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ネガティブだけじゃない?喜ばしい出来事でもストレスの原因に!~A-Co-Laboなりに解説~

皆さん、”ストレス”と聞くと、精神的ダメージや、身体の疲れなどネガティブなイメージがありませんか?

実は、日常の中で起こる様々な変化・刺激がストレスの原因になるようです…!

つまり、ネガティブな変化や刺激はもちろですが、ポジティブな変化や刺激もストレスの原因になり得るようです😲

また、最近世間では、ストレス緩和と睡眠の向上に効果があると言われている、某飲料が人気すぎて手に入らないと話題ですよね。

そこで今回のnoteでは、改めて私達に身近なストレスについて、A-Co-Laboなりにまとめてみました🙌

最近よく聞く〇〇


タイトルに「~A-Co-Laboなりに解説~」と記載しているnoteでは、最近よく耳にするワードと共に弊社では何ができるのかをご紹介しています!今回は「ストレス」についてです!💡

これまでの記事はこちら↓


A-Co-Laboには、臨床心理学の研究者をはじめ、脳波測定を駆使する睡眠の専門家やアニマルセラピー研究者、セラピーロボット開発者が登録しています。
大学所属・企業所属・フリーランスなど様々な立場の方々ですので、必要に応じて多面的な視点からのサポートをご提供できます。

新規事業立ち上げに向けてや、研究開発の面でお悩みでしたら、弊社にご相談いただければと思います!☺️


自己紹介記事はこちら



今回は、こちらの2つのサイトを引用してご紹介します。



1.そもそもストレスって何?


ストレスという用語は、もともと物理学の分野で使われていたもので、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態を言います。
ストレスを風船にたとえてみると、風船を指で押さえる力をストレッサーと言い、ストレッサーによって風船が歪んだ状態をストレス反応と言います。

医学や心理学の領域では、こころや体にかかる外部からの刺激ストレッサーと言い、ストレッサーに適応しようとして、こころや体に生じたさまざまな反応ストレス反応と言います。

ストレスイメージ

私たちのこころや体に影響を及ぼすストレッサーには、

「物理的ストレッサー」
(暑さや寒さ、騒音や混雑など)

「化学的ストレッサー」
(公害物質、薬物、酸素欠乏・過剰、一酸化炭素など)

「心理・社会的ストレッサー」
(人間関係や仕事上の問題、家庭の問題など)

があります。
普段私たちが「ストレス」と言っているものの多くは、この「心理・社会的ストレッサー」のことを指しています。職場では、仕事の量や質、対人関係をはじめ、さまざまな要因がストレッサーとなりうることが分かっています。

心理・社会的ストレッサーイメージ


ストレッサーによって引き起こされるストレス反応は、心理面、身体面、行動面の3つに分けることができます。

心理面でのストレス反応には、活気の低下、イライラ、不安、抑うつ(気分の落ち込み、興味・関心の低下)などがあります。

身体面でのストレス反応には、体のふしぶしの痛み、頭痛、肩こり、腰痛、目の疲れ、動悸や息切れ、胃痛、食欲低下、便秘や下痢、不眠などさまざまな症状があります。

また、行動面でのストレス反応には、飲酒量や喫煙量の増加、仕事でのミスや事故、ヒヤリハットの増加などがあります。

これらのストレス反応が長く続く場合は、過剰なストレス状態に陥っているサインかもしれません。これらの症状に気づいたら、普段の生活を振り返り、ストレスと上手に付き合うための方法(コーピング)を工夫してみることをおすすめします。

また、これらの症状の程度が重かったり長期間続いたりする場合は、専門家(精神科、心療内科)に相談することをおすすめします。

コーピングイメージ


2.ストレスの原因


そもそもストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のことです。

外部からの刺激には、天候や騒音などの環境的要因、病気や睡眠不足などの身体的要因、不安や悩みなど心理的な要因、そして人間関係がうまくいかない、仕事が忙しいなどの社会的要因があります。

つまり、日常の中で起こる様々な変化が、ストレスの原因になるのです。

たとえば、進学や就職、結婚、出産といった喜ばしい出来事でも、変化であり刺激ですから、実はストレスの原因になります。


ストレスイメージ


3.ストレスの現状


少子高齢化、団塊世代の大量退職、成果主義の導入、国際競争の激化、人員削減による負担の増大、経済状況の悪化など、近年、働く人々を取り巻く環境は大きく変化しています。

こうした変化に伴い、仕事でストレスを感じている労働者の割合や、ストレスの内容も変化してきました。

厚生労働省が5年に1回行っている「労働者健康状況調査」によれば、
「仕事や職業生活でストレスを感じている」労働者の割合は、
50.6%(1982年)、55.0%(1987年)、57.3%(1992年)、62.8%(1997年)、61.5%(2002年)、58.0%(2007年)、60.9%(2012年)と推移しており、今や働く人の約6割はストレスを感じながら仕事をしていると言えます。

