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りんごの知恵袋

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りんごに関する色んな知識をご紹介。
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#農業

りんご品種図鑑〜なかの真紅〜

りんご品種図鑑〜なかの真紅〜

様々あるりんごの品種ですが、昔からあるものも新しく登録されたものもあります。今回ご紹介するのは2018年に正式登録された"なかの真紅"という品種です。

特徴

名前:なかの真紅(なかのしんく)

育成者:長野県中野市 吉家一雄氏

収穫時期:10月中〜下旬

見た目:外観は黄色の地に赤色が着色したような印象。少しいびつな形になりやすい(きれいな円錐形ではない)。果皮にワックスが出やすい。果肉が赤

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りんご品種図鑑~陸奥~

りんご品種図鑑~陸奥~

ちょっとマイナーなりんごの品種についてシリーズでお届けしている品種図鑑。
今回は"陸奥(むつ)"です。

特徴

名前:陸奥(むつ)
由来は青森県の旧国名「陸奥国」。青森で生まれた品種です。

収穫時期:10月下旬

味や見た目:平均400g前後と大きくなりやすい。縦に長い円形。
無袋栽培の場合は黄緑色ですが、有袋栽培をすると桃紅色になります。
甘みと酸味のバランスがよくふんわりと香りがします。

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"早生ふじ"という品種は無い~品種図鑑コラム~

"早生ふじ"という品種は無い~品種図鑑コラム~

9月25日現在、少しずつ収穫が始まっているりんごがあります。「早生ふじ」という名称で、スーパーやネット通販などでも売られています。
しかしこの「早生ふじ」という名前、品種名ではないことはご存じでしょうか?

「早生ふじ」とは?

植物には、細胞に突然変異が起こり一本の枝や茎だけに元とは異なる形質があらわれるという、枝変わり(えだがわり)という現象が時々生じます。そしてりんごの品種にも枝変わりによっ

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うちのSS

うちのSS

今回はりんご栽培に欠かせない薬剤散布の機械、スピードスプレーヤー(通称SS)について紹介します。

SSはりんごや梨、ぶどうなど主に果樹園で活躍している薬剤散布機です。性能や年式によって形が異なりますが、うちで使用しているのは運転席がオープンになっているもので、最新型だとキャビン式といって運転席がしっかり囲まれているものもあります。

うちでは実家と他2軒の農家で共同利用しているのですが、現在のS

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りんご品種図鑑〜きおう〜

りんご品種図鑑〜きおう〜

ちょっとマイナーなりんごの品種についてシリーズでお届けしている品種図鑑。
今回は"きおう"です。

特徴

名前:きおう
由来は「黄色い王様」=「黄王」。ひらがなで表記されることが多いです。

収穫時期:8月下旬
熟度にばらつきがあるので数回に分けて収穫する早生種です。

味や見た目:果点が目立ち、熟度が増すほど透明感のある黄色になる。
甘さの中にほんのり酸味があり、果汁が多くさわやかな印象。

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青森りんご偉人伝〜菊池楯衛〜

青森りんご偉人伝〜菊池楯衛〜

この記事を書いているのが祖先が帰ってくるといわれるお盆の時期なので、今回は青森のりんご産業において重要な役割を果たした偉人を紹介します。
明治時代に日本に持ち込まれたりんごを青森県で根付かせた、菊池楯衛(きくちたてえ)氏です。

菊池氏は1846年、津軽藩(現在の弘前市)の武士の家に生まれます。

県庁で働いていた明治8年に、西洋から持ち込まれ国から無料で配布されたりんごの苗木を津軽地域の旧士族を

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りんご品種図鑑〜恋空〜

りんご品種図鑑〜恋空〜

りんごの品種は国内だけで約2000種もありますが、普段見かけるのは決まった数種類かと思います。そこでちょっとマイナーな品種についてシリーズでご紹介していきたいと思います。今回は"恋空"です。

