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蹉跌の思想・意見

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人間や社会についての、意見や考え。
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記事一覧

ゲイとレズビアンのカミングアウトに特別な意味はなく、特別な配慮も必要ない

最近Twitterで、教師が子どもに「自分はゲイだ」とカミングアウトすることへの批判が複数流れてきた。
批判の趣旨は、こんな感じ。

・性的な話をするな
・子どもが他の人に言ったら「アウティングだ」と怒ったり訴えたりしてくるのだろう
・子どもにケアや配慮を求めるな

それで、この批判は全部おかしいと思う。
ゲイやレズビアンには、日常生活において特別な配慮は必要ないし、そのカミングアウトにも特別な意

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生まれたくなかったが、反出生主義者に抗議する

生まれたくなかった発達障害者だが、反出生主義者に抗議する私は、ASDで、ADHDで、鬱で、自律神経が失調している。
反出生主義者が「こんな子が生まれるかもしれないから子どもは産まない方が良い」とか、「生まれた子がこんな風になるかもしれないから子どもは産まない方が良い」とか言うときの
「こんな子」「こんな風」みたいな人間・人生だ。

実際、「幸せですか?生まれてよかったですか?」と問われたら、自信を

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私の批判•誹謗中傷対応の方針と、信念

Twitterをやっていると、そして論争的な話題に関して言葉を発信するほど、批判的な反応を受けることがある。

私は、それを可能な限りは無視しない。
批判をしてくる人とも、対話をする。
少しでもその相手の考えを優しくできるかもしれない。
私にとっても、自分とは違う誰かの感じ方や考え方を知る機会になる。

私は、誰もが、尊重されることによって、他の誰かを尊重できると信じている。
だから、すべての人へ

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誰でも支援を受けられる学校へ

現在の学校では、診断がおりてはじめて、「特別扱い」のように支援が許可されることが多い。
しかし、困りごとがあるなら診断の有無に関係なく支援を受けられた方が良い。
それに、初めから、困難がある子でも過ごしやすい環境にしておけば良い。

困難がある子も過ごしやすい環境を標準に

例えば、ADHDがあると、授業中、教室の掲示物で気が散りやすい。
だから、教室の掲示物はできるだけ減らし、必要なものも色使い

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