大手企業で働くメリット

大手でも結局デキる奴だけ生き残る

今日は年休を取りました。土日月火の四連休です。

ということで、今日は大手企業で働くメリットについてご説明します。

僕は超がつくほどの大手企業に勤めております。大手企業の良さと悪さについて、現在進行形のリアルな事情をお伝えできると思いますので、ご参考までに。

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■既存資産とスピード感

ぶっちゃけ僕は毎日が楽しいです。なぜなら、やりがいがあるからです。

大手企業は仕事が細分化されており、与えられた仕事以外のことはできないイメージがあるかも知れません。確かにそう望めば、そうなります。

単純作業の繰り返しがいいんだ、言われたことだけやってたいんだ、という人はそうしてもらえます。

そんなしょうもない仕事したいわけじゃないけど、毎日単純作業な仕事させられてるって?

あんまりこんなこと言いたくないですが、それは99%の確率であなたの実力不足です。あなたに、その程度の仕事しか任せられないと周りは判断してるのです。

あるいは単純作業の自動化すらできない自分の工夫する力の無さを嘆くべきです。本当に誰にでもできるくらい単純なら、自動化してみせるべきでは?

それができたら、充分周りにデキる人間だと知ってもらえるはずですよね?

それはさておき、しかし、僕のように何でもかんでも手を出したがる人間が、何でもかんでも手を出す部署をあてがわれることもあります。例えば経営企画やマーケティングとか。

こういう名がつくところは結構多岐に渡って各部署とオーバーラップしますし、関係部署がやる気がなければ主導権を持つことも許されます(だいたいみんなやる気ないからやりたい放題だぜ、ラッキー)。

ただ、実際問題まったく新しいビジネスを起こすことは非常に難しいと思います。それはやっぱりスタートアップにいったほうがおそらくいい。

僕はスタートアップの経験はないので何とも言えませんが、大手企業の人の考える新事業はしょぼい気がしてならないです。しょせんゼロをイチにするのは素人集団です、大手は。

ただし、既存ビジネスの改善や風土改革、事業変革、既存販売網を使って新製品を流していく、みたいなのが好きなら、大手は死ぬほど楽しい環境です。

スタートアップに入った場合、即座に全世界の販売網を構築すること、その販売網の販売施策を統括することは、相当な実力と、ある程度の幸運がないと厳しいかもしれません(もちろんECやSNSがあるから一概にはいえませんが)。

その点、大手企業はそういった資産があります。

というか、これを資産と呼べる人が大手は向くと思います。

ほとんどの凡人はこれを「しがらみ」と呼びます。

そのしがらみが嫌で外に出てベンチャーに行ったりします。

しかし、賢い人はこれを資産と認識し、度肝を抜くような新事業は出ないかも知れないですが、着実に売上や収益といった成果を上げていける人間へ成長できます。

大手企業はしがらみが多くてスピードが遅いとよく言われます。

そのとおりだと思います。まじで遅いです。99%の人材は。

本当にイライラするし、「そんなチンタラやるなら存在しない方がマシだよ、あんたら」と言いたくなることがしょっちゅうです。

ただ大手でもトップエリートの優秀な人材のスピードは非常に早く成果を出し続けています。僕はそういう人たちを目の当たりにしてきたし、そうなることを目指しています。

ベンチャーに行くことを全く否定しませんが、ベンチャーに行っても同じことだと思います。仕事が早くて結果だせるやつは、どこでもそうなんだと思います。

逆に亀さんも、どこに行こうと亀さんなんじゃないの?と思います。

要するにどこいっても、できるやつはできます、きっと。

それでは既存の資産を使って、できる奴は大手企業で何を得られるのでしょうか?

次回はそのあたりをやりたいと思います。

とうことで、またあした。


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