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私の母を通して感じる、動物介在療法からの得られる効果と活力と笑顔などの大きな影響力。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

医師からの治療でなくても、一定の心身の回復が見込まれる動物介在療法という治療法があります、

動物介在療法とは、犬や猫などの伴侶動物と呼ばれる動物たちの力を借りて施される治療法です。ヒトの心身の回復や高まる意欲、リラックス効果などの情緒的・精神的側面への大いなる影響力などが期待が持たれている補完医療の1つです。

動物介在療法の効果の検証も加速し、犬による動物介在療法では、痛みやイライラ、疲労などの感情が軽くなって少なくなり、笑顔や落ち着きが増したという報告がされています。

詳しくは、私が会社のサイトに書いた記事をご覧下さい。↓

そんな動物介在療法を、取り入れている団体が、神奈川県にあります。

犬が昔から大好きで、飼い犬は悩みを話す相手だった一人の女性。生まれ育った京都で大学を卒業した後、損害保険会社で働き始めましたが、体調を崩し、何がやりたいのか模索していた時、動物の力で心身を健康にする動物介在療法をテレビで知って「これがやりたい」と思いました。

獣医師たちが老人ホームに犬を同伴させる取り組みにボランティアで参加しました。その時に出逢った仲間は現在、神奈川県横浜市港北区にある日本補助犬情報センターの理事として取り組みを一緒に行います。

今回は動物介在療法のことと、それから得た私の母の変化について紹介します。

動物介在療法が生き甲斐の一人の女性

ヒトをサポートする犬として当時、補助犬の法制化を要求する動きが活性化していました。法成立を見越して2002年の前身[日本介助犬アカデミー]で仕事をするのを誘われ、生まれ育った京都から東京へ移住しました。この年の5月、盲導犬利用者たちと国会議事堂に通い、身体障害者補助犬法の成立を見届けました。「障害を抱えている人たちが社会参加できない状況を変換させたいー」。大好きな犬を介して社会貢献していこうと決意しました。

横浜に[日本介助犬アカデミー]を移動させた後、2015年に名称を変更し、補助犬全般の啓発をするNPO団体、日本補助犬情報センターが誕生しました。犬の訓練はしていなくて、盲導犬の利用者たちの相談に乗り、情報提供していくことが専門ジャンルです。常勤職員はそれ以外では1人しかいなくて、事務作業の合間に各地のイベントを巡回しています。

犬は、利用者たちのために行動を共にすることが幸せで一緒に暮らしています。働かされて可哀想でも、ストレスでもないと発信したいです」。各訓練施設は補助犬に育てる時、適性をしっかり見極めて、ヒトと一緒に「仕事」をするのが好きな犬を選択しています。ですが、法律が成立してから20年経過しても、補助犬への入店拒否や誤解はなくなりません。

長時間の入店前に待機が続く時は補助犬を気分転換させたり、時間を決めてトイレをさせたりと、利用者たちは責任を持って「生きた自助具」を管理しています。毛が落ちない様に毎日ブラッシングし、衛生管理にも気を遣います。それでも迷惑がって入店拒否をする店には「動物アレルギーの人がいたら、場所を移動させるなどの対応などをして頂ければ」。一旦断られそうになりながら、他の客が理解を示したことで入店できたケースもありました。

参考:<かながわ未来人>動物介在療法知り活動 日本補助犬情報センター事務局長・橋爪智子(はしづめ・ともこ)さん(50) 東京新聞(2023年)

動物介在療法で取り組みをするセラピードッグなどは現在、法規定がありません。「補助犬が当たり前に受け入れられる世の中になれば、他の犬たちの活躍のシーンも拡大します」と、そうなる時が訪れることを願っています。

私の母。

私の母は、愛犬が居なくなってから、ずっと空虚で、心に穴が空いて虚しい、暗い表情をして過ごしていました。

そんな母は数ヵ月前から、YouTubeであるペットの動画にハマり、活力を得て、ジョークを言ったりとか、かなり毎日笑顔になりました。

最初は少ししか観ていなかった動画も今はスキマ時間に観て、不眠症がちだったのも、動画を観て寝たら、よく眠れるそうです。

今では、私もそうなりがちですが、本当に母は今ではそのペットの大ファンで、そのペットを飼うのに必要なもののことなど、かなり詳しいです。スラスラその単語が出て来ます。

愛犬は居なくなりましたが、動画を観て楽しく母を観ていたら、「動物介在療法って凄いな!」と、実際に飼っていなくても、得られる効果に日々驚いています。

いつも暗かった母が毎日楽しそうで笑顔なのが、私も嬉しいです。


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