この割合を年代別に見てみると(2012年の調査結果)、58.2%(20歳代)、65.2%(30歳代)、64.6%(40歳代)、59.1%(50歳代)、46.9%(60歳以上)と推移しており、30歳代・40歳代のいわゆる働き盛り世代のストレスが高く、この傾向は男女ともに共通しています。

職業生活イメージ

ストレスの内容を具体的に見ると(2012年の調査結果)、
人間関係(41.3%)が最も多く、
仕事の質(33.1%)、
仕事の量(30.3%)と続きます。

これを男女別に見ると、男性では
人間関係(35.2%)が最も多く、
仕事の質(34.9%)、
仕事の量(33.0%)と続くほか、
会社の将来性(29.1%)
昇進、昇給の問題(23.2%)
定年後の仕事・老後の問題(22.4%)
についても男性の3人から4人に1人の割合で訴えていることが分かります。

男性ストレスイメージ


一方、女性では人間関係(48.6%)でストレスを自覚している人が約半数を占め、続いて仕事の質(30.9%)、仕事の量(27.0%)と続いています。

これらの結果は、仕事で経験するストレスの内容が性別によって異なることを示しています。職場でストレス対策を進める際には、これらの内容の違いを十分に考慮する必要があると言えるでしょう。


4.自分のストレスサインを知る


ストレスを受けている状態では、眠れない、お腹が痛くなる、怒りっぽくなるなど、何かしらストレスサインが出ているものです。
こうしたサインが出ているからといって、こころの病気というわけではありませんが、気づかないままストレスを受け続けると、さらに調子をくずしてしまうことがあります。

まずは自分のストレスサインを知っておくことが大切です。
そして、そのサインが出ていないかどうか、ときどき自分の状態を観察するようにしましょう。自分のストレスに気づけるようになると、休息を取る、気分転換をするなどのセルフケアが早めにとれるようになります。


ストレスサインイメージ



自分のストレスサイン分かっていれば、ちょっと休憩しよう!と切り替えられたり、あえて違うことをして気分転換するなど、自分を上手くコントロールできそうですね!🧘‍♂️🌿

では、普段の生活ではどのようにストレスと付き合い、何に気をつけたら良いのでしょうか…?🤔

5.ライフスタイルはこころの健康にも大切~生活習慣~


ストレスと上手につきあうには、まず毎日の生活習慣を整えることが大切です。

バランスの取れた食事や良質の睡眠、適度な運動の習慣を維持することが、こころの健康の基礎固めになります。

また、ストレスがたまったときの対策として、日常生活の中で、リラックスできる時間をもつことも大切です。

ゆっくりと腹式呼吸をする、ぼんやりと窓の外を眺める、ゆったりお風呂に入る、軽く体をストレッチする、好きな音楽を聴くなど、気軽にできることをまずやってみましょう。

ただし、お酒を飲んでつらさを紛らわせようとすると、睡眠の質が低下し、こころも不安定になることがあるので気をつけましょう。

生活習慣イメージ




睡眠不足のリスクについて書いたnoteはこちら↓


6.頭を柔らかくしよう~考え方~

ストレスを感じているとき、私たちは物事を固定的に考えてしまうことがあります。

たとえば、「必ず、○○をしなければならない」と考えていて、それがうまくいかないときには強いストレスを感じてしまうでしょう。問題点や良くないことばかりに注目しがちになります。

そんなとき、良くないことばかりではなく、実際にできていること、うまくいっていることに注意を向けるのもよいでしょう。

考え方やものの見方を少し変えてみるだけで、気持ちが少し楽になることがあります。

ポジティブイメージ


7.困ったときは誰かに話してみよう~相談~

困ったときやつらいときに話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。

話すことで自分の中で解決策が見つかることもあります。
相談に乗ってもらえたという安心感も、気持ちを落ち着かせるでしょう。
友人、家族、同僚、地域や趣味の仲間など、日頃から気軽に話せる人を増やしておきましょう。

その一方で、こころと体の不調が続くときには、早めに専門家に相談するようにしましょう。

医師や公認心理師などの専門家や、地域の精神保健福祉センター、保健所、職場の健康管理センター、自治体の相談所など、相談できる場所はたくさんあります。

相談するイメージ

8.5分でできる職場のストレスセルフチェック


厚生労働省、働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」では、4つのSTEPによる簡単な質問で、職場におけるストレスレベルを測定できます!!
気になった方はぜひやってみて下さい✅


A-Co-Laboが出来ること

弊社では、研究者からのアイデア提供や実験計画立案といった、事業開発をお手伝いするサービスをご用意しております。
例えば、クライアント様のテーマに沿って複数の研究者がプレゼンをするイベントや、新製品テストのための評価試験のサポートなどを行ってきました。

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