たかはしあい

子育て支援の仕事、保育所の巡回相談、保育士養成校の教員などしてます。 子どもの身近にい…

たかはしあい

子育て支援の仕事、保育所の巡回相談、保育士養成校の教員などしてます。 子どもの身近にいる大人の力になるのが好きです。 三児の母/公認心理師​/看護師/保健師/保育士     覗いて頂けたら嬉しいです▷▶︎https://lit.link/ainyam

マガジン

  • 日々の呟き

    特に目的もなく、日々の呟きを載せていきます。

  • 読書の記録

    このマガジンでは、私が読んでみて、他の人にも読んでもらいたいなーと思った本の紹介をします。

  • 子育て中のママへ

    ママたちの気持ちが、ほっと和むような文章を綴りたいです。

  • 子育て支援に関する事業・活動まとめ

    福祉や教育分野における自治体独自の政策や事業、その他興味深い活動(非営利のものメイン)などについてメモとして残していきたいと思います。

最近の記事

入園おめでとう

人見知りが強いからきっと、 最初は沢山泣いちゃうね。     でも、大丈夫。     泣きながら周りを眺めていると 少しずつ気付いていくはず。     何度読んでもまた読みたくなる絵本や   見たことのないおもちゃたち   食いしん坊のキミも満足できる ボリューム満点のお昼ごはん   お世話をしてくれる 優しいお兄さんお姉さん   一緒に泣いてくれるお友だち   悲しい時も嬉しい時も 沢山抱っこしてくれる先生たちが、   いつもそこに居てくれること。     そしていつの間に

    • 「小学校なんか行かないでよう…」って泣いて、息子を困らせた

      . 「今日は、保育園修了までに やりたいことを話し合いました。   ドッチボール リレー キングブロック はしりなわとび… (他にもいっぱい書いてあった)   ぜんぶやります!」     ↑次男(年長)のクラスノートに 今日書いてあったこと。     なんかこれ読んで、涙出た。     あぁもういよいよ 保育園で過ごす時間が終わるんだ っていう気持ちや、   先生、最後に子どもたちの望みを 全部叶えてくれてありがとう っていう気持ちや、   まだ卒園しないでよう… もっともっ

      • 5年ぶりの妊婦生活ー日本で子どもを産み育てることについて改めて思ったこと

        私事ですが、もうすぐ3人目の子が産まれる予定です。 今回5年ぶりに妊婦になってみて、日本で子どもを産み育てることについて色々考えることがありました。 恵まれているなぁと改めて感じたことも沢山あったし、逆に、がっかりしたこともあり、、 今日はそのことについて書きたいと思います。 日本で子どもを産み育てる上で、恵まれているなぁと思うことは沢山あったのだけど、 ・お母さんや赤ちゃんが安全に出産を迎える環境が整っている(日本は、周産期に母子が命を落とす割合が最も低い国の一つ

        • 自宅で子どもを預かる「連れ帰り保育」ー特定の親子への規格外の保育

          この本は、夜間保育を利用する親子と、それを支える人たちの姿が描かれたものです。 夜間保育園が認可されるまでの過程や、ベビーホテルの状況、そこを利用する親たちの事情などについて詳しく知ることができます。  読んでいて一番印象的だったのは、夜間保育園の理事長夫婦が、家庭内の養育に問題がある子どもたちを週末自宅に連れ帰って面倒をみる「連れ帰り保育」をしているというエピソードでした。 特定の子どもを理事長が自宅に連れ帰って面倒を見ることに対して、周囲からは当然「理事長は子どもを

        入園おめでとう

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        記事

          読書記録「ジソウのお仕事」

          虐待による悲しい事件が起こるたびに「児相はなぜ、子どもを保護できなかったのか?」という批判がされるけど… 子どもを保護することや、保護した子どもをその先守っていくことが、いかに複雑で難しい問題なのかということが、とってもわかりやすく書かれている本。   ・水道もガスも電気も止まった家で、何日も母親を待って、保護されてからも「保護されたくなかった。ずっとママを待っていたかった」と語る姉妹。 ・父親から性的虐待をされていた女子中学生を保護したら、母親は「娘の顔を見たくもない

