2018年10月の記事一覧
絶対的善行(逆噴射プラクティスピックアップ)
「おかえり、dude」
家に帰ると、全身黒タイツのマッチョマンがテーブルに座っていた。
「ダーヴィ!来てたのか?」「携帯を使えない状態だから事前に知らせなかった。すまんな。あとヌードルを勝手に開けさせてもらった。気にしないだろ?」
ダーヴィは袋入りのインスタント麺を覆面のままパリパリと噛み砕き、顔を覆う暗黒に消えていく。
「……お湯沸かしてあげようか?」「いや、結構」「そうか」
僕は冷蔵
自分の行い(プラクティス)を振り返る勇気があるか
「アクズメくん、なんか皆が逆噴射小説大賞の自己ピックアップ記事書いたけど、きみは書かないのか?」とオーランドブルームにのエルフが尋ねた。
「構うものか。僕の逆噴射小説大賞はもう終わったんだ。漫画では、外国人選手はどうやったって、最後は日本人には負けるのさ」アクズメは空になったコロナ瓶を放ると、新しいコロナの栓を抜き、刻んだレモンを差し込んだ。先日コストコで買った1ケースの奴だ。
「どか言って、
グリッドマンに関する思い出
私のグリッドマンに関する最初の記憶はアメリカのリメイク版、すなわち”スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド”である。パワーレンジャーブームに乗じて輸入された。でもグリッドマンのことがちゃんと電光超人に訳されたし、劇中もずっと”電光超人”と呼ばわれていた。
話の流れはだいたいこうです。
薄暗い部屋の中、陰キャラの少年が一人でモニターに向かってなんらかのタイプ作業している。突然、フルヘ
【nier:automataプレイ日記④】
◆人類会議よりメッセージです◆
あのな、機械の喋り方がさあ。カタカナひらがな漢字全部混ぜ合わせて超読み辛いけど何とかしてくんね?
◇ヨルハ部隊の返答です◇
承りました。ではこれからは読みやすさ重点に全部普通の日本語に翻訳しておきます。引き続き、nier:automataプレイ日記を楽しんでいてください。
これまでのあらすじ:人類を模した機械生命体、アダム(別称:浪川型)を倒し、9Sを救出に成功し
【nier:automataプレイ日記③】
これまであらすじ:パスカルと和解し、頻繁にロボットの村に足を運ぶようになった2Bと9S。親善の一環として、村人らから依頼を受けた。逆噴射サルトルへのファンメールを受け取りに遊園地に来た二人は入り口で呼び止めまれ、スタンプカードを渡されたのだった。
「あの……スミマセン、お二人さんはもしかして、ニンジャヘッズ、ですか?」「はい?」聞き慣れない単語で困惑した9Sは少し間をおいてから答えた。「いや、知
【nier:automataプレイ日記②】
これまでのあらすじ:遊園地でオペラドーモと交戦し、辛うじて勝利した2Bと9S。帰路に妙なドーモトルーパーと出会った。「おまえたちを村に連れて行く」罠だと恐れつつも、特にやることもないのでついて行くことにした二人は、森の中で築き上げたツリーハウスの村と、白旗を翻すドーモトルーパーであった。
「ドーモ、ヨルハの客人よ。わたしはパスカル、この村の長を勤めています」マイナードーモがノイズ混じりの電子マイ