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大分県玖珠町が、「探求」や「野遊び」「対話」の3教科を独自に新設した、不登校特例校開校!

こんにちは、翼祈(たすき)です。

近年不登校の子ども達は増加傾向です。そこで各都道府県が開校をしたり、進めている取り組みが、「不登校特例校」です。

「不登校特例校」の詳細は、私が所属する会社の下記の記事に書きましたので、合わせて読んで頂きたいです。↓

この記事で紹介したい、「不登校特例校」は、大分県玖珠町です。

不登校の子ども達が通学する小中一貫校の開校を掲げる大分県玖珠町は、2023年12月4日、学校名を「玖珠町立学びの多様化学校」とし、この学校では通常の授業を減らした上で、好きなことをして自己肯定感を上げていき、コミュニケーションの方法を学習したりする授業などを実施する方針だといいます。

大分県内の不登校の小中学生は年々増えていて、2022年度は2703人と過去最多になりました。玖珠町でも不登校の子ども達は増加傾向で、特に中学生では2022年度全体の11%に上っています。

今回は大分県玖珠町の「不登校特例校」について発信します。

大分県玖珠町の「不登校特例校」ってどんな科目が学べる?

大分県玖珠町では不登校の子ども達に合わせた柔軟な教育科目を組む、「不登校特例校」を2024年春に小中一貫校として開校することを掲げていて、2023年12月4日に開講された町議会の全員協議会で、想定する教育科目の内容が報告されました。

「不登校特例校」に通学できる児童・生徒は原則、玖珠町民が対象で、校舎は廃校になった小学校を活用します。玖珠町教育委員会によりますと、不登校の子ども達は2022年度が47人で、2014年度の7人から急増していました。

玖珠町町議会によれは、「不登校特例校」での一般的な教育科目は、小学校では最大で約3%、中学校で約14%減らすとしています。

登校時間は通常より1時間ほど遅い午前9時半までで、授業に疲れた場合は早退したり、別室で休んだりすることが可能だといいます。

また、一般的な授業時間を減らす一方で、「野遊び」や「探求」など、好きなことをして自己肯定感を上げたり、コミュニケーションの方法を勉強するする「対話」の3つの教育科目を独自に新設しています。

「野遊び」は、バンド演奏や昆虫採集など自然学習みたいな授業を想定しています。「探求」は興味関心に合わせて自分でテーマを決めて学べます。

「不登校特例校」の通学できる対象は玖珠町在住の小中学生ですが、隣接する九重町も希望があれば通学できるように調整しています。

参考:玖珠町 来年春の開校めざす「不登校特例校」授業の内容公表 大分 NEWS WEB(2023年)

定員は最大で中学生40人、小学生10人の予定で、これから、学校説明会を開いて入学希望者を募ります。

玖珠町は関連する条例案が2023年12月6日の定例町議会で可決されれば、国の指定を受けた上で、2023年12月中にも「不登校特例校」に入学を希望する子ども達の募集を始めたい考えでいます。

玖珠町の教育委員会の教育長の男性は「オンラインでの授業体験を進めるなどをして、不登校の子ども達が通学したいと思える学校にしたい」と語りました。

「不登校特例校」は2023年4月現在、10都道府県に公立と私立でトータル24校あります。九州・山口では鹿児島県の私立鹿児島城西高校のみで、公立校としては初めてとなります。福岡県福岡市や熊本県天草市などでも2025年度以降の「不登校特例校」の開校に向けた動きが出ています。

私と不登校

私は大学時代に寮で相部屋の人から主に嫌がらせを受けて、半年で退寮し、その後不登校からの大学1年で中退、引きこもりとなりました。

詳しい話はこちらを読んで頂きたいです。↓

この最後の部分を考える時に、「会社のサイトで話していない、不登校のきっかけの1つになったこと、あったかな?」と思ったら、ありました。思い出しました。

私は友達が居なかったので、少し遠くにある本屋さんに、休み時間や休みの日に行くことが好きでした。

ある日、本屋さんまでの道を歩いていたら、ガソリンスタンドに入る車に接触し、足が痛くて、少し松葉杖を付いていました。この時の高齢者ドライバーは、免許を返納しました。

暫く松葉杖を使っていましたが、ある日寮で、「相部屋の人が松葉杖で、まじ迷惑なんだけど」という声が聞こえてきました。

松葉杖の間、寮から大学に行く時に、一人で教材を持って、何度も落としながら、松葉杖が必要では無くなるまで、大学に行きました。

また今思えばこの間の耳鼻科の通院で、目眩になる原因はストレスと睡眠不足だと知ったのですが、この当時は寮生活で、ストレスMAXでした。

何回か目眩で寝込みました。松葉杖の時から関係性がさらに悪化していた相部屋の人は、1回目の目眩が起きた時は、「寮のご飯持って来たから食べてね」と言ってご飯を持って来てくれました。

しかし、目眩の回数が増えると、「ご飯位、自分で食べに行けや」と言われて、目が回っている中、歩いて少し離れた寮の食堂に一人で食べに行ったり。

寮の大掃除で目眩が起きて寝込んでいた時も、先輩に気に入られていた相部屋の人は、先輩と、「ってかサボりだよね?ずるくない?(笑)」という話し声が、廊下から聞こえてきました。

中学校の時のいじめで男子が、大学時代の嫌がらせで女子が、同い年の男性も女性も、今でも苦手で、話せなくなりました。

年齢さえ分からなければ、何とか話せる状況です。

ということを、この記事を書く時に思い出しました。蓋を閉めて、忘れていた記憶でした。

話は本題の不登校特例校に戻りまして。玖珠町の授業は、枠に囚われない授業が素敵だなと思いました。

私は会社のサイトで福岡市の不登校特例校の話を書いたのですが、福岡市のは2025年度に開校なので、このまま開校なら、恐らく玖珠町の方が公立高の不登校特例校の九州初開校は先ですね。

不登校の子ども達は今多いですし、不登校特例校も毎月どこかで開校するニュースを観るので、やはりそれだけニーズの高さを感じています。


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