          読書記録「ジソウのお仕事」

          わたしは時間泥棒に、時間を盗まれたくない。

          今朝は起きてから、そのまま布団の中でミヒャエル・エンデ作『モモ』を読んで、それから顔を洗って、フレンチトーストを焼きました。     のんびりフレンチトーストを作りながら、おいしそうだなぁ、子どもたちもきっと喜ぶだろうなぁって考えてたら、なんだかすごく幸せな気持ちになって、   こうやって、子どもたちに幸せな気持ちで朝ごはんを作るだけの心の余裕が、自分の中にあって良かった、って改めて思った朝でした。 *   『モモ』のお話の中では、灰色の男たち(時間泥棒)が人々の時間を盗ん

          わたしは時間泥棒に、時間を盗まれたくない。

          訳知り顔で「最近の子どもは〜」と話す人に読んでほしい一冊

          先日泊まった温泉宿に置いてあった本の、読書記録です。 中嶋仁市著「しつけ・教育はこれでよいか」 昭和51年(1976年)発刊   昭和11年から教師をしていた筆者が、40年間の教師人生を振り返りながら「今の子ども(親)は〜」ということを書いた本なのですが、発刊年から推察するに、おそらく今50代の人たちが子どもの頃の話。   それを踏まえて読むと、あぁもうそんな時代からこういう状況だったんだ、ということがわかって、興味深かったです。   これからはもっといろんな時代に書かれた

          訳知り顔で「最近の子どもは〜」と話す人に読んでほしい一冊

          罪を犯した人にどう関わるか?ー『私の中にいる』黒澤いづみ著・読書記録

          この小説は、荒んだ生活を続ける #シングルマザー と虐待を受け続けた娘の二人を中心に話が展開されていきます。 設定が色々と複雑なのでその辺りの説明は省きますが、物語の終盤で、その母親が死んでしまった娘に手紙を書き、そして娘になりきって返事を書くという場面があります。  上述したのは、手紙のやりとりの一部です。 読まれて察しがついたと思いますが、この母親自体もかつては母親やそのパートナーから身体的虐待や性的虐待を繰り返し受けていた子どもでした。 みなさんはこのやりとりを

          罪を犯した人にどう関わるか?ー『私の中にいる』黒澤いづみ著・読書記録

          わたしは、色んな子どものお母さんになりたい。

          いつもは2人の子どものママをやっていますが、昨日は1人可愛い女の子を加えて、半日だけ3人の子のママをしました。     土曜日の夜、わたしが知人のライブへ行くために、我が家の男子2人は近所のお友達の家にお泊まりに行かせてもらっていて、     日曜の朝に2人を迎えにいったとき、今度はそこのおうちの女の子が我が家へ一緒に帰ってきたのです。     子育てが大変なことに変わりはないけど、わたしはみんなでヒーヒー言うよりも、大変さを分かち合いながら休息をとりあって、子育てに楽しさを

          わたしは、色んな子どものお母さんになりたい。

          一番難しい壁に登ろうとする息子に、簡単な方を勧めようとした私

          本格的なクライミング初体験の息子が「一番難しい壁に挑戦する」と言ったとき、わたしはもっと難易度の低い壁を勧めようとした。   最後まで登り切れた方が良いと、思ったからだ。     それでも息子は、一番難しい壁を登り始めた。     案の定、少し登ってはすぐ落ち、また登ってはすぐ落ちる、を繰り返す姿を見て「ほら言わんこっちゃない。全然上手くできないじゃんか」と思いながら見ていたけど、     息子は落ちる度にまたすぐ登り始めて、いつのまにか少しずつ登れる距離が長くなっていった。

