見出し画像

桃とプリンとカルダモン

昨今流行りの固めプリン。昨今流行りのフルーツ丸ごと映えスイーツ。でも流行り関係なく美味いものは美味いのよ。そんな素敵な桃プリンを食べました。


🔸桃プリン

固めプリンとひとことで言っても店によってタイプはいろいろ。でっかい桃が鎮座しても耐えうる盤石さを備えつつ、桃に触れるとプルプルッ!と土台が小刻みに震える。プッチンプリンぐらいしか震えさせた経験はないが、プリンってこんなに繊細にプルプルするものだったっけ?生きものみたいで可愛さすら感じる。

可愛いプリンに容赦なくスプーンを入れるとしっとりと滑らかさを兼ね備えている。甘さ控えめ、カラメル上品。昔のプリンはもっと無骨な味わいだったが、固めかつ滑らかなプリンは今と昔の良いとこどり。

桃をナイフで割ると、種があった場所には生クリームが詰められている。桃の天然の甘さを邪魔しない、ちょうど良い甘み。
桃がジューシーで甘くて美味しい!近所のスーパーで売ってるレベルじゃない。無論、どこかの農家さんから良いものを仕入れているのだろう。噛み締めた途端に溢れ出る果汁が贅沢で、思わず眉間にシワが寄る。美味しいものに感動すると眉間にシワ寄るよね。

どうやって見た目を壊さず種を取り出してるのかしら。たまに丸ごと桃スイーツを見かけるから、何かしらノウハウがあるのだろうけど。

🔸カルダモンコーヒー

飲み物はカルダモンコーヒーをオーダーした。カルダモンが好きだから。でもカルダモンのコーヒーを飲むのは初めてだ。

入店した順にプリンと飲み物が運ばれて来たのだが、厨房からふとカルダモンの良い香りが漂って来て、私の番が来た!とワクワクが加速した。他にカルダモンコーヒーをオーダーした人はいなかったので。

運ばれてきたコーヒーカップに鼻を近づけると、カルダモンとコーヒーの香りが対等に香ってきて楽しい。カルダモンは強く香って欲しい。弱いとがっかりしちゃうから。コーヒーの旨みとカルダモンの爽やかさが思った以上にマッチしていた。飲み終わった後のゲップ、カルダモンの香りがして良い気分だった(笑)

カルダモンはどの時点でコーヒーに加えるのだろう、レシピを探して自宅で試してみようと思う。

🔸お店情報

hitoma コーヒーとお酒
(最寄り: 銀座線 稲荷町)
https://www.instagram.com/hitoma_coffee_to_osake?igsh=cGh1emdmZTV3YnU1

桃プリン(桃のサイズ中)2,800円  ※要予約
カルダモンコーヒー 1,000円

桃プリンは人気メニューのためインスタで要予約。桃の大きさによって価格は異なるようです。中サイズにしたけど、特大も気になった。

今回はたまたま予約開始5分前にストーリーを見かけて、ジャストで申し込めたのでラッキーだった。食いしん坊運は我ながらあると思っています。

稲荷町から上野まで歩く。
振り返るとスカイツリーが見える景色。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?