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#チャーハン神炒漢
三位一体は天津炒飯なのか? #パルプアドベントカレンダー2021
ピッピッピッ、ズゴオオオ……ガキャン!ガキャン!ズサァァァァ……ガキャン、ズサァ、ガキャン、ズサァ!ジャァァァ……パタン!ジャァァァ……パタン!カキャン!ズキャキャキャ......
12月23日、夜9時32分、クリスマスイブのイブ。洋食店”CONQUER”の厨房からランチタイムで大忙しい中華料理屋のじみた調理音が響いた。
厨房の中に男が三人いた。一人の若い男が中華鍋を振って大量の米炒めている。
チャーハン神炒漢:ノー・モア・ヌベッチャーハン EXTRA
日本某所、覇味庵本社工場、社長謁見場。
電気による証明がなく、箇所に設置して燭台と提灯の昏い光が昏いに漂っている線香の煙を照らす。鏡のように磨かれた大理石床が天井に書かれた灰をかき分けて天に翔け鳳凰の絵を映している。柱や梁の随所にも龍、饕餮、鰻、蝙蝠など獣の彫刻を彫とこされて、もはや会社より廟宇と呼ぶに相応しい佇まい。しかし廟宇と違い、元々神を奉る本堂がある場所がピラミッド状の高台になってお
チャーハン神炒漢:ノー・モア・ヌベチャーハン③
目次
前回のあらすじ:
炒漢、ヌベッとしたチャーハンのまがい物を食べたことでマジキレ。
「ちょっ客様!?何をなさって」
テーブル席に駆け付ける店員を、炒漢はスッと手の平を翳して制した。炒漢はケツを落として座り直し、テーブルの横に置いてあるアンケート用紙にペンシルを走らせた。
「な、なんなんですか一体……」
助けを求める視線を向けてくる店員に対し、センチ美は肩をすくめた。
「店員さ
チャーハン神炒漢 目次
一話:炒漢降臨<1> <2> <3> <4> <5> <エピローグ&おまけ>
二話:ノー・モア・ヌペッチャーハン
<1> <2> <3> <4> <5> <6> <7> <8>
番外編
チャーハン神も人の子
チャーハントシリーズ
肉絲チャーハン
チャーハン神 炒漢⑤
「ギャアアアアアーー!!!」 青白い火だるまになった半鼎魔が激しくもがくが炒漢はレッグロックを緩めことがなく、火炎放射器の如く炎を浴びせ続ける。
「店ぇ、店がァーー!アアアアアーー!!いや待て、契約書ォ!契約書が焼けたら俺が死ぬ!アアアアアーー!!!」
パニック状態に陥った店長。炎に包まれている妖女のドレスが焦がれてゆく!しかしこの際に彼女の全裸姿に興奮する者がいるまい。
「おのれぇ……い
チャーハン神 炒漢④
搾取される日々。
当然店長は反抗の手段を考えた。しかし監視カメラのハードディスクが叩き壊され、スマホで録画したらスマホが踏み潰され、弁護士の常連客に相談を持ちかけようとしたら彼の息子の名前から通っている音楽教室のスゲージュール表まで読み上げられて、あの日以来店することなかった。実力で追い出すと試みたジムに通っているもう一人の料理人は内力責めで脈絡が乱され、二度と鍋を振れない体になってしまった