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#THECOACH:閉じてしまった私たちの場所

12月から受けていたTHE COACHのプロコース。ついに今日、終了を迎えました。


この記事を書くにあたって、コースがスタートした日の記事を探してみたら、実はまったく残していなかったと気づきました。

その代わり、プロコースの始まる数時間前、初めての定期購読マガジンを始めていたことを知りました。テーマは、コーチングを介して文通のように対話をすること。


なぜ私はこの日に始めていたのだろう。当時の自分の気持ちが気になっています。


プロコースに期待していたこと


私がプロコースに期待していたことは、コーチとしてのスキル習得と、私の大きな変化です。


去年の10月から個人でコーチングの有償提供を開始しました。

コーチングへの自信はありつつも、スキルはもっと欲しかった当時の私。このコースできっと習得したいと思っていました。


それで、このコースでは、コーチの私だけではなくて、私自信も変化をしたいとも思っていました。

どんな場所に行き着くかわからないけど、5か月も経てば今とはまったく違う場所にいるだろう。漠然と、こう思っていたと思います。


プロコースを閉じる準備


前回のクラスセッションから今日までの2週間、プロコースを閉じる準備をしてきました。

と言いつつ、私がプロコースを受けていた期間は、私が韓国に住んだ期間とほぼ被っています。

だから、韓国の生活を閉じることとほぼ同義で、プロコースを閉じる準備をしてきました。


少しずつ頭と心の整理をして迎えた今日。

偶然にも今日は、韓国で通っている語学学校の最初のクラスメイトたちとの、最後の約束がある日でした。

心の準備をして向かい、いつものように楽しく食事をして、カフェでのおしゃべりまで楽しんで帰宅。

いつもと違ったことと言えば、また今日までの間にみんなの韓国語力が上がっていて、今まで以上にスムーズに話ができたこと。たくさんの話ができたこと。


韓国語でのコミュニケーションを心から楽しんで、帰路はひとりふたりと別れを惜しみ、クラスセッションの時間に余裕をもって家に帰ってきました。


プロコースを完了させる


完了とは、そもそもなんなのか。

そんな話から始まった今日のクラスセッション。気付けば私の口から出ていた言葉たちはこんなものです。

コーチングに出会う前後から、私は意図的に「完了」を作っていた。noteを毎日書くことがこれ。
脱ぎ置いて自分の一部じゃなくなったものは、もうそこに置いていきたい。私はそれを横に置かない、持ち歩かない。
「そこに置いてある」から大丈夫。経験として、これはもう私の一部になっている。


クラスセッションでみんなの話を聞いていて気づいたのが、私は終えたものには振り向かないタイプです。

例えば昔から「別れた後に一度も振り向かずに帰っていく」と言われていたことを思い出しました。

ちなみにみなさんはどんなタイプなのでしょうか。ふと聞いてみたくなりました。

私は確かに、別れの挨拶をしたあとはサッと携帯を取り出して、振り向かずに電車に向かうタイプです。

だって、私が振り向いた時に、さっきまで手を振っていた人がこちらを見ていなかったら寂しいから。


という話はさておき、例えば韓国には私はなにを置いていくのかと言えば、ここでできた人間関係です。

もちろん、「この先はもう会わない」という話ではありません。

ただただいまここにある素敵な関係性や思い出をそのままにしておきたくて、だからあえてここに置いていきます。


なぜかと言えば、韓国での関係性を日本に持ち帰ってみたところで、もうこの関係性は続かないと知っているから。

みんなはここに残ったり、私と同じく母国に帰ったり、それぞれの道を歩んでいきます。

みんなそれぞれに変わっていくのに、私がいままでと同じテンションで連絡をしても、関係性をおかしくするだけ。というか、そもそも私も同じテンションで連絡は取れない。

だからあえて、いいものはいいものとしてここに置いていく。むやみに振り向かない。そう決めています。


これが私の、「完了する」ということ。それで、完了の軌跡をこうして書いて残しておくことも大事。

もうこれは完了したのだと、自分と確認をしています。


閉じてしまった私たちの場所


今日でTHE COACHの最後のコースであるプロコースを閉じました。

閉じる間際に私から出てきた思いは、「母と話がしたい」「母に褒められたい」でした。


実はプロコースにおける最も大きな問題は、父とのコミュニケーションでした。いや、父とのコミュニケーションだと「思って」いました。

でもほんとうは、母との間に大きな未完了があったのかもしれない。急にそう気づいたところで、クラスセッションを終えました。


閉じるということは、新たな何かが始まっていくということ。つい数日前にもそんな思いを書いていましたが、今日またそれが見つかるとは思いませんでした。

私は母と話がしたい。よく話す母の聞き役ではなくて、私の話を聞いてほしい。私は母に褒められたい。

私の中にいる、子どもな私がぐずっています。うわべではなくて、ちゃんと見て褒めてほしい。こんな思いがあります。


プロコースという場は閉じたけど、まだこの旅は続くようです。

どこにたどり着くのか、また新たに楽しんでいきたいと思います。


7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️