安早卯

DVDレンタルで あ行から映画を観ていきます。 サブスクはじめました。

安早卯

DVDレンタルで あ行から映画を観ていきます。 サブスクはじめました。

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はじめに

小学生のとき “自由学習帳”なるものがあった。 1日1ページ 何でもいいから勉強で埋めるというものだ。 私はそれをもっぱら文章で埋めた。 よくやったのが読書感想文…

安早卯
11か月前
4

ある男 (2022)

人ひとりの存在について いろんな角度からのアプローチがあって 合間に映る建設現場の風景までもが 造って 壊して また造って と。 まるで 「ある男」も そんな風に造ら…

安早卯
1か月前

ある閉ざされた雪の山荘で (2024)

タイトルと 公開時の噂と ビジュアルから そして誰もいなくなった的なやつか? と思っていたら 劇中でしっかりその本が出てきて おっと、 ということは そういう結末に…

安早卯
1か月前
1

アイ,ロボット (2004)

あの白くて、のぺっとした ロボットが 暴走する話かと思っていたら 人間が暴走する話…… と思わせといて…… 正義はそれぞれだよね って話でした。 そして ウィル・…

安早卯
1か月前

サブスク -ついにはじめる-

私事ですが引っ越しまして。 今までは 家具家電付きの部屋に暮らしていたんですが 引っ越しを機に テレビを失いました。 パソコンには DVDを入れられますが これもまた…

安早卯
1か月前

アニー (1982)

プンジャブが有能過ぎる。 何度も舞台化、映画化されている名作ですが 私は1982年版を初見。 孤児のアニーは明るくて面倒見のいい女の子。 素敵な家族に会えるのを夢見て…

安早卯
1か月前

アルゼンチンババア (2002)

名前の破壊力からは想像できないほど あたたかみのある しゃれた映像で紡がれる 優しい物語でした。 堀北真希がかわいい。 役所広司の色気。 鈴木京香がババアだなんて。…

安早卯
1か月前
2

アオハライド (2014)

まんまとキュンとした。 アオハルなんて言葉がなかった時代に アオハルしてましたので 正直ピンと来ないだろうな、と思っていて。 ある程度の年齢になった時に 青春もの…

安早卯
2か月前

-番外編- 悪は存在しない (2024)

旅先の映画館で 映画を観るのが好きなんですが この前行ってた韓国で この映画に出会いました。 日本公開より先に始まってた様子。 なので 「聞いたことない映画だな〜…

安早卯
2か月前
5

あん (2015)

樹木希林ってすごい女優だな。 と、改めて思いました。 登場人物がすごく少ないのに こんなに引き込まれる2時間なんて。 そんな空気感を作り出せる キャスト陣と制作陣…

安早卯
2か月前
1

あの日のオルガン (2019)

あ行に並んでいなければ 知りもしなかった作品。 疎開保育園といって 戦争中に 園児たちと保母さんで 疎開をしていました という 実話に基づいたストーリー。 子どもの安…

安早卯
3か月前
2

浅田家! (2020)

公開した頃、京都旅行してたなぁ……。 京都の映画館で看板見たなぁ……。 と、はっきり覚えている作品。 観るのは一回目。 よかった。 笑えて、泣けて、笑える 幸せ…

安早卯
3か月前
4

愛と誠 (2012)

これはハマった。 役者も 音楽も アクションも 照明も 私のツボにハマりました。 1970年代の「愛と誠」は 観たことないんだけど たぶん私は この2012年版のテイストが …

安早卯
3か月前
1

R100 (2013)

松本人志監督作品 初めて見ました。 とりあえず 私の頭にはなかった世界観で 次は何が起こるのかと 冒頭からとにかく ニヤニヤしてました。 ん? なぜニヤニヤ? 自分…

安早卯
3か月前
1

アキレスと亀 (2008)

北野武フィルムは 結構観てきてますが まだまだ名作が尽きないなと 改めて思いました。 彼の著書か何かで読んだんだけど 数学的に映画を撮ってるんだって。 たとえばヤ…

安早卯
7か月前
1

アフロ田中 (2012)