          一番難しい壁に登ろうとする息子に、簡単な方を勧めようとした私

          電車アナウンスで障害女性の元に痴漢が集まってくるという悲劇

          また卑劣すぎる現実を知ってしまったので、シェアさせてください。 簡単には逃げられない車椅子の人や、視覚障害を持った人を、あえて標的として狙う性犯罪が多発しているとのこと。 しかもそうした犯罪者たちは、「電車の車内アナウンス」を聞いて、しめたとばかりに駆け付けてくると…許せない。 電車や町中で、車椅子の人や視覚障害の人がそばにいたら、絶対守りたい。車内アナウンスを聞いたら、わたしも駆け付けようかな。   ーー以下、サイトから引用ですーー 車椅子利用者の女性 「ほとんどの

          電車アナウンスで障害女性の元に痴漢が集まってくるという悲劇

          子どもへの性的虐待を、もう見逃したくない。

          昨日は痴漢の被害について書きましたが、私にとって最も許し難い性暴力は、子どもへの性的虐待です。   日本では、子どもの性的虐待の被害が見逃されています。とりわけ、乳幼児期から小学校低学年の子どもへの被害に気づけていない現状があります。   このnoteでは、子どものトラウマケアの専門家である西澤哲著「子ども虐待」を参考にしながら、性的虐待の実態、虐待を受けている子どもたちにみられる兆候、加害者心理、大人や専門職への提言を書いていきます。    ※ここから先、具体的な被害の内容

          子どもへの性的虐待を、もう見逃したくない。

          私がスーパーで痴漢されてから、警察に相談するまでのこと

          今年の4月と6月に、スーパーマーケットの店内で痴漢をされました。 はじめに言っておくと、これまでの人生でスーパーの中で痴漢に遭ったことは一度もなかったので、立て続けにこうしたことが起きて、すごく驚きました。 で、なぜわざわざそのことについて書こうと思ったかというと、痴漢の被害を減らしたいし、痴漢は捕まって欲しいし、同じように被害にあってどうしたら良いかわからず困っている人がいるんじゃないかと思ったからです。 結論から言うと「痴漢に遭ったら声を上げて、できれば相手の写真を撮

          私がスーパーで痴漢されてから、警察に相談するまでのこと

          世の中で起きている大半のことを、私は知らない。

          わたしは朝顔なら、水色が一番好きです。   なぜかよく知っている花みたいに思っていた朝顔ですが、息子が学校から持って帰ってきたのを育てていて、初めて知ったことがあります。   朝顔の花の色は変化するということです。   朝顔は同じ蔓から水色のや薄ピンクや紫の花を咲かせて、枯れるときにはみんな赤紫色になる、ということに気付いたときは衝撃でした。   30数年生きていても、おそらく私は世の中で起きていることの大半のことについて知りません。   そして多分、80歳、100歳になって

          世の中で起きている大半のことを、私は知らない。

          女子児童が男性教師と手を繋ぐのはよくあることなんですか?

          まだ夏休みに入る前、放課後に息子の小学校に行ったら、男性教師の両側に女子がまとわりつき、腕を組みながら手を繋いでいた。 それを見て、すごく異様に感じた。 でもとりあえずその場では何も言わずに「こんにちは」と挨拶すると、その教師は両手で女子と手を繋いだまま笑顔で「こんにちは」と返してきた。 もちろん子どもたちが先生を慕う気持ちは自然なことだけど、その女の子たちのスキンシップは明らかに度を越していたし、そうされていることになんの抵抗も感じていない様子の男性教師にも違和感を覚

          女子児童が男性教師と手を繋ぐのはよくあることなんですか?

          モラハラ教師の話をきいて

          この前、友人の子どもの小学校の担任の話をきいてびっくりした。   怒って授業放り出して3時間戻って来なかったとか、机ごと子どもを引きずったとか、家庭学習カードをみて「こんなの嘘だろう?!親にきくぞ」と言ったとか、宿題を出さなかったら立たされたとか色々ひどくて…    で、その話を夫にしたら「そんなの珍しいことじゃないでしょ。いたよ、そういう人」とのこと。    そうかもしれないけど、少なくとも、子どもの時わたしはそんな先生に会ったことはなかった。      子どもたちの誕生日

          モラハラ教師の話をきいて