マガジンのカバー画像

ミニエッセイ

8
気まぐれで書く、1000〜2000文字くらいのミニエッセイです。 書いたのが過去すぎるもの、そして胸のうちを曝け出しすぎているものなど、総じて「無料でおおっぴろげにするにはち…
運営しているクリエイター

記事一覧

40分かけて理想のアイスに辿り着く

40分かけて理想のアイスに辿り着く

わたしたち夫婦は、夜のアイスに本気だ。

まして今は11月に控える結婚式に向けてダイエット中なので、「どうせカロリーを摂るなら妥協せず本っっっ当に食べたいものを食べたい」気持ちが強い。

夫はどちらかというと細身で食べても太らない体質なので(羨ましい、と言われるのはあまり好きではないらしいのだが、実に羨ましい体質である)カロリーを余分に摂取することは問題ないのだけれど、もしかしたらアイスへの想いは

もっとみる
夫とわたしの本のセレクト&本棚

夫とわたしの本のセレクト&本棚

「夫とわたしの本のセレクト」.

先日、夫とモスバーガーランチ→タリーズで読書→ブックオフ→大戸屋で夜ごはんという最寄駅完結チェーン店巡りデートをした。

わたしほど狂ったように本を読むことはないものの夫も趣味のひとつとして読書を楽しむ人なので、この日みたいに一緒にカフェにこもって3時間くらいひたすら本を読む時間(その間、会話はほんの2,3往復)を過ごすことも多いし、本屋に入ったら基本的には別行動

もっとみる
「夫のため」と思いながらする行動は果たして愛なのだろうか

「夫のため」と思いながらする行動は果たして愛なのだろうか

向坂くじらさんの『夫婦間における愛の適温』を読んで、料理=愛情と捉えるのはおかしいのではないか、という考えに深く感銘を受けた(下記一部抜粋します)。

“作った食事の写真を母に送ると、「あなたの愛情が伝わるね(にっこり絵文字)料理の力だね!」と返事が来る。わたしは断固としてそれに反対する。”

“ついでに、詩人と国語教育という仕事をしていてときどき言われる、「言葉の力だね!」というやつにも、断固と

もっとみる
お気に入りのブックポーチ&選書サービス

お気に入りのブックポーチ&選書サービス

Instagramに投稿した500字くらいのミニミニエッセイ×2です。記録としてnoteにも転載します。

「ブックポーチ」.

SNSで見つけてビビッときて即購入して以降、お気に入りで常に持ち歩いているポーチがある。紀伊國屋のブックポーチで、中身のスタメンは文庫本とA5サイズのノートとB6サイズの手帳。ときどき振り込み用紙。ボールペンも入るし(ペンケースは持ち歩かない派)、カバンの中で本がくしゃ

もっとみる
なぜわたしは定期的に過去を思い出したいのか

なぜわたしは定期的に過去を思い出したいのか

過去を思い出す意味、意義、理由ってなんだろう。と、ふと思うことがある。

もっとみる
惚気のようなものです

惚気のようなものです

時々、自分の中にある負の感情が行き場を失ってしまうことがある。

仕事で腹が立つことがあったり、将来に対する漠然とした不安が顔を出したり、ホルモンのバランスが崩れてるときだったり、恋人との間で感じる1ミリくらいの価値観のズレがいくつか重なったときだったり、理由は本当にさまざまなのだけれど。

もっとみる
「バカにしてくる人」からは、遠慮なく離れていいんだよ

「バカにしてくる人」からは、遠慮なく離れていいんだよ

SNSで発信をしていると、いろいろな人からの意見が目に入るようになる。特に昔からの知人からの意見は顕著で、「頑張ってるよね!」「仕事楽しそうでうらやましい!」というポジティブな意見がある一方、バカにされることも珍しくない。バカにされるというか、影でチクチク言われているような気がするというか。

例えば、SNS発信に対して、「えー?意識高い系ー???」「昔と全然キャラ違うじゃん〜!」と言ってくる人。

もっとみる
実家に帰ると、全力で走り続けていた高校時代を思い出す

実家に帰ると、全力で走り続けていた高校時代を思い出す

実家に帰ると、全力で走り続けていた高校時代を思い出す。

週7で部活に励み(ちなみに部活は掛け持ちしてた)、週末は部活終わりにそのままアルバイト、地域のサークル活動にも参加していたし、高1の夏休みには短期留学まで経験した。文化祭の実行委員も体育祭の応援団も楽しかった。

もっとみる