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サンフランシスコで、旅するように暮らす

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日本を離れてサンフランシスコに滞在しています。そこでの本当に小さな発見をつづろうと考えました。
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サンフランシスコで暮らしてわかった、自分にとって大事な道具

サンフランシスコは、

住居が広い
自由時間が多い(すぐお店が閉店するので暇)
カフェのテーブルがひろい
東京と比較して娯楽が少ない

場所だと思う。

私が仕事以外にやることといえば、買い物か、カフェで読書くらい。場所が広いのでカフェの選択肢も都内より多くはないし、前述したように店が閉まるのも早い。

仕事の気分でもないそんな日は、一冊のノートとボールペンで、ものを書くのに夢中になっていた。

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善意の提案がしやすい場所づくりに加担したい

サンフランシスコという街で暮らしてみて実感したこと。

「私、許されてるんだなあ。」

この私の感情は、大切な体験のひとつだ。

サンフランシスコは、多様性に対する器が大きい。知人曰く、ニューヨークなどとは気質が大きくちがうそうだ。

英語が拙い自分が飲食店などで店員の前でモタモタしようものなら、「このクソジャップ」などと吐かれる(しかも私の回りにいる人にも、わかるような口調で)のではないか...

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適切なサイズということは、コントロールできるということ

日本が恋しいと思うのは、適切でないサイズ感に対面した時。

1.5人前以上はあるうどんのはいったボウルに、みっちみちにつめられたステーキ、ヒトサラで1日は過ごせそうな量のパンケーキ。

外食だけではない。自宅でも、つばのやたらと大きなお皿に、振り回されそうなサイズ感の包丁、ずっしりとおもたいステンレスのお鍋。

その食べ物が、その行為が、自分に向かって最適化されてないということの不快さ。自分自身の

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サンフランシスコで口を開くと顎が痛くなるレベルまで顎関節症が悪化した→自力で直した

この渡米の前に、私は口内に存在するすべての虫歯を治療すべく、足繁く歯医者に通っていた。その途中でか、顎関節症になってしまったことを担当の歯科医に指摘されてしまう。

その時は顎を開くときに1ステップを挟むように顎がカクン、と動く用な感じはしていたが、サンフランシスコに来てから自分の顎や顎以外のところにまで影響が及ぶようになった。

耳がこもる、口が痛い、ジョリジョリという骨のずれる音発症した内容と

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アメリカ西海岸は、ラベンダー好きにはたまらない場所だった

私は小さな頃からラベンダーが好きだった。

リラックスや鎮静作用を持つアロマテラピーのその効用や、フレンチラベンダーのほんのり濃い紫色の蕾だとか、日本だと切り花として売られないその希少さも、爽やかでどこか懐かしい余韻のあるその香りもお気に入りだった。

日本では私ほどラベンダーの香りや印象は大きく評価されていないようで、コスメ売り場を見ても国内で発売されたラベンダーの香りはどこか媚のある香りに調整

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鬱じゃありませんように。

そういえば鍵をなくしたのがサンクスギビング前で、この日記の更新期間もそれ以来スポっと抜けてしまっていた。失望する出来事が重なって、いろんなことができなくなってしまった。

この期間、手帳には「あれしなくちゃ」「どうしてできないんだろう」と、ちょっと自分を引っ張り上げるような言葉が並んでいた。旅行先で知り合いづてで現地の友達を紹介してもらったのに、全然楽しめないし、今は萎縮して必要以上の英語を喋るの

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自分の心をつくるのは人の愛だけじゃない。お金、部屋の鍵、パスポート、iPhoneだ。

アパートの鍵をどこかでなくしてしまった。

鍵をジムに忘れてしまうというポカミスを先日やらかしてしまったのだが、該当する箇所にはないし、管理人室に問い合わせてもないしで現在も見つからず。ジムの習慣があったからこそ成り立っていた英語の勉強の習慣もなくなり、体のコリもずっと残ったままでここのところウズウズしている。2つの習慣が消えてなくなり、かすかに芽生えた自信のようなものも鍵とともにごっそり抜かれて

