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視察・学び

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「選んだあなたが悪い」の残酷さ

この半年間、自分がこれまで知らなかった世界を見たいと思い、これまでの行動パターンを意識的に変えてきた。

「静岡方式」を視察に行ったり、いくつかの少年院や更生保護施設、児童養護施設を視察し、さらに少年院にて学習支援に継続的に入ることで、これまで見えていなかったことが見えつつあり、かつ自分に変化が見えてきた。

これまで私は、「選択肢が少ない人には選択肢を作ったら良い」「もし嫌だったら選択しなおせれ

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「障害のある人が生きやすい社会」と「やる気がない人に寛容である社会」は繋がっている

「障害のある人が生きやすい社会」と「やる気がない人に寛容である社会」は繋がっている

昨日はお声かけいただき、Schooさんの生放送授業「僕らの哲学座談会」に出演してきた。テーマは「障害と教育」。

1時間、インターネット上で授業を受講くださっているみなさんのコメントを見ながら問いを設定し、それに対して対話をしていくスタイル。

「障害」や「教育」に初めから関心のある人向けに講演をしたり、お話ししたりすることは多いけれど、より一般の方と広く話す機会はなかなかないため、非常に興味深い

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誰もが「見捨てられない」と体感できる「おせっかい」地域づくり-静岡方式視察-

誰もが「見捨てられない」と体感できる「おせっかい」地域づくり-静岡方式視察-

先月、「静岡方式」を視察に行ってきた。
「静岡方式」は、特定非営利法人青少年就労支援ネットワーク静岡が中心となり取り組む伴走型就労支援のこと。就労をすることが困難である状況にいる人に対し、ボランティアが継続的に伴走することで、自立を実現していく。就労支援をするボランティアの方々は、就労支援の専門家ではなく「地域の専門家」。
なんと、静岡県内に1,000名ものサポーターが登録しているとのこと。

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