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『ベルサイユのばら』-その2 オスカルとマリー・アントワネットが初めて出会った場所は?-

(Spoiler Alert!ネタバレ注意!)

みなさん、こんにちは!

前回は、書籍「マリー・アントワネットとマリア・テレジアの秘密の往復書簡」をご紹介しながら、マリー・アントワネットがフランスに嫁ぐ直前に、母親マリア・テレジアと一緒に過ごしていたところまで、みていきました。

早速、その続きをみていきたいと思いますが、今回の記事は、マリー・アントワネットが訪れた場所の紹介が多くなりそうなので、今後YouTubeのほうで、さらに詳しく取り上げるかもしれません。

また、ベルばらのYouTubeのリンクを、記事の一番最後に貼っておくので、もし宜しければご覧くださいね。

フランスへの輿入れ前、オーストリアでは、様々な準備・行事が行われていました。

その1つがこの場面↓

マリー・アントワネットは、フランスでの婚礼の前に、オーストリアでも婚礼(確か弟を代理人として)をあげています。

その場所が、「アウグスティーナ教会」。

この教会は、代々ハプスブルク家の人々が結婚式を挙げた教会で、母マリア・テレジアとフランツ1世、フランツ・ヨーゼフ1世とエリザベートも、ここで結婚式を挙げています。

また、私の記憶が正しければ、ベルベデーレ宮殿でも結婚の祝賀会が行われていたようです。

現在は宮殿ではなく、美術館になっているので、オーストリアに行ったら、シェーンブルン宮殿とともに、ベルベデーレ美術館にも立ち寄ってみたいものです。

そして、いよいよ祖国オーストリアとの別れの日。

マリア・テレジアが、「遠く離れていても、最後の…最後の息をひきとるまで あなたの身を案ずることをやめないでしょう」と、言って涙ながらにマリー・アントワネットを見送る場面は、泣けます。

兄ヨーゼフ2世とは、結婚後に会う機会がありましたが、マリー・アントワネットがマリア・テレジアを見たのは、これが最後になってしまったのですから。

道中、婚礼の一行は、いくつかの場所で停泊したのですが、その1つにメルク修道院があります。

メルク修道院は、11世紀に建てられた壮麗な修道院で、崖の上に建っています。

この修道院に、なぜか私は惹かれるんですよね・・・。

現在は見学できるようなので、オーストリアに行ったら訪れてみるのもいかがでしょうか。

オーストリア、行ってみたい場所が多すぎる!!

そして、フランスに入国して、将来の夫となるルイ16世に初めて対面したのが、コンピエーニュ。

前回の記事で、1巻はあまり読み直したことがないので、多くの気づきがあったと書きましたが、マリーアントワネットとオスカルが初めて会ったのも、ここコンピエーニュだったのですね。

コンピエーニュ城(Château de Compiègne)に、マリー・アントワネットは泊まったようで、現在はこのお城のインスタもあるので、どんなお城か見ることも出来ます。

ここで、マリー・アントワネットのお供をするオスカルの凛々しいこと。

この時、2人とも14歳。

女官長からオスカルが女性と聞いて、驚くマリー・アントワネット。

今、この記事を書くにあたって、1巻を最後までざっと見たのですが、やはり序盤は、オスカルは男性の側面が強いですね。

私、”オスカルはいつ女性性に目覚めたか?”ということを考える時があるのです。

みなさんは、いつだと思いますか?

また、このあたりも考察すると面白いかもしれませんね。

今回は、このあたりで一旦、終わりにしたいと思います。

次回からは、もう少し駆け足でみていくかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

続く。


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