ワプニック博士の解説というのは、ぼくたちの理解したいという衝動に応えるものだったような気がする。だから、多くの人が博士の解説に飛びつくことになった。博士の解説は学校教育の延長で学ぶことができるのだ。けど、真理はそのような学び方では到底太刀打ちできないものなのではないだろうか。
イエスは言う。「ただこれらを繰り返し読むのです、そうすれば、自ずと真理があなたのもとにやって来るでしょう」 ワプニック博士は言う。「コースを文字通りに読まないでください」
noteを初めてからというもの、これまで知らなかったことをたくさん知ることになったけれど、知れば知るほど、ワプニック博士がやってきたことは、無茶苦茶だったような気がしてくる。
ワプニック博士の解説を通してコース(奇跡講座/奇跡のコース)を学ぼうとすると、コースの学習は苦痛で無味乾燥に感じるけれど、博士の解説を通さずに学ぶと、コースの学びが楽しく感じられ、イキイキしてくるんだよな。不思議。
奇跡のコースは、解脱への最短のコースだと言われることがあって、「本当だろうか」とずっと思っていたのだけど、ビルの人生を知って、本当のような気がしてきた。コースを最短のコースではないものにし、ゴールへ辿り着くことさえも難しくしたのが、ワプニック博士の解説なのではないだろうか。