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マヌカハニー、あつあつのミントの紅茶

昨日からマヌカハニーデビューをしてみた。

実は、マヌカハニーは日本だけの流行なのかと思うくらい、アメリカのスーパーにほとんど存在しない。なんなら、えごま油やら亜麻仁油やらのオメガなんとか系のトレンディなオイルの品揃えも少なく、オイルコーナーの殆どがオリーブオイルで占められている。(健康志向であることはかわりなく、コールドプレスのオイルが充実している)恵比寿の成城石井のように、チアシードやレモンカ

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日本に持ち帰りたい、サンフランシスコでの毎日の習慣

日本に持ち帰りたい、サンフランシスコでの毎日の習慣

ポップアップトースターと、はちみつとジャム朝7時に起きて、スライスした雑穀パンをポップアップトースターに突っ込む。ジャムとはちみつと、それらをすくうためのスプーンをもってリビングへ移動する。大ぶりのペーパーナプキンのうえにこんがり焼けたトーストをおいて、はちみつとジャムをざりざり塗って、ばりばり頬張る。すぐに朝食の用意ができるのと、ジャムとはちみつの甘みで舌が幸せ+目が覚めるから、日本の自宅にもポ

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日本に帰ったら読みたい小説

日本に帰ったら読みたい小説

なるべく身軽に動けるようにと、サンフランシスコには最小限の持ち物だけを持ってきたのだけれど、選定をどうすべきかと考えあぐねた持ち物は本だった。

結局、知り合いにオススメされた専門書と文庫本、観光用のガイドブック数冊を持ってきたのだけれど、このチョイスは理屈として間違ってないのだけれど(知人に勧められた本はなるべく早くチャットで感想を言いたいと思ったし)、もっと自分にとって大切な本を持って来ればよ

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Macで廃人専用ログインユーザを作ってみる

Macで廃人専用ログインユーザを作ってみる

Macで、仕事に最適化されたアカウントの他に、オフに集中したい時用、廃人専用のアカウントを作ってみた。

gmailもSNSも含め通知は一切受け取ることができず、ブラウザのブックマークなども一切インポートせず、Dockには3つしかアプリのアイコンが並んでいない、超ミニマルな、自分にとっての小さなハードルを全て一掃した、ただただ自分がリラックスしたい時用のMacアカウント。

時差のある場所で生活す

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いつも笑顔のコワーキングスペースのおじいちゃんオーナーが、豹変した

私が通っているコワーキングスペースのオーナーのトムは、私の数少ない話相手である。

話しこむほど仲むつまじくはないが、挨拶を毎日交わすことのできる、貴重な相手だ。

私が最初にこのコワーキングスペースでドロップイン利用した時も、月額会員になる手続きなんかのときも、私のたどたどしい怪しい英語を頑張って聞き取ってくれた(一度無効になってしまったクーポンURL経由でのメンバー登録を割引価格に直してくれた

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サンフランシスコ〇〇難民

サンフランシスコ〇〇難民

- ボールペン(高すぎる、か頼りなさすぎる、のどっちか)

- ノート(高すぎる、かダサすぎるのry。コクヨみたいなノートが欲しい)

- ランチ(どこ見回してもお砂糖がたっぷりはいったパンか麺しかない。サラダは2人前あるから食べたいと思わない。)

- インターネット(もう期待してないけれど...)

- 空調(ついてないところがほとんど。東アジア人はこの時期重ね着必至)

- ファンデーション

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りんごを食す

りんごを食す

最近はリンゴにハマっている。

お金を節約しながらもビタミンは摂取。

ゴミも少ないし、皿を洗う必要もない。

ベーカリーでサンドイッチを買うのもいいけれど、大振りなサイズのものが多くて食べきれないし、食べ残しで食欲を満たすのがあまり好きではない。

あと、小麦を摂取しすぎるとものすごく体調を崩すことがわかったから、グルテンはなるべく避けてたいとも考えている。

遅刻遅刻、といいながら冷蔵庫からリ

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