クリスマスにおすすめ。 別にクリスマスが舞台の映画ではないですが。 クリスマスの日の出来事が 劇中で描かれるんです。 そこがすごくよかったから! クリスマスに張…

安早卯
7か月前

はじめに

小学生のとき
“自由学習帳”なるものがあった。

1日1ページ
何でもいいから勉強で埋めるというものだ。

私はそれをもっぱら文章で埋めた。

よくやったのが読書感想文。

そして
読書すらおっくうなときは

映画感想文。

さらに
それすらもおっくうだった日は

インディジョーンズの映画感想文・半ページに
ハリソンフォードの似顔絵・半ページ。

半ラーメン
半チャーハン
好き。

餃子もつけると

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ある男 (2022)

人ひとりの存在について
いろんな角度からのアプローチがあって

合間に映る建設現場の風景までもが

造って
壊して
また造って
と。

まるで
「ある男」も
そんな風に造られたように感じて。

始まりは
地方の町で男女が出会って
それぞれ複雑なバックボーンがあるんだな、と
含ませつつ

二人が交流して、夫婦になって、家庭を築いて
それなりに幸せそうな暮らしがあって。

でもある日
男が仕事現場の事

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ある閉ざされた雪の山荘で (2024)

タイトルと
公開時の噂と
ビジュアルから

そして誰もいなくなった的なやつか?
と思っていたら

劇中でしっかりその本が出てきて

おっと、
ということは
そういう結末に向かっていくのか?

それとも
ミスリードか?

なんて思いながら観ました。

ミステリーというよりは
人間ドラマかな。

芝居は殺し合いなのか

芝居は生かし合いなのか

どんな世界にも色んな複雑があるんだな、と
改めて思いまし

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アイ,ロボット (2004)

あの白くて、のぺっとした
ロボットが
暴走する話かと思っていたら

人間が暴走する話……

と思わせといて……

正義はそれぞれだよね

って話でした。

そして

ウィル・スミスはやっぱり
やんちゃでこそ!と改めて思って。

冒頭のパンイチから目覚めるシーンだったり
仲間からも疎まれる暴れん坊デカだったり
ノーヘルでバイクかっ飛ばしたり

やんちゃスミス、かっこいいなぁ。

映画の舞台は2035

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サブスク -ついにはじめる-

私事ですが引っ越しまして。

今までは
家具家電付きの部屋に暮らしていたんですが

引っ越しを機に
テレビを失いました。

パソコンには
DVDを入れられますが
これもまた飲み込まなかったり
すぐ吐き出したり。

だけなら、まだよいんですが

もし、飲み込んだまま出さなくなると
レンタルDVDを返却できなくなるので
それもまた恐ろしく。

今は高性能なプロジェクタもあるので
鑑賞用に
プロジェクタ

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アニー (1982)

プンジャブが有能過ぎる。

何度も舞台化、映画化されている名作ですが
私は1982年版を初見。

孤児のアニーは明るくて面倒見のいい女の子。
素敵な家族に会えるのを夢見ています。

世の中への善行アピールのために
アニーを一時的に預かることにした大富豪。

二人が交流していくわけですが。

この大富豪の用心棒プンジャブ。

このプンジャブがよく分からないぐらい強い。
物を浮かしたりしてるので
急に

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アルゼンチンババア (2002)

名前の破壊力からは想像できないほど

あたたかみのある
しゃれた映像で紡がれる
優しい物語でした。

堀北真希がかわいい。
役所広司の色気。
鈴木京香がババアだなんて。

トイカメラのような目に優しい映像が
登場人物たちをも
ミニチュアのように見せてしまうというか

そんな愛らしさが全体的にあって。

素直になれないところも
弱いところも
情けないところも

アルゼンチンババアが
すべて愛で包んで

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アオハライド (2014)

まんまとキュンとした。

アオハルなんて言葉がなかった時代に
アオハルしてましたので
正直ピンと来ないだろうな、と思っていて。

ある程度の年齢になった時に
青春もの、少女漫画ものに
めっきり惹かれなくなって
そもそも縁遠かったアオハルからは
随分と遠ざかっていたような気がしていて。

それが逆に良かったのか。

久しぶりのそれは
普通にキュンとしました。

映像がキレイなのも拍車をかけるし

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-番外編- 悪は存在しない (2024)

旅先の映画館で
映画を観るのが好きなんですが

この前行ってた韓国で
この映画に出会いました。

日本公開より先に始まってた様子。

なので
「聞いたことない映画だな〜」
と、劇場に入りました。

が、蓋を開けてみれば
ドライブ・マイ・カーの監督じゃん!

