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「豊かさ」への期待と幻滅 青森県のメンタリティー、重なる未来
6月2日の朝日新聞に掲載された、クロアチアのフェミニスト作家スラヴェンカ・ドラクリッチ氏へのインタビュー「西側への期待と幻滅 東欧のメンタリティー、重なるウクライナの未来」を読んでの、私の随想です。学術的な根拠は特にありません。
このインタビューでは、物質的な豊かさを誇る西側への憧れと、ベルリンの壁崩壊でそれを手に入れたかに見えた後の東欧の失望について語られています。
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ピアノ(フォルテピアノ)とトラックのお話
音楽そのものの話ではないですけれど、フォルテピアノに関わる運送業のお話。
 精密機器の輸送には、空気バネ(エアサスペンション)を取り付けたトラックがすごく大事にされます。仮に航空機輸送用のクッション付き木箱に入っていたとしても、航空会社に国内の配送も相談すると、当然のごとくエアサス車を勧められます。
実際に、板バネ(リーフサスペンション)車のトラックに比べて、データをとるとずいぶん乗り心地は
サイレントピアノ・電子ピアノ・そして古楽器
私は普段は古楽器を演奏していますが、先日「サイレントピアノ」について調べる機会がありました。
そこで、住宅事情で楽器の購入に制限がある方向けに、サイレントピアノ・電子ピアノ・そしてそういった方に役に立つ古楽器の情報(ここは私ならではの視点です)を紹介します。
・サイレントピアノ「サイレントピアノ」はヤマハの商品名で、一般的な名称では「消音ユニット」などと呼ばれます。ベヒシュタインでは「ヴァリオ
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はじめまして。林と申します。
フォルテピアノを弾いています。今までいろんなブログにちょっとずつ記事を書いていましたが、なかなか日本語の情報がない「フォルテピアノ」について、楽器の選び方・買い方から演奏解釈まで、読者の皆さんのお役に立てるページを作ろうと思いました。
私のフォルテピアノは、Joseph Brodmann 1823年のモデルによるDavid Winston 1995年製作のものです