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A Course in Miracles について

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『A Course in Miracles』(奇跡のコース/奇跡講座)とはどういうものなのか?についてもりGの経験的な視点からみたnoteコラム
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2022年5月の記事一覧

この世界の夢の外側から私たちを見たらどのように見えるのか?

この世界の夢の外側から私たちを見たらどのように見えるのか?

イエス/聖霊は私たちをどのように見ているか?コース(奇跡のコース/奇跡講座)の実践を通して赦しの視点から見るならば、私たちが体験しているこの世界は夢であることが明らかになります。

そのすべてが虚偽(夢の中)であることが分かるということです。

そして、本当の自分(真の自己)はその夢の外に居るということも、イエス/聖霊はその視点から見ているということも、体験的に理解されることになります。

そこか

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人生の本質に向き合うことはまさに死と向き合うようなもの

人生の本質に向き合うことはまさに死と向き合うようなもの

安住の地を求めて人生とは何なのか?

その結末は必ず「死」で終わることが分かっているのに、なぜ生きるのか?

そんな人生に意味などあるのだろうか?

何のために生きるのか?

そのような人生の本質的な疑問に対して、もし真剣に向き合うものならば、誰もがとうていまともではいられなくなるといえましょう。

むしろ、馬鹿げたこととして、ほとんどの者が向き合おうとすらしないといえます。

それよりも、この世

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なぜ生きてるのか。何のために生きているのか。生きるとは何なのか。

なぜ生きてるのか。何のために生きているのか。生きるとは何なのか。

自分が本当に求めているのは何なのか?もう20年以上も前のことです。

2001年の当時、私はバッグパック一つでアジアを旅していました。

その旅は期限もなければ、行く当てもない旅でした。

自分の居場所がどこにもないと感じて、それゆえ、日本を離れることがその目的だったのです。

流浪の一人旅として日本を離れてから半年が過ぎようとしていた頃のことです。

私はインド北部の山奥のダラムサラという町にい

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自己紹介

自己紹介

私は、2008年からコース(ア・コース・イン・ミラクルズ/奇跡のコース/奇跡講座)を学んでいます。

厳密に申しますならば、『ア・コース・イン・ミラクルズ』という霊性の道を通して一元論のスピリチュアリティを学んでいると言った方が正確かもしれません。

というのも、コースでなければならないというふに、コースに固執しているわけではないからです。

さまざまにある一元論(非二元)のスピリチュアリティの中

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ノンデュアリティのスピリチュアリティと『奇跡のコース』のちがいについて

ノンデュアリティのスピリチュアリティと『奇跡のコース』のちがいについて

ノンデュアリティ・スピーカーさんたちが語る非二元の教えと、コース(奇跡のコース/奇跡講座)が語っている教えは、本来どちらも同じ非二元の教えであるわけですが、

実際に、コースが教えていることを真に理解するようになるなら、それらは似て非なるものであるということが分かってくるといえるでしょう。

なにせ、コースの教えがとても難解であるがゆえに、その「ちがい」というものが理解されにくい面があるのは事実で

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人生がうまくいっていようがいまいが、そういうものから完全に自由になっていくためのスピリチュアリティ

人生がうまくいっていようがいまいが、そういうものから完全に自由になっていくためのスピリチュアリティ

人生がうまくいっている人には、コースはおすすめできない「もし人生がうまく機能していてうまくいっているとしたなら、コース(ACIM/奇跡講座/奇跡のコース)を学んでいくことはできないでしょう」

ワプニック博士は、冗談交じりにそう言います。

「もし今、あなたの人生がうまくいっているのならコースは学ばないほうがいいでしょう。なぜなら、コースを学んでいくなら、むしろ人生を奪われるような感覚を覚えるから

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本当の自分(真の自己)を忘れたままでいるかぎり、そこには平安も幸せもありません

本当の自分(真の自己)を忘れたままでいるかぎり、そこには平安も幸せもありません

Self と selfコース(ACIM/奇跡講座/奇跡のコース)では、私たちが「自分」だと信じている個としての自分は、「self(小文字のセルフ)」というふうに呼んでいます。

そして、コースの観点から見るならば、この「self」の自分こそがでっち上げた偽のアイデンティティーであり、本当は実在してはいないわけです。

つまりは、私たちはニセモノの自分を自分だと認識している(信じている)ということで

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