マガジンのカバー画像

大好きミュージック

85
目にした好きな音楽を集めます。
運営しているクリエイター

2021年5月の記事一覧

聴いたら眠くなるブルース!? The Black Keysの最新作『Delta Kream』に隠された秘密

聴いたら眠くなるブルース!? The Black Keysの最新作『Delta Kream』に隠された秘密

みなさんこんにちは。
新型コロナに伴う巣篭もり生活によって、楽器を始める方が急増しているそうです。
手軽に始められる、安定した人気を誇る楽器の一つといえば、ギター。
コロナ下の2020年において、アメリカでは大手名門ギターメーカー、Fender(フェンダー)は過去最高の売り上げを記録したそう。同社のCEOアンディ・ムーニー最高経営責任者はとある記事にて「今年の売り上げは2ケタ増、過去最高になる」と

もっとみる
続・下町音楽夜話 0318「愛しの酒ソングス」

続・下町音楽夜話 0318「愛しの酒ソングス」

今月のラジオのお題が決まった。この時期だからこそ「酒ソング」ときた。酒でも飲んで憂さを晴らしたいところだが、そういう性格でもない。せっかくなので酒に関連する選曲を楽しむとしよう。昔は随分飲んだが、少しはアルコールも出す店を経営していると、自ら飲んでいては仕事にならない。そもそもカラダを壊してからは、かなり控えている。消化器系ではないが、やはり飲む気になれない。

さて「酒ソング」とはいかなるものか

もっとみる
魅惑のラテン・ディスコ

魅惑のラテン・ディスコ

今回ご紹介するのは、ルイ・ラミレス(Louie Ramirez)というラテン・ミュージシャンによる「A different shade of black(1976年)」というアルバムです。
これが、ラテン風味あふれるフィリー・ソウル(≒初期のディスコ)となっており、カッコよすぎで、めっちゃおススメです!!

ルイ・ラミレスは、サルサの名門ファニア・レコードなどで、パーカッション奏者、ビブラフォン奏

もっとみる
ブルー・ミッチェル plays スティービー・ワンダー

ブルー・ミッチェル plays スティービー・ワンダー

スティービー・ワンダーの名盤「Songs In The Key Of Life(1976年)」は名曲揃いですが、このアルバムに入っている「Summer Soft」、この曲のジャズ・ミュージシャンによるグッとくる演奏を、今回はご紹介したいと思います!

そのジャズ・ミュージシャンとは、ブルー・ミッチェル(Blue Mitchell)というトランぺッター。
1930年生まれの彼は、ハード・バップの時期

もっとみる

PFM (Premiata Forneria Marconi) - Per Un Amico

ハファエル・ジメネスの新作『A Tongue Full of Suns』(2021年)は、ブラジル音楽とイタリア・プログレの影響を受けているという。イタリア・プログレなんて聴いたことがないのですが俄然興味が湧き、ハファエル氏にメッセージを送りオススメを紹介してもらった…
https://youtu.be/AfOjTYSyFag

ハファエル氏オススメのイタリア・プログレ。「えっと、PFM (Pre
もっとみる

Nick DeCaro「Italian Graffiti」(1974)

Nick DeCaro「Italian Graffiti」(1974)

AORの原点とも呼ばれている名盤ニック・デカロはAORファン、というかソフトロックファンにはお馴染みの方かと思います。
60年代後半にはハーパーズ・ビザール、ロジャー・ニコルズといったソフトロックの名盤にアレンジャー等で参加。それ以降もドゥービー・ブラザーズ、ライ・クーダー、ランディ・ニューマン、ジェイムズ・テイラー、ベン・シドラン等数多くのアーティストの作品に関わっています。また山下達郎さんも彼

もっとみる