アントシアニンしばり
前回はりんごとアントシアニンの関係について書きました。(記事は↓)
今回はアントシアニンとはそもそも何か?についてです。
そもそも
アントシアニンはフラボノイド(ポリフェノール)の一種で、花や果実に広く分布する色素です。
さまざまな条件によって、橙色から赤・紫・青まで幅広く変化します。食べ物なら前回も挙げたようにブルーベリーやナスが代表的で、りんごや黒豆なんかにも含まれます。花ならバラやキキョウなど。紫色のイメージが一般的かと思います。
健康効果
アントシアニンは強い抗酸化作用をもっており色々な健康効果が期待できます。
食べ物の場合だと、視覚機能の改善・血行促進・コレステロール値の低下などなど。「ブルーベリーは目にいい」と昔から言われていますし、最近はコレステロールに作用することが研究で分かってきています。
アントシアニンの面白さ
私が個人的にアントシアニンが面白いなと思うのは、色の幅です。前はアントシアニン=紫だったので、りんごの赤い色がアントシアニンと知った時は少し驚きました。そこで初めてアントシアニンが様々な色になるのだと知りました。
そして私の畑には偶然にも、前の持ち主の方が植えていたブルーベリーの樹がありアントシアニンでりんごとブルーベリーが繋がったのです。
今考えていること
茜さす果実では現在りんごのみ栽培していますが、ちょっと他の作物も育ててみたいなと近頃考えていました。そこで思いついたのが【アントシアニンしばり】で作物を選んでみよう!ということです。ブルーベリーは元々あるし、「果実」はフルーツだけでなく野菜や豆類も含む広い言葉なのでそれも含めてやったら面白いんじゃないかと。(「果実」の言葉については私の投稿『ことばの果実』をぜひ読んでみてください)
ということで2回にわたってりんごの色とアントシアニンについて書きました。
今後茜さす果実がなにを育てていくのか、お楽しみに。