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選曲家/ライター。ディスクガイド、音楽雑誌、国内盤CDライナーノーツなどの執筆。196…

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選曲家/ライター。ディスクガイド、音楽雑誌、国内盤CDライナーノーツなどの執筆。1960~70年代の音楽・映画・アートを好んでいますが、最近は新譜を中心に紹介しています。山陰地方の山奥で猫と一緒にのんびり暮らしているとかいないとか。pwm=pee-wee marquette

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    年間ベストアルバムなどのまとめ記事の一覧です。

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Giargo & Baia Zaiana - Crescere

おそらくイタリアの音楽家だと思いますが、Giargo & Baia Zaianaの新曲「Crescere」(2024年)が良いです。ブラジリアンリズムのAOR。メランコリックなメロディとダンディなヴォーカルが印象的です。これは真夜中のドライヴとかに最適でしょう。

    • Caity Gyorgy - Hello! How Are You?

      カナダの女性ジャズヴォーカリスト、ケイティ・ジョージ(Caity Gyorgy)のinstagram。TikTokとかでもよく見かけるジャンプして着替えるやつ(名前がわからない)をやってるんだけど、ヴィンテージドレス姿が素敵です。音楽は新作『Hello! How Are You?』(2024年)から。

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        Casper Tromp - Golden Lady

        スティーヴィー・ワンダーの名曲「Golden Lady」をカヴァーするのは、キャスパー・トロンプ(Casper Tromp)というオランダの男性ピアニスト。スタンダード曲のカヴァー集『Standards』(2024年)に収められている。ソロピアノで、美しいフレーズが溢れ出すようです。

        • 小西康陽 - 衛星中継

          小西康陽さんの新作『失恋と得恋』(2024年)。チェット・ベイカーの晩年の作品みたいなのを予想していたけど、意外にもヴァリエーション豊かなアルバムだった。「衛星中継」みたいなキャッチーな曲もある。個人的には地味で静かな曲を夜中にひとりで聴いて泣くのだろう。

        Giargo & Baia Zaiana - Crescere

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          Malan - Dau Funud

          英国の女性SSW、マラン(Malan)。2020年頃からリリースがあってR&B的な作風が多いです。ところが、新作「Dau Funud」(2024年)は、アコースティックギターの瑞々しい音色が印象的なボサノヴァ風のナンバー。優しく人懐っこいメロディもいい感じです。 https://soundcloud.com/malan-music/dau-funud

          Malan - Dau Funud

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          Nick Leng - The Wind

          深まる秋に聴く音楽。米国LAの男性SSW、ニック・レング(Nick Leng)の新曲「The Wind」(2024年)が素晴らしいです。ピアノの静かな導入から始まり、次第にストリングスが彩りを添え、最後のドラマチックな展開へ。1960年代末のブライアン・ウィルソンのような切ない音楽。 https://nickleng.bandcamp.com/album/the-wind

          Nick Leng - The Wind

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          Emma Smith - Matchmaker, Matchmaker

          英国の女性ジャズシンガー、エマ・スミス(Emma Smith)の新作『Hat-trick!』(2024年)から「Matchmaker, Matchmaker」。1960年代の映画のサントラのような華麗なジャズワルツです。中盤で「待ってました!」と言わんばかりに登場する目眩くピアノソロも素晴らしい。 https://www.emmasmithmusic.co.uk/

          Emma Smith - Matchmaker, Matchmaker

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          名残の灰 - 名残の灰

          Terry & Franciscoの福山輝彦と唐沢寧(n’sawa-saraca)からなる男性デュオ、名残の灰。今年に入って2曲リリースがあるのですが、この「名残の灰」(2024年)が名曲です。チャカポコ鳴ってるリズムボックスにメロウで浮遊感のあるエレピ、切ないヴォーカル。今後に期待です。

          名残の灰 - 名残の灰

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          Natalie Dessay - A bout de souffle

          フランスの女性ヴォーカリスト、ナタリー・デセイ(Natalie Dessay)のクロード・ヌガロ作品集『Nougaro』(2019年)。デイヴ・ブルーベック「トルコ風ブルー・ロンド - A bout de souffle」のカヴァーが収められている。息が詰まりそうな変拍子ジャズヴォーカルで凄いです。 https://youtu.be/uom1wjA7NC4

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          Isabel Lenoir & Facundo Balta - Amor, llegue mi beso hacia ti

          南米ウルグアイの女性SSW、イザベル・レノワ(Isabel Lenoir)。2023年頃からサンバやボサノヴァを何枚かリリースしている。この「Amor, llegue mi beso hacia ti」(2024年)は、男性歌手Facundo Baltaとのラヴリーなデュエット曲で、最近の曲の中では特にお気に入り。

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          Peter Gall - Closing The Chapter

          ドイツのジャズドラマー、ピーター・ゴール(Peter Gall)。最新作『Love Avatar』(2024年)からシングルカットされている「Closing The Chapter」がすごく良い。美しくドラマチックなメロディ、次々とソロを展開する情熱的な演奏が心を捉えて離さないです。 https://compostrecords.bandcamp.com/album/love-avatar

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          Tom Hansen & Live Foyn Friis - Remembering

          北欧ノルウェイで活動するトム・ハンセン(Tom Hansen)。詳細はよく分からないのですが、新作『Inspirations』(2024年)の「Remembering」がいい。メランコリックなメロディのAOR的ブラジリアンナンバー。女性歌手Live Foyn Friisのスキャット/ヴォーカルが印象的です。 https://www.westcoast.dk/artists/h/tom-hansen/

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          J.Lamotta - わらわら

          イスラエル出身の女性歌手J.Lamottaの新曲「わらわら」(2024年)が、まさかの日本語ラップ。超キャッチー。今まで日本人アーティストとコラボしたり、何度も来日している親日家ですが、日本語ラップに挑戦するとは思わなかった。秋葉原でMV撮影してほしいですね。

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          Armando Trovajoli · Godfather - Human Emotion

          アルマンド・トロヴァヨーリが音楽を手掛けた映画『我ら女性の天性 - Noi donne siamo fatte cosi'』(1971年)のサントラ。LP未収録のボーナストラック「Human Emotion」は、Godfatherがヴォーカルを取る疾走感あふれるナンバーですごく良い。映画で使われてるのかな? https://armandotrovajoli.bandcamp.com/album/noi-donne-siamo-fatte-cos-thats-how-we-women-are-original-motion-picture-soundtrack

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          John Mark Pantana · LOVKN - childlike

          米国の男性SSW、ジョン・マーク・パンタナ(John Mark Pantana)。2017年から何枚かリリースしていて、DIYベッドルームポップのような作品が多い。LOVKNとの共作した最新作『Childlike』(2024年)は、Kings of Convenienceみたいなアコースティックサウンドで心地よいです。

          John Mark Pantana · LOVKN - childlike

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          Carlos Aguirre & Almalegría - Melod​í​a que va

          南米アルゼンチンのカルロス・アギーレの近々出る新作『Melod​í​a que va』(2024年)から、タイトル曲が先行リリースされました。Carlos Aguirre & Almalegría名義。アルゼンチンの情景が浮かんでくるような牧歌的なサウンド、流れるメロディが美しいです。

          Carlos Aguirre & Almalegría - Melod​í​a que va