ドライブ・マイ・カーは
話題になり過ぎて
正直、色んなフィルターがかかって
観ちゃったと思ってるんですが

今回は

ノンフィルター
ノン先入

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あん (2015)

樹木希林ってすごい女優だな。

と、改めて思いました。

登場人物がすごく少ないのに
こんなに引き込まれる2時間なんて。

そんな空気感を作り出せる
キャスト陣と制作陣と。

ワカナ役の子が
雰囲気あっていいなーと思ったら

樹木希林のお孫でした。

つまり
内田也哉子と本木雅弘のお子。

言われてみれば似てる!

どら焼き食べたくなる話。

でも私はこしあん派。

あの日のオルガン (2019)

あ行に並んでいなければ
知りもしなかった作品。

疎開保育園といって
戦争中に
園児たちと保母さんで
疎開をしていました
という
実話に基づいたストーリー。

子どもの安全のために
保母さんを信頼して任せる
という親もいるけど

まだ幼い子どもたちを
疎開に出すのが不安な親もいたりで
最初は揉めますが

東京にも空襲がやってきて
親たちも決意します。

ただ、疎開先で
(古寺にみんなで住む)
子ど

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浅田家! (2020)

公開した頃、京都旅行してたなぁ……。
京都の映画館で看板見たなぁ……。

と、はっきり覚えている作品。

観るのは一回目。

よかった。

笑えて、泣けて、笑える

幸せな映画でした。

題材にもなっている写真

写真って
中でも家族写真って
すごく特別なものなんだな、と。

今まで気に留めたことがなかったけど
写真に収めておくってことが
いかに大切なことか。

見返すことなんてないし
と、思う人

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愛と誠 (2012)

これはハマった。

役者も
音楽も
アクションも
照明も

私のツボにハマりました。

1970年代の「愛と誠」は
観たことないんだけど

たぶん私は
この2012年版のテイストが
好きなはず。

序盤シーンの照明が
すごくよくて

こんなにもエンドロールで
スタッフ欄を見るのが
楽しみだったのは初めてかも。

出演陣も
とにかくみんなよかった。

一青窈のお芝居を見るのは
初めてだったけど

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R100 (2013)

松本人志監督作品
初めて見ました。

とりあえず
私の頭にはなかった世界観で

次は何が起こるのかと

冒頭からとにかく
ニヤニヤしてました。

ん?
なぜニヤニヤ?

自分でもわかりません。

気付いたら
ニヤニヤしていたというか。

立て続くシュールさに

つい

笑ってしまっているというか。

なかなかの
問題作とも思うんだけど

やっぱり「笑い」にたどり着くというか。

そんな感想を持ちま

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アキレスと亀 (2008)

北野武フィルムは
結構観てきてますが

まだまだ名作が尽きないなと
改めて思いました。

彼の著書か何かで読んだんだけど
数学的に映画を撮ってるんだって。

たとえばヤクザがぞろぞろやってきて
その中の1人を主人公が殴り倒したとして

その後のカットで
倒れてる他のヤクザたちを
パン、パン、パン、と映すことで

主人公が殴り倒した×ヤクザの人数

が成り立つ、というようなことでした。

思えば

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アフロ田中 (2012)

クリスマスにおすすめ。

別にクリスマスが舞台の映画ではないですが。

クリスマスの日の出来事が
劇中で描かれるんです。

そこがすごくよかったから!

クリスマスに張り切る人、
かわいい!

松田翔太の頭の小ささが際立つ
アフロ田中でした。