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A Course in Miracles について

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『A Course in Miracles』(奇跡のコース/奇跡講座)とはどういうものなのか?についてもりGの経験的な視点からみたnoteコラム
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2021年10月の記事一覧

訂正していくためには、誤りを見つけ出していく必要がある

訂正していくためには、誤りを見つけ出していく必要がある


誤りと訂正当然のことですが、訂正がなされるためには、誤りに気付かなければ、その訂正がなされることはありません。

もし誤りに気付くことがなかったとしたら、それは誤りのまま保持されることになります。

そうであるなら、もちろん訂正もなされません。

ですから、言いたいのは、「誤りを認識すること」がいかに重要かということです。

コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の実践でいえば、「自分は誤っ

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スピリチュアルの探究に疲れ果てた者たちのための霊性の道

スピリチュアルの探究に疲れ果てた者たちのための霊性の道


コースは大衆向けではないコース(ACIM/奇跡講座/奇跡のコース)の学びが深まっていくにつれて、このコースという霊性の道は、一般向け、大衆向け、万人向けのスピリチュアリティではないということがますます実感させられます。

コースを学ぼうと思うのだけど、でも気が進まない、あるいは、いったんコースを手に取ったもののやっぱりやめた、あきらめた、興味が消え失せてコースから離れた、という方々を私はたくさん

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自我からの完全なる脱却、それは、苦しみからの完全なる脱却である

自我からの完全なる脱却、それは、苦しみからの完全なる脱却である


苦集滅道最近は、ノンデュアリティのスピーカーさんがコース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の教えを取り入れて発信していたりするのを目にします。

たしかに、同じ非二元(一元論)のスピリチュアリティとして共通する部分もあるといえます。

ただその一方で、コースの教えが都合のいいように歪曲されてしまっているのは否めません。

つまり、非二元と純粋な非二元のちがいを指摘せざるを得ないということです。

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スピ系の「悟り」についてコースの観点から考察してみる

スピ系の「悟り」についてコースの観点から考察してみる


悟り、ワンネスを一瞥しようがしまいが巷のスピ系で「悟り」(の体験)と呼ばれているものについて、コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の観点から書いてみようと思います。

結論から申せば、コースの観点から言うと、「悟り」の体験というものは、実相(真理/天国/ワンネス)を一瞬だけ垣間見ただけ、つまり一瞥しただけであり、それが私たちコース学習者のゴールとするものではないということです。

コース学

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自分自身の中に築き上げてきた愛を阻む障壁のすべてを探して、見つけ出すこと

自分自身の中に築き上げてきた愛を阻む障壁のすべてを探して、見つけ出すこと


「大丈夫、深刻になる必要はない」という言葉に注意しましょうこの世界は幻想なんだから、、、

起きることが起きているだけなのだから、、、

すべては愛なのだから、私たちは神から離れてなどいないのだから、、、

だから、大丈夫、、、深刻になる必要はない、、、

自我は幻想なんだから、わざわざ自我をみる必要なんてない、、、

ただリラックスしていればい、、、ゆだねていればいい、、、

愛だけ、光だけ、

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コースを学んでいようがいまいが、スピリチュアルであろうがなかろうが

コースを学んでいようがいまいが、スピリチュアルであろうがなかろうが

誰もが自分に合った道を歩んでいる自分は誰で、自分はどこからきて、どこに向かうのか?

人生の本質に関わるその疑問は、誰もの内側に共通してあるものです。

私たちは、その答えを探して、その同じゴールに向かって、この世界の中をさまよっていると言うことができます。

自分の本性、つまりは、私たちの本性を思い出すまで、その答え探しの旅をし続けているのが、私たちです。

そんな私たちがコース(ACIM/奇跡

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読むたびに新鮮な理解が得られる『ア・コース・イン・ミラクルズ』という不思議な書物

読むたびに新鮮な理解が得られる『ア・コース・イン・ミラクルズ』という不思議な書物

不思議な本コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は、何度も目を通している(読んでいる)はずなのに、こんなことが書いてあったんだぁ、と気づかされることがよくあります。

コースは読むごとに新鮮な理解が得られる、そんな不思議な本です。

ふつうの書物でも長い年月を経て読み返したときに多少はそういったことがあったりもしますが、それでも、コースほど読み返すたびにまったく新しい理解の感覚を覚える書物はな

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