エピソード#86 歴史の大ロマンを感じながら、訪問に行っていたあの頃。二度と見れない景色

 
２０２１年７月に発生した熱海伊豆山土石流災害以前、2016年頃に書いた記事より。
今では見れない景色。毎回、歴史の大ロマンを感じながら、利用者様のお宅に訪問していました。土石流災害で流されてしまった場所。今では見れない景色です。
 
 
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伊豆おはなは熱海市伊豆山という地域に事業所があります。
 
伊豆山は 源頼朝さん、北条政子さんに関するエピソードもたくさんある場所でもあります。
 
国道135号線を走り 水葉亭の手前に逢初橋という赤い橋が見えてきます。
頼朝さんと政子さんが再会した場所、、、。
 
でも、本当の逢初橋は この橋よりもちょっと上。
般若院というお寺の近くにあります。
 
歩いて訪問の仕事に行くときに ついつい 寄り道し、歴史の大ロマンを感じております。
 
事務所から歩いていける範囲で訪問があると、普段は通りすぎてしまう景色が見れて嬉しいです。
 
最近は 事業所から近いご利用者様宅に買い物代行やお掃除などで訪問しています。 足を悪くしてご自分で行くのは難しい利用者様ですが、お料理は大好き。
伊豆山にある魚屋さんやお肉屋さん、商店で 元気な頃に買っていた こだわりの品物を 再び手にし、「今日はあのお料理作ろう」と 意欲が出てきているのを間近で感じています。
 
お掃除に関しても 視力が低下し 掃除機がうまくかけられない、お風呂やトイレがどれくらい汚れているかよく見えない、、、と言われていたご利用者様。
最初の頃は 浴室もカビだらけで、このままだと 肺が悪くなる、、、と思い、私では手の届かない高い場所は 背の高い男性スタッフにも来てもらい 大掃除。
お部屋も ベッドの下や部屋の隅々に埃がかなりあり、掃除機がけにかなりの時間を要しました。
今は 綺麗さを維持する程度に訪問しているので、綺麗になったお部屋や浴室を見て 利用者様も喜ばれています。
 
掃除は看護用語でいうと「環境整備。」
環境を整えることで その方の健康を引き出せると改めて思います。
 
ナイチンゲールの看護覚え書には環境整備について かなりのページを使って書かれています。
 
また、読もうと思います

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