【コーチの私がコーチングを受けたら】新たな旅立ちに向かっている
ついにやってきてしまった、THE COACH プロコース最後のコーチングセッション。
同じクラスの仲間とセッションをしあう形式で進んできて、昨日で私がクライアントのセッションを完了しました。
コーチをしてくれたゆうちゃんとは、とっても素敵な関係性が築けたと思います。心から感謝です。
▼前回の記事
どうやって完了させるか
今回のセッションテーマは、ざっくりと「プロコースの旅の完了」。
完了させる日だとわかってはいても、そういえばクライアント側としてセッションを閉じたことのなかった私は、どう閉じるべきかわからずにいました。
この気持ちを正直にコーチとシェアして、いくつか案をもらいながら、今まで書いてきたnote記事を見ながらゆっくりと振り返ってみたのでした。
思い出されたこと
プロコースの期間は、私の韓国の滞在期間とほぼ被っています。
7年半勤めた会社を退職し、韓国に移って語学に通いつつ、初めてフリーランス的な働き方をやってみる。この半年はそんな期間でした。
頭のなかには常に韓国語と日本語があって、初めて私にものになる韓国語と、丁寧に使いたい日本語とが混ざりそうになる感じがありました。
それぞれの言葉と私の関係性を楽しみながら、ちょっとだけ日本語が不自由になりながら、ここまでの期間を過ごしました。
今回ゆうちゃんのコーチングセッションを受けて得たもののうち、もっとも大きなものは「シャドウとトラウマの区別がついた」ことです。
コーチングという手法しか知らなかった間は、全てをコーチングで克服しようとしていました。
中でも繰り返し出てくる嫌なものは、しつこいシャドウなのだと思っていました。
だけど急に、「これはシャドウではなくトラウマなのかもしれない」という区別がつきました。
だからいまは、カウンセリングとコーチングの2つのアプローチで自分と向き合えています。
私が選択していること
今回のセッション中にぽろっと出てきた言葉が、「私はリスクヘッジのために海外に居たい」ということでした。
例えば、家族みんなが同じ地域に住むことは、私にとってリスクが高く感じることです。
私が高知の出身で、地震のための防災・減災教育をたくさん受けたことが影響していると自覚しています。
そしてもう1つのリスクは、私の未来に対すること。いまの私がリスクを取ることで、未来の私のリスクを減らせると思っています。
いまの日本は私にとって、正直とてもストレスが高いです。
だからといって海外が完璧なわけではない。でも、ある意味もっと女性ということを忘れて暮らせる、私にとって快適な場所に出会いたいと思っています。
こんな話をしていたら、コーチから「とても慎重だと感じた」というフィードバックをもらいました。
これが私にはすんっと入ってきたし、反射的に嬉しく感じました。
嬉しくなった私は自然と、「私は短期的には大胆な行動をしているように見えるけど、長期的には慎重にリスクを判断していると思う」と言葉にしていました。
私が願っていること
「私は人生で、本心では何をしたいのだろう」というテーマを最後に話しました。もちろんこれは、コーチがくれたテーマです。
今月のうちに韓国から帰国し、秋にはドイツに移る予定です。「ドイツではまず言葉を習得したいと思っている」と、ほぼ反射的に答えました。
これも私にとってはリスクとつながる話。言葉がわからなければ、有事の際にすごく困ります。韓国に来て実感しました。
だからまずは、言葉を習得したいと思っています。
と、話したところで、もっと本心のところで願っていることにも焦点を向けました。
そうしたら、「私の周りに居てくれる方に、よく生きてほしい」という願いがぽろっと出てきました。
いままでも今も悩んでいるけど、私は正直まだまだ生きづらさを感じる人間です。それも日常的に、しっかりと生きづらさを受け取っています。
生きづらさを手放したい思いが私をコーチングに導いたけど、生きることは想像以上に奥深くて、数か月程度では解決しないようです。
正確に言えば、コーチングに出会って感情に正直になることができて、生きやすくなった時期はありました。
だけど次の壁もやっぱり出てきて、一筋縄には解決しないのだと実感します。着実に歩んではいるけど、私の経験になっているけど、まだパッとは晴れない感じ。
もちろん幸せ100%な日もあるし、幸せ120%な時間もあるし、常にどちらとは言えないのだけど。
新たな旅立ちに向かっている
それで、さっき書いた「よく生きてほしい」という言葉。
まだ自分でもうまく言葉にできないのですが、私は私の周りにいてくださる方に、自らの意志で選択をする人生を過ごしてほしいと願っています。
これは、過去の自分への願いもこめて。過去の私はいろんなしがらみに囚われていて、苦しんでいたけど脱ぎ方がわからなかった。
それでも少しずつしがらみをとっぱらって、完全ではないとしてもここまで来れたし、海外に住み続ける挑戦を継続できています。
いまでも心は折れそうになるし、やっぱり一筋縄とはいかない。自分が思うように生きるには、たくさんの苦労があると知っている。
だけど、私の周りにいてくれる大切な方たちには、自分の思う人生を生きてほしいと願ってしまいます。
そんな意味での、「よく生きてほしい」という願い。この願いをもって、私はこの先も進んでいくようです。
韓国での生活を完了して、日本に帰る準備を進めている今。
環境が大きく変わることへの苦しさがあるけど、これはいま「バネが縮んでいる」時期だからなのだと思います。
日本に帰ったらもう少しだけ身軽になって、きっとまた飛躍できる感じがしてきています。今回のセッションで思いを言葉にしたから実感できたこと。
次の私は、どんな場所に向かうのか。どこに旅立っていくのか。
自分でもわからないけど、わからないことこそ楽しくもあります。穏やかな心で、未来を楽しみたいと思います。
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️