サンフランシスコで口を開くと顎が痛くなるレベルまで顎関節症が悪化した→自力で直した
この渡米の前に、私は口内に存在するすべての虫歯を治療すべく、足繁く歯医者に通っていた。その途中でか、顎関節症になってしまったことを担当の歯科医に指摘されてしまう。
その時は顎を開くときに1ステップを挟むように顎がカクン、と動く用な感じはしていたが、サンフランシスコに来てから自分の顎や顎以外のところにまで影響が及ぶようになった。
耳がこもる、口が痛い、ジョリジョリという骨のずれる音
発症した内容としてはまず、食事のときに左側の耳がこもるようになった。耳に水がはいったり気圧が変動したときのように、耳に異物感を感じるようになった。つばを飲み込んだり、ネットで「耳 異物感」というようなワードで調べて出てきた方法を実践したけれども治ることはなかった。
次に、今まで違和感を感じることのなかった右側の顎に激痛が走るようになった。普通にしているときはなんともないけれど、口を大きく開ける動作をしたときにチリっとした痛みを感じるようになった。
右側の顎はジョリジョリという音も出るようになった。左側の顎は右よりも鈍い音でどちらかというと「カクカク」という音だ。どちらにしろ口が開けづらく、食事が楽しくなくなった。
原因は、りんごを食べるようになったから?
先日の日記で、持ち運びや調理不要というその手軽さからりんごをまるごと一つ食べるようになったと書いていた。ソファ中心の生活という姿勢に起因するものもあるだろうけれど、顎の上下運動やかみ合わせにダイレクトに関わってくるのはこのりんごの習慣だった。
応急処置の顎関節体操
海外保険には入っておらず、カード付帯の保険にも歯科は適応外とのことだったので病院に行くという解決法は存在していない。そこで、一時的にかみ合わせを調整しようと思って実践した顎関節症体操がかなり効いた。顎を大きく開けたり顎を前後にずらした状態でキープすることを繰り返すことで、顎をストレッチしながら顎のズレをちょっとずつ矯正していく体操だ。
また、同じサイトに合った顎関節矯正を参考に、かみ合わせのズレが大きいところを見つけて、左真ん中前の歯でなるべく食べ物を噛むように実践した。更に、どこの歯で噛むかを意識的に行うためにドライフルーツや野菜などの噛みごたえのあるものを食べるようにした。
これらを実践したら一晩で右顎の痛みは改善され、数日後にはジョリジョリ音も引いていき、耳がこもる現象もほぼ完治し、渡米前のもとの状態にもどることができた。顎関節体操は職場でもイケメンの前でもやっていたため、かなり怪しい人だったと思うが背に顎は変えられない。それ以外にも気が向いたときはフェイスマッサージをしたり、首や肩のストレッチを意識して行うようにしている。
長期出張で顎関節症の人(そんな人いるのか謎だけど)の役に立てればという思いで、記してみた。
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