特徴

名前:恋空(こいぞら)
これは商標名で、正式な品種名は"あおり16"といいます。

収穫時期:8月中旬
お盆に向けて出荷されることが多い早生種です。

味や見た目:甘味が強いが酸味もある、やや硬め、

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りんごが全国ニュースに

りんごが全国ニュースに

ここ一週間、テレビやネットニュースにりんごの話題が出ています。
内容は「りんご生産量 過去最低」というものです。今回はこのニュースについてりんご農家の目線からお伝えします。

ニュースの詳細

2023年度の国内りんご生産量が前年比18%減の60万3800tであったと農水省の作物統計で発表されました。
原因は夏の記録的猛暑と降水量不足が大きく影響し、収穫前落下などもあり出荷量も減少しました。
そも

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遺伝子と授粉

遺伝子と授粉

5/8現在はりんごの授粉期ということで、今回はりんごがもつ遺伝子と授粉の関係について書いていきます。ただ科学的で難しい話ですし私の理解度もまだ足りていないので、ここでは簡単に。

りんごの遺伝子

りんごは自分(同じ品種)の花粉では結実できません。必ず他の品種の花粉がくっつく必要があり、この特性を交雑和合性といいます。
花の中にあるめしべにはS遺伝子という情報が入っていて品種ごとに異なります。

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アントシアニンしばり

アントシアニンしばり

前回はりんごとアントシアニンの関係について書きました。(記事は↓)
今回はアントシアニンとはそもそも何か?についてです。

そもそも

アントシアニンはフラボノイド(ポリフェノール)の一種で、花や果実に広く分布する色素です。
さまざまな条件によって、橙色から赤・紫・青まで幅広く変化します。食べ物なら前回も挙げたようにブルーベリーやナスが代表的で、りんごや黒豆なんかにも含まれます。花ならバラやキキョ

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赤い果実

赤い果実

りんごと言われてまず思い浮かべるのは赤い果実かと思います。
実際、日本のりんご品種で主流なのは「ふじ」「ジョナゴールド」「つがる」など赤いものです。

さてそのりんごの赤い色ですが、アントシアニンという色素があることで色が出現しています。アントシアニンはりんごの他にブルーベリーやナスなど紫色系の作物に多く含まれています。

りんごは小さいときは緑色をしており、秋になると黄色→赤色に変化します。

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いろんなものに入ってる

いろんなものに入ってる

先日、NHKの番組『あしたが変わるトリセツショー』でりんごが特集されていまして、その中で面白い内容があったので紹介します。

スーパーで"りんご"を探せ!

番組では大型スーパーで、原材料表示に「りんご」がある商品を調査。すると600品目以上に「りんご」が含まれていました!生のりんごはもちろん、お菓子やジュースなどは想像しやすいですが、焼き肉のタレやマヨネーズなどの調味料にカップ麺、シャンプーや歯

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褐斑病のこと

褐斑病のこと

りんごに関する病気で、今年度いちばん目立っていた「褐斑病」について今回は紹介します。

褐斑病とは

空気中に飛散する菌に感染して、葉や果実に黒い斑点がつくのが特徴です。
5~6月が一次感染、8~9月が二次感染の時期になっていて、約2ヶ月の潜伏期間があります。秋の葉とりやつる回しの作業をしているとよく発見します。
今年度は夏の猛暑と雨の少なさで防除の効き目タイミングがずれてしまったようで、青森県産

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産直で出会うりんご

産直で出会うりんご

青森県内、特に津軽地方の道の駅や産直ではこの時期りんごがたくさん販売されています。見つけるとついつい気になるもので、食べたことがない品種があると「これも研究のうち」と購入。りんごオタクっぷりを発揮しています。

板柳町のふるさとセンターにある産直はりんごだらけ!その中でも未食の国光・サン北斗・印度・こうみつを発見したのでゲット。
昔主流だった品種はもうなかなか出会えません。これが今の主力品種のもと

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