
創作意欲を掻き立てているのかもしれない。
でも,幸せな作家や画家もいたはずだ。

で,降りてくるのは誰が,どこから?
創作の神…なんて言ってみたところで嘘っぽいし,
そもそも自分に神が降りてくるとも思えない。

多分,潜在意識の中にいるもう一人の自分?
抑圧された思いを背負っている方の自分が,
今だ! とばかりに私を乗っ取り,
書きあげてしまうのではないかなぁ…?

今回の記事は私の勝手な持論なので,
違う! という方はコメントをくださると
考えが広がって楽しそうです。

応援していただけたら嬉しいです😊 よろしくお願いします❣️