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発達障害者と独立・起業について

昨日の記事の続きです

企業を発展させる為には社員のエンゲージメントを高める必要があり、発達障害部下のエンゲージメントを高めるには本人を理解する事が大事ですと言うお話をしました。

発達障害者はフリーランスや起業家に向いているのか

ブログなどで発達障害の情報発信をしている当事者はほとんどがフリーランスの方や個人事業主の方で、私のように会社勤めの人間は少数です。

また、ある統計ではADHD(発達障害の1種)の人は定型発達(いわゆる健常者)の3倍ほと、起業する人数が多いそうです。

ちなみにソースはこちらhttps://www.ted.com/talks/jessica_mccabe_failing_at_normal_an_adhd_success_story?language=ja&utm_campaign=tedspread&utm_medium=referral&utm_source=tedcomshare

私の相談者の方にも、自分一人で判断する事なら得意だけど、色んな人の判断軸を想像して動くのが苦手という人がいます。

また、私自身もそういうタイプです。

そういう特性がフリーランスや起業家に向いている。もしくは会社勤めに向きずらいという点はあるかもしれません。他にもどうしても朝起きられない、満員電車に揺られる日々が耐えられないという方も、会社勤めより個人が向いているかもしれません。

発達障害者は独立した方が良いのか

これについては、月並みですが「人それぞれ」だと思います。

たしかに個人で仕事をする方が向いている人も多くいます。

ですが、1人で仕事をする事が向いていない人も当然ながらいます。

例えば私の知人はご夫婦で事業をなさっていますが、ご夫婦とも発達障害を持っています。

そして、お互いの特性上の欠点をお互いで補完しあって成り立っているそうです。

これは非常に良い例ですが、元々能力のデコボコが大きい発達障害者が、何でも自分でやらなければならない起業家に向いているかと言うと難しいところです。

また、発達障害者に天才が多いという説もあり、一点特化で活躍できる起業が向いているという話もありますが、これも何とも言えないところです。

確かに人より秀でてる部分を持っている人もいますが、いわゆる天才と呼ばれる人は一部で、大多数の人は偏差値60と40がバラついているのではないかと思います。

偏差値60の部分だけを組み合わせて勝負できるならアリだとは思いますが、そういう意味では自分の持つ武器とその使い方を見極める事が重要になるかと思います。


長くなったので続きは次回。

次回は発達障害者が企業で働く理由と、企業の在り方についてお話したいと思います。


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