アルゼンチンババア (2002)
名前の破壊力からは想像できないほど
あたたかみのある
しゃれた映像で紡がれる
優しい物語でした。
堀北真希がかわいい。
役所広司の色気。
鈴木京香がババアだなんて。
トイカメラのような目に優しい映像が
登場人物たちをも
ミニチュアのように見せてしまうというか
そんな愛らしさが全体的にあって。
素直になれないところも
弱いところも
情けないところも
アルゼンチンババアが
すべて愛で包んでくれる。
そんな作品です。
原作はよしもとばなな。
アルゼンチンババアは読んでないんだけど
違う作品を読んだときに感じたのは
空想感もあるのに
生々しさもある
不思議な感じ。
色付きの夢を見ているような
そんな世界観のある作家だな、と思います。
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