- 運営しているクリエイター
#AHSH
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅〜季節は四つだけじゃない〈暦のお話 まえがきに変えて〉
一年を通して様々な季節が味わえる日本。古来より大切にされてきた暦に触れていくことで、その豊かさをより深く感じられます。知ることは伝統や智慧、ひいては叡智とつながる第一歩。オーガニックオーダーを体感し、イマここに生きましょう。
〇この『暦と季節のお話』シリーズは、
伝統的な暦【二十四節気七十ニ候】を、リアルタイムに季節を感じながら、養生法と共にみてみようというものです。
マガジンに順次まとめていま
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「虹始見(にじはじめてあらわる)」〉
2021年4月15日~19日 七十二候 第15番 清明 末候 「虹始見(にじはじめてあらわる)」雨の後に虹が立ち始める頃
15日のニュースで、長崎地域等に還水平アークが観測されたと報道されていました。
また昨年の記事でも16日に観測されていたようで、暦とリンクするようで胸躍ります。
還水平アークとは★wikipedia★
濡れた空にかかる虹はなんとも美しいもの。
今時期は真夏程の明確さは
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「鴻雁北(こうがんきたへかえる)」〉
2021年4月10日~14日 七十二候 第14候 清明 次候「鴻雁北(こうがんきたへかえる)」“こうがんかえる”というときもあるようです。
雁が北へ渡って行く頃
ということですね。
前回はツバメが来ましたので、同じ土地から空を眺めるわたしたちからは、季節のバトンタッチのように見えてきます。
先日、漁師さんとお話していて、旬の話題になりました。
今時期は、北へ行った魚たちが、たっぷり肥えて
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「玄鳥至(つばめきたる)」〉
2021年4月4日~19日 二十四節氣 清明太陽黄経15度。この頃、すがすがしい南東の風が吹くので,『すべてのものが清らかで生き生きとするころ』という意味の清明と名づけられました。
2021年4月4日~9日 七十二候 第13候 清明 初候「玄鳥至(つばめきたる)」
つばめが南から飛来する頃
季節は晩春。
玄鳥至は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「桐始華」と呼ばれる
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」〉
2021年3月15日〜19日
七十二候 第9候 啓蟄 末候 「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」青虫が羽化して蝶となる頃
実は今日は3月30日。
春は芽吹きと言いますが、本当に積み重ねてきたことが一斉に芽吹いて、有り難い!と感謝しながら必死で取り組む日々です。
約2週間前となるこの頃がちょうどいくつめかの山場で、概ねリアルタイムで取り組んできたこの二十四節氣七十二候noteを開くことすらままなら
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「桃始笑(ももはじめてさく)」〉
2021年3月10日~15日
七十二侯 第8侯 啓蟄 次侯 「桃始笑(ももはじめてさく)」
桃の花が咲き始める頃。
『笑』と書いて『さく』。
この表現、すごく素敵だなあと見るたび思います。
桃の花と桜の花、パッと見ると似ています。
違いがわかるとよりたのしめます。
桃の花は花びらの先が丸い
桜の花は、花びらの先が割れているそうです。
どちらも春のおとずれを教えてくれるもの。
た
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「蟄虫啓戸(すごもりむし とを ひらく)」〉
2021年3月5日~19日二十四節氣 第5番 『啓蟄(けいちつ)』太陽黄経345度
冬ごもりしていた虫が出てくるとき。
時は仲春です。
2021年3月5日~9日七十二候 第7候 啓蟄 初候 「蟄虫啓戸(すごもりむし とを ひらく)」七十二候初候も同じ意味なので、よほどのインパクト、と感じます。
事実、この頃から春の氣が一挙に増し、様々な虫の姿を見かけるようになります。真冬のオーバーコートの
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「草木萌動(そうもくめばえいずる)」〉
2021年2月28日~3月4日七十二候 第6番 雨水 末候 『草木萌動(そうもくめばえいずる)』草木が芽吹きはじめる頃。
少しづつ春の気配が増し、雨水に入ってからはハマダイコンの可憐な花や若草色を目にするようになり、河津桜が咲いたり、菜の花の彩りに明るく照らされる日々となってきました。
雨水も今日から末候。雨水もこの五日間で終わり、季節は次へと移っていきます。
末候は占星術の『五度前』のよう
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」〉
2021年1月30日~2月3日七十二候 第72候 大寒 末候 「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」鶏が卵を産み始めるという意。
春の気を感じたニワトリが、鳥屋に入って卵を産む時候を言いますが、現代は殆どの人が年間を通して養鶏場で採卵されたものをスーパーで購入する時代。
鶏は見かけなくても、その鶏卵は一年中身近で、こうして言われなければ季節があるものなのかということもわかりませんね。
栄養
イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話 〈冬至 次候『麋角解(おおしかのつのおつる)』〉
2020年12月26日~30日七十二候 第65候 『麋角解(おおしかのつのおつる)』七十二候にいう麋角びかくは、「なれしか」の角のことで、「なれしか」とは大鹿のことを指し、これはトナカイの一種なのだそうです。
『麋角解』の時季にツノが落ちるのは、トナカイ系のシカとのこと。
『落角(らっかく)』というのだそうです。
ちなみに日本ジカのツノは、早春に落ちるそうです。
古代中国から伝わったあと、
イマここに生きる!オーガニックオーダー、暦のお話 〈秋分 次候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」>
2020年9月28日~10月2日七十二候 第47候 秋分 次候 「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」「虫が土中に掘った穴をふさぐ」という意。
秋の深まりとともに、虫たちが、冬篭りの支度をはじめる頃とされます。
「蟄虫坏戸」の3文字目の「坏(杯/つき)」とは、茶碗や鉢よりも器壁が浅く、皿よりは器壁が深い、盃(さかずき)型の器のことです。
古くは蓋つきのものが正式で、「坏戸」は、盃の蓋を虫たち
暦のお話〜芒種 末候 〈梅子黃(うめのみきばむ)〉
2020年6月16日〜20日
二十四節気七十二候
芒種 末候〈梅子黄(うめのみきばむ)〉。
読んで字のごとく、梅の実が黄ばんで熟す頃を表しています。
なんだか読むだけで香しさを感じてしまいます。
今時期、青い梅が次第に黄色みをおび、赤く熟していきます。
まさにこの時期、旬を迎える梅の魅力を味わいながら、養生法と一緒にみてみましょう。
梅は、
「三毒を断ち、その日の難を逃れる」
といわれ