#小説
グラディエーターになった話:入籍の章(下)
録画はないので想像力を働かせてください。
「なぁに見てんだおおん?」
アイカツマシンの前に集まる四人に対して高貴な視線を送った若い夫婦はエルフの王子に凄まれ、おもちゃ売り場から退散した。
「ステージごとにテーマがある。そのテーマに合わせてスタイルの服を装備しステージに挑むのが基本だが、初期は四つのスタイルのコーデを揃えることがなかなか難しい。持っている手札で勝負だ」
アイカツカード、それ
やはり旅は一人に限る【DAY2】【暗黒イール真実】
【DAY1】
二日目、朝8時30分。我々はパシフィコ横浜にいた。
一部のnoteユーザーの間はミーム汚染によって堕天使の根城だと認識している。詳しくはお望月さんへどうぞ。
さて今日はなにしに来たのかていうと、法王ダライ・ラマが今日から3日間、ここで説法を行うからだ。こん回はこれがあったから日本に来れたと言っても過言ではない。
開演はまだ半時間あるが、既にいっぱい並んでいた。ライブなど大型活
なにもかも構わず暴力振るいたいと思ったことないか?
「……で警察が来てなあ、そんでさあ、あいつ警察を殴りやがった!」余計に大きい声のうえに引っかかる内容が耳に入り、俺の集中を乱した。手書き書類作業を中断し声がした方向に目を向けた。4時方向のテーブルに4人組がパスタやステーキを載せた皿をフォークでつつきながら談笑している。男3人、女1人。4人も若く、中3〜高2ぐらいか、しかもブレイクダンス部員みたいに柄が悪い。午後二時なのに学校に行かずレストランでで
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