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もし20年前に戻れるなら、リハビリの資格とる【理学療法士、作業療法士、妄想】

こんにちわ、アルゴです。

個人で介護の仕事をするようになって、もうすぐ2年経ちます。
私はそれ以前も施設介護職や相談員などを歴任してきており、約20年間介護の仕事に携わってきました。

介護の仕事を長く続けているとよく思うこと・・・。
それは、、、

「理学療法士や作業療法士などの資格をとっておけばよかった・・・・!」
…ということ。

今日はこれについてお話したいです。

どの介護施設でもリハビリ職は重宝される

なにか切れた?w

介護職といっても、施設・在宅などいろいろありますが、私は特養づとめが一番長かったです。

長く働いているうちにいつも思うのは、リハビリ職って素晴らしいなぁということ。

介護福祉士はもちろん介護福祉士で専門性があるのですけど、名称独占資格なのですよね。
ぶっちゃけ、資格がない人も同じ業務ができてしまったり、正社員として採用されてしまったりするのです。まぁ、給料は変わってくると思いますけどね。

いっぽう、看護職は業務独占資格で、資格がないと経管栄養や摘便、褥瘡の処置などを行ってはいけません。

介護福祉士と同じ名称独占の資格では、リハビリのプロである『理学療法士』や『作業療法士』があります。
しかし同じ名称独占資格でも、特養などでは求人してもほぼ応募がなかったり、リハ職が不在の間はリハビリができなかったりします。

大きな病院やリハビリ専門施設にはリハ職が充実しているんでしょうけど、私の働いていた一般的な入居施設では、介護福祉士よりも圧倒的に貴重な存在であった事は否定できません。

一緒に働いたリハ職から学ばされることは
非常に多くあった

3日坊主だってわかってんののに…買うなよ

入居施設において、そんな貴重なリハ職はだいたい1人しかいないので、その人はその人なりに大忙しです。

傍から見ると、入居者の方のマッサージをしたり、可動域訓練をしたりしている姿をよく見かけますね。

しかし本当に私がリハ職を「プロだなぁ」と感じるのは、それ以外の場面です。

たとえば、高齢者の座位の安定について。

だいたい、椅子や車椅子上で左右に傾いたり、ずり落ちたり、前傾になったり安定的な座位を保てない人って多いですよね。

介護職なりはクッションをはさんだり、座り直しを何度もしたりしますが、それ以上のことは難しいです。できることって限られているし、その場その場しのぎで、利用者の状態が回復することはありませんでした。

しかしそういう時に理学療法士の人なんかにアドバイスをもらうと、状態が劇的に改善したりします。

これこれこういう理由で傾いているんだよ…とか、本当に細かい部分まで分析してくださり、非常に勉強になります。

私が感動した理学療法士の人は、その利用者にあう座面クッションを、ホームセンターから買ってきた材料で自作してしまったりしていました。
福祉用具のものだと高かったり、その利用者にあうものがなかったりするそうですね。

20年前に戻れるなら、リハビリの資格とりたい

以前、↓↓↓以下のような記事を書きました。

記事で書いたとおり、1億円もらっても、ほとんど私の生活は変わりません。

個人で介護の仕事をするということは、継続しているのです。今、自分がやりたいことをやって生活しているのですから。

でも、理学療法士の資格があればそれを活かして、お客様の生活の場面場面でもっと幅広い業務ができたのではないかと思いました。

介護保険外(自費)サービスとして、国から一切援助をもらわずに事業を行っているわけですが、介護福祉士や便利屋の範疇にしたって、これだけニーズがあるのです。

高齢者・障害者の方々は自分の体をもっと良くしたいというニーズは誰でももっているでしょうから、自費でもついでにリハビリしてあげたりとか、そういうサービスもできると思うんですよね。

もちろん、今から勉強して資格取得を目指すのも良いですけど、金銭的な余裕や時間的な余裕がありません。

もしタイムスリップできるのなら、まずそちらを取得したいですよね。
介護福祉士って試験じたいが簡単だし、ぶっちゃけ、いつでも取得できると思うのです。60歳超えてからとる人もいますしね。

なので言い訳ですけど、もう今となっては介護福祉士の専門性でできる眼の前の仕事に集中するほうが良いと思います。

どんな職種でも、超高齢社会では個人で活躍できる時代

これまた過去に、↓↓以下のような記事を書きました。

私と同じように独立した、フリーランス美容師の友人の話です。

介護福祉士だろうが、理学療法士だろうが、美容師だろうが…

●在宅で暮らしたい
●超高齢社会

このような現代においては、会社に属さなくても、個人で仕事が成立してしまう時代になりました。

個人で働くメリットというのはたくさんあり、私も著書でさんざん書いていますが、なんといっても圧倒的な『自由』です。

「精神的・肉体的にきつい」…など、やりたくない仕事はやらなくてもいいのです。自分ルールで事業の内容を決めればよいのです。
私はそうしてます。

介護保険・医療保険の範囲内で行うならルールは厳守しなければなりませんが、国の保険は永続的には持続不可能で、遅かれ早かれ崩壊します。
(というか、近々全世界の経済のしくみ自体が根本的に変わり、現状の資本主義は崩壊すると私は確信しています)

そのような時代の変化があっても惑わされず、ルールにとらわれず活躍できるのは、『個人』であり、これからはそのような時代になっていくと思うのです。

個人で働くことを万人に推奨するわけではありませんし、向き不向きもあるとは思いますが、一歩踏み出してしまえば、思いの外難しいことはないと思いますよ。

<著書>


サポートですか・・・。人にお願いするまえに、自分が常に努力しなくては。