お酒を飲まなくなっても、酔いにまかせた会話は私に元気をくれる
韓国に来て5か月目。私は初めて、お酒を飲む時間帯に居酒屋的なお店でごはんを食べた。
これはまったく悲観的なことではなくて、いままでが心から楽しく仕事をしていた結果がこうだった。
楽しいからたくさんお仕事をしたし、次のサービスの準備もしていた。
それで、3月からはバランスを見直すことにした。がむしゃらに挑戦する期間をある程度取ったから、ここからはバランスを取る期間にしていく。
と言いつつ、私は計画性があるタイプではないから、今回こう選択しているのも成り行きなわけで。
それでもちゃんとこうして時期はやってくるから、私はまた計画をしないんだな。
授業を受けたら、サムギョプサルが食べたくなった
今日の語学学校の授業では、「〜だと思う」の表現を勉強した。
それで出てきたサムギョプサルの写真。
そういえば、韓国に来たのにサムギョプサル食べてないんだよな〜。食べたいな〜。でも、さすがに今日は無理か。
ひとりでそんなことを考えながら終わった授業。
誰かに声をかけてみようか、でも急に誘うのもなんだかなあと思っていたら、クラスメイトから連絡が来た。
用件はまったく別の話で、そのまま連絡を終えることもできた。
でもなんとなくサムギョプサルの話をしてみたら、あれよあれよと夕方に行くことが決まった。
ちょっと脱線して、コーチングの話
私のいまの仕事はコーチングの提供。コーチングとは話を聴く仕事なのだけど、これを学んで私はたくさん変わった。
変わったことの1つが、物おじせずに初対面の方にも会えるようになったことだと思う。
コーチングを学ぶ前も、初対面は得意な方だった。でも、初対面だけが得意で、その後の関係性を築くことは苦手意識があった。
コーチングを学んで私にどんな変化があったのかといえば、「受け入れる用意がある」と態度で示せるようになったことだと思う。
だから、共通言語が不自由な言葉(いまで言えば学んでいる途中である韓国語)だった場合も、まずは会ってみようと思える。
(もちろん誰とでも会えるというわけではなくて、この人とは話してみたいという直感は大事にする。お互いの時間を大事に扱いたいから。)
だからなおさらに、母国語で話せる日本のクラスメイトとは気軽に会えるようになった。
これは大きな進歩。特に同性との関係性づくりなんて、スクールカーストを経験してとっくの昔に挫折していたから。
酔いにまかせた会話は、私に元気をくれる
そんなこんなで、昨日は初対面のクラスメイトとサムギョプサルを食べた。
私はお酒を飲むことをやめたからコーラで。クラスメイトはソジュを飲みながら。
コロナ前は、週に3回は飲み歩いていた。
だからなのか、いまでもお酒を飲むお店に、お酒を飲む誰かと、夕方以降に行ったら酔える。これがパブロフの犬なのか。
人気店で客が多くて、大声で話さないといけなかったことも私を酔わせたのかもしれない。
とにかくひさしぶりに飲んだ気分を味わって、初対面だけど身の上話なんかもして、3時間たっぷり話して帰ってきた。
それで思ったことがタイトルの通り。お酒を飲まなくなっても、酔いにまかせた会話は私に元気をくれる。
私は飲んでないけど、気持ち的には酔えている。目の前で気持ちよく酔ってくれている人は、私の話を全部は覚えていないはず。
このゆるさが、私に話すことの許可をくれる。
自分に対してOKが出せることはとっても大事。それでもきっと鎧は持ったままだけど、酔いというものに任せればいつもよりはOKが出せる。
そう実感した今日でもあり、話して元気になった自分を見つけた今日でもあった。
余談だけど、今日出会ったクラスメイトは、私にとっては初の언니(お姉さん)だった。
いままでクラスメイトの年齢を気にしていたわけではなかったけど、オンニという存在は私に大事な何かをくれそうな気がする。
そんな予感も、ここに添えておく。
7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️