エピソード#81 「こんなお店が熱海にあったらいいな」と思ったエピソード

４年前の２０２０年に書いた記事。
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90歳を越える高齢の利用者様の通院送迎をさせていただいた時のこと。
弊社は 前日の夕方に お迎えの時間や最近の体調などを確認するために お電話をさせていただいているのですが、前日にお電話した時に  同じく90歳を越える介護者である奥様が不在。ご利用者様が電話に出られ「買い物行った」と話されました。
その後も再度 掛けましたが、まだ帰宅しておらず。やや難聴のあるご利用者様と なんとかお迎え時間を確認しました。
 
当日、訪問すると、奥様より「昨日、前開きの夏用のパジャマを探しに スーパーとか 洋服屋さんを見て回ったんだけど、なくてね。被るタイプのならあったんだけど、、。3時間も出歩いて、疲れた」と話されました。
ご利用者様であるご主人は、被るタイプのパジャマでは 奥様が脱ぎ着を手伝うにも やや不自由を感じ、夏用の前開きパジャマが欲しい、、とのことでした。
熱海のスーパーを自分たちは見てませんが、奥様が「 無い」と言っているため、近隣の湯河原、函南、三島、伊東なら あるかしら、、通販ならあるかな、、という会話をしながら通院介助をしました。
そして、ふと、お世話になっている福祉用具のお店が寝具店でもあることを思い出し、聞いてみたら、在庫に 今の季節でも着れる介護用っはない紳士用の前開きパジャマが1着、ありました～＼(^^)／
奥様に確認すると、「それを買いたい」とのことで、急遽、買い物代行(自費)でパジャマを買い、喜んでいただきました。
パジャマも掲載されているカタログもいただいたので、奥様にお渡しすると 「これで安心だわ。お電話したら 持ってきていただけるのは有難い」と安心されていました。
一緒にこの時に対応した弊社のスタッフさんと「前開きの服あります！というお店、熱海で流行りそうだよね～♪」と いう話で盛り上がりました(o^－^o)
 
今までも 「前開きのパジャマや洋服がなくて 脱ぎ着を手伝うのが大変」「9月になったら半袖の洋服が売り場になくて、まだ暑いのに着せる洋服がない、、」「痩せてしまったから今までの服が着れなくなってる」など介護をされているご家族が お話されていました。
 
ある方は、闘病中のご主人のために、ユニクロなどで 機能性のあるTシャツや被るタイプの上着を買って、仕立て直しをしてくれるお店に持っていって、前開きにしてファスナーをつけてもらったり、マジックテープにして外側は飾りボタンにし見た目から介護用の服には見えないオシャレな服にしていました。
 
高齢の方が47%を越える熱海（２０２０年時点）で、病気などで痩せてしまったり、身体に不自由があり、ずっと大事にされている洋服やパジャマを着られなくなって 悲しい気持ちになっている方もいるかもしれません。そして、あまり、介護に適した洋服やパジャマも 置いているお店が少ない。
 
ユニバーサルデザイン、前開きにリメイク、思い出の洋服を他の用途にリメイク(例えば、思い出の洋服の生地で ぬいぐるみや人形用に洋服を作るとか、コースターとか、ハンカチとか)、、(^o^)
 
熱海や伊豆には ハンドメイドを得意とする方々が マルシェとかでも たくさんお見かけするので、その方たちが関わったら、高齢の方や闘病中の方、身体に不自由のある方が オシャレすることで、まずは 気持ちが 元気になりそうだなーと思いました！
 
前開きリメイクの記事を書いてる方は 結構いらっしゃるんですね。

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